林先生に伝えたいこと (角川文庫 は 20-21)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 47
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520190

作品紹介・あらすじ

わたしはこのひとのように人生を真正面から受け止め、苦悩していただろうか。若くして罪を犯した女性からの手紙が筆者のもとに届いた。彼女の魂は、障害を持って生まれついたという事実のため、幼い頃から防御の術なく無残に傷つけられてきた。だが、綴られていたのは、死んでしまおうと幾度も思いながら、それでもなお独力で立ち直ろうとする途切れる事なき意志の軌跡だった-。表題エッセイの他、食べることについて、死について、淡路島から沖縄・渡嘉敷島移住の顛末まで幅広く論じる清冽なエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 人を見るもどかしさへの耐性が灰谷先生の魅力。相手にゆとりを持たせるのが優しさであり愛情、そんなのを再確認できるよな本。

  • 灰谷さんはやはり本業の文学の方が断然いい。
    生き方としては、ちょっと超然としているというか、気を遣う。
    と言いながら、ところどころ、うなずけるところもあるので、☆3つ。

  • しゃくりあげて泣きました
    灰谷さんにはいつもしてやられます

  • -

  • ムチャクチャよいッ(>_<)☆

    忘れられないコトバですな◎
    (引用)

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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