漂泊者(ながれもの) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043499014

作品紹介・あらすじ

殺人罪の時効は十五年。もうまもなく時効が成立する男が、いまお前たちの目の前にいる。俺だよ-私立探偵の室井。横浜の養護施設新設を計画したら、周辺の住民から反対運動が起こった。しかも牧師や信者にまで嫌がらせが始まったという。調査を依頼された室井はその背景を洗い出していくが…。池袋のさびれた裏通りにある古アパートの住人たちの人生を中心に据えた"風間ワールド"シリーズ。不器用だけれど、どこかいとおしい男たちを描いた傑作長編ハードボイルド。

感想・レビュー・書評

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  • 最近「昭和の香り」という表現をよく目にする。80年代後半を海外で送った私にとって昭和はまだそこにある過去。「大正ロマン」や「明治は遠くなりにけり」じゃあるまいし、頭では理解しても皮膚感覚はない。舞台は86年、バブル幕開けの年。今や絶滅危惧種とも言える国産純ハードボイルドである。冒頭にサハラの神話が挿入される。いや、正確に言えばひとつの神話が形作られて行く過程が語られている。所謂「昭和の香り」芬芬たる物語ではあるが、内藤陳『読まずに死ねるか!』世代としては、内省的でありながら時には饒舌過ぎる語りが堪らない。

  • 砂嵐の中をラクダに乗った日本人のおっさんが、一人のさまよえる日本人青年を助ける・・・
    このストーリーだけでも私は大爆笑だったが、さらにストーリーの最後には手旗信号まで!!(意味がわからないと思った人は読んでみるべし)

    みんなかっこいいんだよ本当。
    すごいかっこいいおじ様たちなんだけど、でもツッコミどころは満載です。

    本当に愛すべき作品だと思っています。

  •  悪徳私立探偵とヤクザ組長がたまらない感じ。

  • ストーリーも人物も良かった。ハマりました!面白いです。ハードボイルドなのに妙に細かい謎解き的な要素も有ります。
    難点を言うなら文章が少し読みにくい点、慣れれば気になりません。

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