子どもの隣り (角川文庫)

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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520077

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  • 「つばめがとまるところは みんな つばめのえきです」(燕の駅)

    少年は一体何をしていたのか、いくつもの人生を毎週経験していたのだとは何なのか。男の息子もまた、どんな人生を送りたかったのか。
    (日曜日の反逆)

    悪いことをしたけど、そのことが自分が自分であることを再認識させてくれた。それを教えてくれた奈良君、伊丹君、そしてお父さんありがとう。

  • 読後になにかすっきりとしない感が多少強いかも。
    少し暗いような、湿っぽいような雰囲気が、自分にはあまり合わないと感じた。

  • 初、灰谷健次郎を読破!
    ちょっと独特。
    読み進めてみると、
    このオブラートの中に
    何があるんだろう、って探検気分。

    江國さんの解説が、どこまでもすてきだ。

  • 子供は大人が思うほど天使みたいじゃないし、けどやっぱり痛々しいくらい無垢なところもある。

    そういう意味でリアルかな~。

  • 短編集。
    題材はいいし、重要だけど、ちょっと短い(。_。*)残念。

    物足りないなぁ。

  • 灰谷さんの描く子どもは子どもっぽくなくて、でも確かに子どもで。
    子どもならでは本質の付き方が本当に素敵だなと毎度思います。

    この本は4作品を集めた薄い短編集ですが、
    そんな短い話の中にも、生と死を子どもに乗せてありありと描いています。

    ほっこりするけれど、どこかヒヤッとさせられる、そんな一冊でした。

  • 「人間は 自分のしていることに 意味が持てないときほど、
     つらいことはない…」

    「作られたものを楽しむのは 少しも悪いことじゃない。
     作られたものの中にも、
     ほんとうらしいものも いっぱいあるもの」

  • 「つばめがとまるところは みんな つばめのえきです」(燕の駅)
    「わたしは父や母をふつうに愛しているけれど、それはときどき、父母を憎んだり軽蔑したりするからだと思う。そういうことを父も母もわかってないみたい」
    「流行ばかり追いかけている子は、いちばん大事なときに、ちゃんとものが見えない子が多いみたい」
    「服装や頭髪のことをいちいち他人に指図されるからいやというのではなく、そんなことをすることで、わたしたちの気持を傷つけているのに、少しもそのことに気がついていない無神経さがいやなんだ」(友)

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  • (メモ:高等部1年のときに読了。)

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著者プロフィール

灰谷 健次郎(はいたに けんじろう)
1934年10月31日 - 2006年11月23日
兵庫県神戸市生まれの児童文学作家。定時制高校商業科を卒業。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)学芸学部卒業後、小学校教師に。そのかたわら、児童詩誌『きりん』の編集に関わる。
短編小説「笑いの影」が問題となり、事件身内の不幸が重なったことを契機に1971年小学校教師を退職、沖縄・アジア各地を放浪。1974年『兎の眼』で児童小説デビュー。その他代表作に『太陽の子』『ろくべえまってろよ』、テレビドラマ化された『天の瞳』などがある。

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