泣く大人 (角川文庫)

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レビュー : 187
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043480043

感想・レビュー・書評

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  • 読んだことあるっけ?と思ったらそれは「泣かない子供」でした。

    日々のこだわりや読書の記録などを綴ったエッセイ。

    「贅沢なかたまり」のレーズンバターがとてつもなくおいしそう…!
    「居場所がある、という気持ち」で書かれている闇と光、夜と不良に関するお話が一番心に残りました。
    「くつろぎの時間」の楽しく生きるための正しい欲望と、気分転換にする小さな労働のお話にとても共感した。
    男友達に関する考えが絶妙に言い得ていておもしろかったです。

    心地の良い文章を書かれる方だなぁと改めて思いました。

  • わたしは江國香織の文章を読むとなんだかイライラする。でも江國香織の本はほとんど買って集めている。この人ほど作家になるべくしてなった人も、珍しいように思う。 「悪意がないということは機微もないということ」というのが、すごく心に引っ掛かった。機微をころされるくらいなら、悪意をもたない人生は送りたくない。

  • 鍵のかかった日記帳、もしくは秘密のノートを読んでいるみたいな感じのエッセイだった。

    自分のことを、「本質的な意味において私はずっと不良だったし、無論いまも不良だ。」といっているが、女性が憧れる女性はみんなそういう不良性を持っているのだと思う。
    まだまだ彼女の作品を読み続けたいと思った。

  • 2015.02.22読了。
    今年7冊目。

    好きだな、江國さん。
    レーズンバターに、豪快な淑女田中さん、男友達、井戸、朝食室。
    わかるわかると共感したり、私もこうありたいと思ったり。

    私にとって贅沢な一冊。

  • 再読。エッセイは進んで読みたいタイプじゃないんだけど、江國香織は別。<雨が世界を冷やす夜>と<ほしいもののこと>のところは特に好き。<男友達の部屋>は、気持ちも状況も自分と違いすぎて、経験的にはちっともわからないはずなのに楽しい。夜にやってる短いドラマみたい。

  • やんわりとたおやかであるようで、割と白黒はっきりしていて、
    シンプルであるようで、実は所どころこんがらがってる本質。
    自分の愛している世界はちょっとしたことで均衡を崩す。
    バランスをとることは本当に難しい。

    江國さんのエッセイは女性として生まれた贅沢でもあり、何とも言えぬ複雑怪奇な奇奇怪怪なしこりでもある。

  • 江國さんのエッセイは初めて読んだのだけれど、波長が合って、とても胸がきゅんきゅんした

    同じ女性であることが、とても嬉しく思える

  • 江國さんのエッセイを初めて読みました。というか、エッセイというものを初めて読んだかも。ところどころ、ああこういう感じ分かる、って思いながら読みました。…でもやっぱり、わたしエッセイって苦手だ。(笑)小説のがいいね。うん。

  • 外国のお話みたい。

  • なんとなく『泣かない子供』よりも先に読んでしまった。江國さんの文章は、なぜこんなに「近い」感じがするのだろう。ふしぎ。素敵なエッセイだった。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。
1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。
代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。

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