コールドスリープ (角川ホラー文庫 70-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043493074

感想・レビュー・書評

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  • アナザヘブン、ナイトヘッドの名作と比べ、あまりに駄作過ぎるように思えるのは、私だけかな?ショートショートの星新一やら、筒井康隆が同じような手法のものを書いていて、何度も読んでいるが、あちらは、楽しく読めて、これが、どうして、読み進んでいくのが、苦痛なのか・・自分にもよくわからない。とにかく、つまらないです。    2007.7

  • アクの強い短編集(笑)好きなのもそうでもないのもあるけど、遊び心がステキでした。

  • 『アナザヘブン』(まだ読んでないんですが・・・)の作者二人による短編集です。

    最後の「プロダクション・ノートのような対談」でも語られていましたが、作者が二人いることによる視点の広がりが良く活かされていました。
    ちょっと違ったところから観た世界を、深く追求したような、楽しさの中にある恐ろしさを感じる作品集でした。

    「ちょっと長いプロローグ」
    並行世界(パラレルワールド)に迷い込んだ男の物語。
    ぼくダッシュ(並行世界に住むぼく)が沢山出てきたりして、笑える要素が多いように感じましたが、しっかりと世界観が作られていて、独特のパラレルワールドの描き方が素晴らしかった。

    「コールドスリープ」
    コールドスリープから目覚めた登場人物が、脳に影響を受けてしまい、子供のように遊ぶだけの元天才ばかりになってしまうという話。
    地球の存亡がかかった状況で、楽しく遊ぶ子供に戻った天才たちが面白くもあり、恐ろしくもある。

    「破壊する男」
    高校時代に同じ学校に通っていた女性と、偶然野球場で出会った主人公とその女性が奇妙な恋愛を発展させていく、恋愛ホラー?
    出会うとパワーストーンが空から降ってくる二人の恋愛と、主人公の世界観がどんどん変化していく様子が読んでいて面白かった。

  • 奇妙な物語集。

  • ショートフィルムの映画JamFilmsの中にも入っているコールドスリープ。最後の最後に笑ってしまいました

  • 正直、あまり面白く無かったです。
    短編集なのですが、特に面白い作品は無いです。

    ただ、両作者の仕事の対談みたいなものがあり、
    予想通りの仕事の割り振りに納得です。

    結果として、私は梓 河人が好きという事です。

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著者プロフィール

飯田 譲治(いいだ じょうじ)
1959年長野県生まれ。1986年、16ミリ作品「キクロプス」で監督デビュー。1992~1993年、フジテレビ深夜連続ドラマ「NIGHT HEAD」で原作、脚本、監督を担当。このドラマの大ヒットによって制作された劇場版の原作、脚本、監督を務めた。
脚本作品には、1995年「沙粧妙子 最後の事件」(CX)、1997年「ギフト」(CX)、飯田譲治映画作品には、1998年「らせん」、2000年「アナザヘヴン」、2003年「ドラゴンヘッド」、テレビ作品には、「幻想ミッドナイト」(テレビ朝日)、「アナザヘヴンエクリプス」(テレビ朝日)など。
著作(梓河人との共著)に、「アナザヘヴン」「アナザヘヴン2」「アナン、」「盗作」他。

「2021年 『NIGHT HEAD 2041(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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