天の瞳 あすなろ編(1) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 342
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520343

作品紹介・あらすじ

あなたが罪にならないために、わtらしたちはなにができますか。中学校での暴力事件に対して一人の女生徒がこんな言葉を発した。生きることとは何かを問うライフワーク

感想・レビュー・書評

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  • きれいごとなのかもしれないけれど、こうありたいと思う名作です。今回は医療の問題にも話題がいき、古い書籍ではあるけれど、社会課題は変わっていないのだなと感じた。

  • 主人公の倫太郎が幼少期から成長する姿を色々な人との関わりを通して描かれている。人との関わりの中で成長すること、人との繋がりの大切さを実感する。連作ものだが、是非読んで欲しい。
    (選定年度:2016~)

  • やんちゃな主人公倫太郎やその友だち、彼らを取り巻く大人たちを通して、大人は子どもにどう向き合ったらよいのかを教えてくれます。人間としての必読書!といっても過言ではありません。

  • 大切な人の死。それは残った人にとって何を意味するのか。
    いつだって分かんない。けど、それをきっかけにきして、意味をつけないと辛いんだよ。

  • 管理的な中学校を変えていく子どもたたの話。
    倫太郎、かっこいい。
    「非行」グループともつながりを模索し、
    親や教師集団の一部ともつながり、
    生徒会も巻き込みはじめ、、、。

  • 積読
    ぜひみんなに読んでもらいたいシリーズ。

    あの悪ガキどもだった倫太郎たちが、中学校で奮闘。学校を変えようと教師や親を巻き込んでいく。
    学校とか教育のありかたを問うている。
    自分自身もいっぱい考えさせられる。
    最後のシーンは泣ける。

  • 倫太郎達のまわりには、本当に素敵な大人もいっぱいいます。こども達にとって、私もそんなふうになりたいです。

  • もう自分の子どもと同じくらいのつきあいで、その成長を見守っている倫太郎たち。
    中学校に入っていろいろあったことが全て彼らの血や肉となって、成長している。
    ここからは、子どもとしてというよりも一人の人間として倫太郎たちのことを見なければならないと感じるくらい素晴らしい成長を遂げている。
    倫太郎たちは、中学校の現状、体質をなんとか変えたいと仲間を募る。
    1年生に素晴らしい団結力が生まれ、2年生のフィリピンの女の子でPTA会長の養女になっているルイも仲間として努力する。
    それぞれが素晴らしい個性を発揮し、認め合い、倫太郎の周りは真剣に物事に取り組む子どもたちが増える。
    そして、駄菓子やのばあちゃん。
    ばあちゃんの体調が悪くなる。死というものを目の当たりにした子ども達。

    倫太郎とミツルが大人びていたのだけれど、青ポンも成長し、みんなが素晴らしい子どもたちになっている。
    その根底にあるのは、倫太郎たちの保育園にあることは間違いない。
    小さい頃からの子どもの成長をこうしてじっくりと読んでいくと、育児というのは子どもに寄り添い、子どもと一緒に成長していくことだとよくわかるけれど、
    それだけではいけない。大人という存在は、子どもと一緒に同じだけ真剣に考えるけれど、もっともっと真剣に考えて、かつ客観的な目を持ち、ひとつ前を見なければならないと思う。もちろん、最初からなんでもお見通しな人は大人であってもいるはずがないから、子どもと一緒に成長するけれど、スタート地点の異なる成長でなければならない。
    子どもたちがこれだけ必死に大きくなろうとする姿は、心を打つと同時に自分も成長することを怠けていてはいけないとしみじみと思う。
    そうして、青ポンのじいさんや駄菓子やのばあちゃんみたいな年寄りになれればいいなあと思う。
    実は、私は灰谷健次郎氏がどこまで作品を書いて亡くなったのか知らない。
    だから、どこまで読むことが出来るのか、せつない思いで次の本を探さなければならない。

  • 幼年編1 参照のこと

  • 自分の枠にはまらないものは受け入れない・・・耳が痛い話だった。もっとその枠を失くしていきたいもの。年をとって病気になったり、体が不自由になったりして老人は孤独になりがち。皆孤独で暴走していくのかもしれない。自分を大切にしてくれた人の死を受け止めるのは大人になっても難しい・・。

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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