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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784043520091
みんなの感想まとめ
テーマは、社会的弱者に寄り添い、子どもの心を大切にすることです。収録された短編は、障害を持つ子供や貧しい家庭の子供など、多様な視点から描かれており、哀しみと希望が交錯しています。特に「水の話」と「声」...
感想・レビュー・書評
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灰谷健次郎さん。学生時代、『兎の眼』『太陽の子』を夢中になって読んだ。特に、『太陽の子』のふうちゃんに惹かれた。
久しぶりの灰谷さん。古本屋カフェで見つけて、衝動的に買っていた。
子どもの心を抑圧したり、封じ込めたりするものに対するNO!が灰谷節。子ども達に学び、社会的弱者に心を寄せる灰谷さんは、空の上から今の社会情勢を嘆いているかもしれない。
時代は変われど原石は輝いている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4作品が収録された短編集で、どれも素晴らしい作品ですが、私的にはとくに「水の話」と「声」が良かったです。
相変わらず灰谷さんの優しい眼差しが溢れていて、そこに描かれるのは、障害を持った子供であったり、在日朝鮮人であったり、貧しい家庭の子供であったりと、社会的に弱い立場にある人にフォーカスが当てられているので、やはり哀しい。哀しいのですが、それを描いている灰谷さんの眼差しが温かいゆえに、どこか希望や光が見えるし、そうした人達に対する筆者の深い理解と愛情がまぎれもなくあるからこそ、決して上辺だけの感動話に終わっていないし、短編ながらも浅い切り取り方ではなく幸せも不幸せもないまぜになった深みがある。今の時代に灰谷さんがいたらなあ、としみじみ思った。 -
灰谷さんの小説って感じ
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たんたんとして深く「なるほど!」と唸ってしまう。
落語のようです。 -
久しぶりの灰谷さん。色褪せないというか…何故大人になってもこんな世界を描き続けられるのか、とても不思議。大人になると忘れてしまう大切なことを覚えていて、それを作品にできる人。本当に惜しい人。もっと書き続けて欲しかったな。私も、絶対に忘れないと決めたことが沢山あったはずなのにもうほとんど思い出せない。だから時々戻りたくなる、灰谷さんの世界。
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短編集なので、とても読みやすいです。
それと同時に色々考えさせられます。
一番目の「水の話」がかなり印象深い。
在日朝鮮人の子が登場人物だけど、昔も今も在日に対する日本人の考え方って変わらないんだ、と淋しくなりました。
子供たちが、ありのままの感情をぶつける姿が描かれていて、灰谷さんの文章がほんとに優しくて心にしみる一冊です。 -
最後の話が印象的だった。
生徒と教師。子供と大人。
子供を見たら、ああうるさいなー子供嫌い。
とかいう風にしか見てなかった私にとってすごく新鮮で、色鮮やかな世界に驚かされ引き込まれた。
子供の世界に引き戻されたり、また逆に大人からの視点で感情移入してたり10代最後の今出会えてよかったと思う。
またいつか読み返したい。 -
アンコールワットに行きたくなった。
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在日朝鮮人、インドネシアの子供、障害を持つ子供などの話。悲壮感のある内容。
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「水の話」が好き。
教師というものを、ずばっと言い当ててる。 -
灰谷健次郎の本はどれもおすすめやなあ。
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※1998.8.27読了
2008.10.12売却済み -
戦後 沖縄の小学校。新人の女性教師とハエが好きな少年との心の交流が美しい。
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