天の瞳 成長編II (角川文庫)

著者 :
制作 : 坪谷 令子 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 302
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520329

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の倫太郎が幼少期から成長する姿を色々な人との関わりを通して描かれている。人との関わりの中で成長すること、人との繋がりの大切さを実感する。連作ものだが、是非読んで欲しい。

  • やんちゃな主人公倫太郎やその友だち、彼らを取り巻く大人たちを通して、大人は子どもにどう向き合ったらよいのかを教えてくれます。人間としての必読書!といっても過言ではありません。

  • 暴力事件が起こるが、責任逃れをする学校の管理職とその取り巻き。
    しかし、教師も捨てたものじゃない。少数ながらも心の通った教師が存在する。

    メダカの学校という組織から学校に変化をもたらす彼ら。それに動かされるものは教師、親だった。

  • ここまで読みました。それにしても引っかかるのは、最初の巻の、主人公の母芽衣のエピソード。顔に落書きした息子を、食器洗剤で洗ってみたら?のくだり。その後の芽衣の位置づけを知るにつけても、このエピソードだけが、すごい違和感で何時迄も頭に残って違和感が拭えない。…
    まだ続けて読みます。

  • 人はひとりでも味方がいてくれると、強くなれるのだと思います。自分のことを理解しようとしてくれる人を、もっと大切にしようと思えました。

  • 幼年編1 参照のこと

  • この本を読んでて自分自身が親も学校も思春期の子どもの敵だと思っていたことを気付かされた。生徒・学校・親が協力し合っていくなんて今の学校教育を見ていたら逆に突拍子もない事に見えるし、新鮮に思えた。常識となっている事をもう一度疑おう。非行少年のために直接関係のない1年生が言った「彼を救うために私たちは何が出来ますか?」の言葉。自分以外は全て関係の無いものになっていく中でハッとさせられた言葉だった。

  • P60?倫太郎たちの人間関係のつよさは稀有のものといえるのかもしれない。人々は誰も、そんな人間関係に憧憬を持つ。

    その思いを持っても必ずしもそうならないのは、それを築いていく意志力と生活力のよわさが、克服されなくてはならない課題として多くの人々の中に横たわっているからで、倫太郎の仲間は、その試行錯誤の結果として人々のあこがれる果実を手にしたといえるだろう。

    絆は与えられるものではなく、つくるものである。 ?
    P224?「〜悪いことした者は、罰を受けたらいいというだけだったら、悪いことをした人は、ただ、さびしいだけで、自分のしたことを考えてみようともしないのじゃないないでしょうか。それから、罰を受ければいい、といった人は、その人が罰を受けて戻ってきても、同じ人間だから仲良くしようとは絶対にいわないでしょう。そうすると、やっぱり人を切り捨てるだけになると思います。」?
    p274?せっかく人間に生まれてきたのだから、やりたいことをたくさんやってみたい。うまくいかなくたっていい。そのためにつらいことやかなしいことを味わったってかまわない。やりたいことをやっていることが、いちばんのよろこびなんだから。?

  • 成長編(1)に同じ

  • 図書館で借りて読む。

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著者プロフィール

灰谷 健次郎(はいたに けんじろう)
1934年10月31日 - 2006年11月23日
兵庫県神戸市生まれの児童文学作家。定時制高校商業科を卒業。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)学芸学部卒業後、小学校教師に。そのかたわら、児童詩誌『きりん』の編集に関わる。
短編小説「笑いの影」が問題となり、事件身内の不幸が重なったことを契機に1971年小学校教師を退職、沖縄・アジア各地を放浪。1974年『兎の眼』で児童小説デビュー。その他代表作に『太陽の子』『ろくべえまってろよ』、テレビドラマ化された『天の瞳』などがある。

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