アナザヘヴン 下 (角川ホラー文庫 70-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043493029

感想・レビュー・書評

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  • 真の主人公はイケメン君でヒロインはケバ子さんだ。非日常感、残酷な描写をエンタテインメントとして楽しめました。

  • 下巻に入ってからは少し雰囲気が変わって
    精神世界な感じに。

    不思議だ不思議だと色々思うことはあるけど
    本当は不思議な事なんて何も無くて
    沢山の偉人が言っていたように
    人間がイメージ出来うる事は
    もうこの世の中では存在しているのかもなぁと
    私の頭の中も不思議な考えで渦巻いてしまった。


    個人的に、タイトル縛り読書をしていて
    この作品がその第1作目。
    いいスタートを切れた気がします。

  • 上巻はの評価は、限りなく★1つに近い、★2つだったけど、下巻は★3つくらいでもいいと思った。
    登場人物のおちゃらけ感は相変わらずなんだけど、それに慣れたせいもあるのか?
    上巻のストーリは面白いのに読んでいるとだんだんシラケてくるというのは、少なくともなかった。

    日本のコンテンツ(当時はそういう言い方はしなかったが)の妙につまらないところは、ホラーや怪獣映画に「愛」みたいな要素を入れちゃって、はっちゃけられないところだと思うんだけど、これはそれが逆によかった。
    とにかく、ラストでの朝子のいじらしさとシャケ弁に救われる(爆)

  • 思っていたよりすこぶる良かった。映画より断然こっちがいい。

  • アナザヘブン 下巻
    脳を取り出し、料理して食べるという、猟奇殺人が発生し、
    犯人を追っていた、飛高と早瀬のコンビ。
    人間を乗っ取り寿命が来ると乗り換えるを繰り返す、
    得体のしれない存在に翻弄され、その果てに犯人を追い詰める・・・。

    レビューの前に、忘れてるので映画のDVDを鑑賞。
    映画との違いを確かめたところ、
    映画だけを観ていたころと小説を読んだ後の映画では、
    だいぶ違いが顕著に出ていた。
    どちらが良いというより、映画は時間に制約もあるし、
    展開など、色々と違う部分があるのは仕方ない。
    始まりと結末 大まかな部分が同じなことは救いか、
    そのためため映像化してがっかりってことにはならなかった。

    小説は、制約なんてないですから、
    だいぶいろんな出来事があり、ヒロインの行動や
    コンビの勘違いなど、さまざまなエピーソドが盛りだくさんで
    映画の補填というよりは、小説は同じであって別物として
    楽しめました。
    ボリュームが段違いと言いますか、
    上下巻ともに、400ページ越え。
    解説が、ミステリー好きなら避けては通れないかもしれない、
    館シリーズでおなじみ、綾辻行人さんってこともすごいですね。
    飯田譲治さんとは麻雀つながりのようです(笑)
    映画にもちょろっと出てるんだよね。

  • 面白かった

  • 過去の既読本

  • めちゃめちゃ面白かった!!
    こんなにワクワク、ハラハラ、ドキドキして本の世界にのめり込んだのは久々!

    しかも、朝子が愛おし過ぎる!!
    めっちゃ好きなキャラ!
    学も、飛鷹ももちろんいいけどね〜♪

    サイコ、最高〜〜!!!w

  • 105円購入2002-01-22

  • ◆ネタばれがありますのでご注意ください


    上巻の途中で、「向こう側のモノ」による犯罪であることがほのめかされていて嫌な予感がしたが、やはり的中してしまった。物語導入の「マッドクック」のショッキングな描写は強烈で思わずげんなりするほどだったが、後半になるにつれてだんだん緊張感も失われていってしまった。「ナニカ」の正体がミズ(=涙ということをいいたかったのか?)というのもなんだかなーという感じだし、そのミズとの最後の戦いの描写などはまるでB級アニメみたいである。唯一よかったのは朝子のキャラクターか。早瀬が朝子のために全てを捨てるところはよかったのだが、ナニカの力を失わせたのが愛だというところもあからさまに描かれてしまうとちょっと興冷めである。映画のスポットをみたときはもう少し面白そうだったんだけどな。やはり「ドグラマグラ」のような世界観を大きくひっくり返すような作品ってないんだろうか?

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著者プロフィール

飯田 譲治(いいだ じょうじ)
1959年長野県生まれ。1986年、16ミリ作品「キクロプス」で監督デビュー。1992~1993年、フジテレビ深夜連続ドラマ「NIGHT HEAD」で原作、脚本、監督を担当。このドラマの大ヒットによって制作された劇場版の原作、脚本、監督を務めた。
脚本作品には、1995年「沙粧妙子 最後の事件」(CX)、1997年「ギフト」(CX)、飯田譲治映画作品には、1998年「らせん」、2000年「アナザヘヴン」、2003年「ドラゴンヘッド」、テレビ作品には、「幻想ミッドナイト」(テレビ朝日)、「アナザヘヴンエクリプス」(テレビ朝日)など。
著作(梓河人との共著)に、「アナザヘヴン」「アナザヘヴン2」「アナン、」「盗作」他。

「2021年 『NIGHT HEAD 2041(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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