天の瞳 最終話 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.10
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本棚登録 : 217
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520374

作品紹介・あらすじ

校内で暴力沙汰がおきて、その対応に悩む倫太郎とその仲間たち。医者である青ポンの祖父に導かれ、自分を見つめる勇気、劣等感の本性に気づき始める…。著者の没後に見つかったライフワーク『天の瞳』の最終話。大阪のささやかな居酒屋を舞台に、弱き庶民たちがこころを通わせる現代人情物語。本物の味、愛の教え、人のつながりとはなにか。著者の願いが込められた最後の新聞小説。2作品とも未完である。

感想・レビュー・書評

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  • やんちゃな主人公倫太郎やその友だち、彼らを取り巻く大人たちを通して、大人は子どもにどう向き合ったらよいのかを教えてくれます。人間としての必読書!といっても過言ではありません。

  • 天の瞳は、主人公の男の子たちが大人になる前に終わっているのが良い。

    この最終話は、灰谷さんが闘病生活に入るために、途中で執筆を中断しているから、
    文章が最後途切れている。

    それを見て、
    ああ、この人が遺してきた作品を、読まなきゃと思った。
    灰谷さんは、教育界においても、偉大だ。。

  • 倫太郎たちの成長をここまでずっと読んでこられてよかった。

  •  いよいよ主人公たち(中学生4人)が中学校の先生をどう変えていくか...というところまで来て、作者の筆が止まってしまった。うーん、残念。
     60歳直前になった私にとっては、「天の瞳」でここまでに登場するじいさんたちがカッコいい。

  • 灰谷先生の未完の遺稿。続き読みたかった。わたしの読書史上最も好きだった作品。十年以上ぶりに最初から読み直したい。

  • 主人公の倫太郎が幼少期から成長する姿を色々な人との関わりを通して描かれている。人との関わりの中で成長すること、人との繋がりの大切さを実感する。連作ものだが、是非読んで欲しい。

  • 灰谷さんが亡くなっていたことを、この本が未完だったことで知りました。もっと先が読みたかったので残念です。信念をしっかり持って生き抜かれた方、まだまだ伝えたいことがあったのでしょう。

  • 最終話。
    灰谷さんにとっても、最期のときに書いた本。
    あまりにも途中で、正直びっくりした。あっけに取られた。
    え、これで終わり?って。
    でも、期待を裏切られたっていうよりは、なんか悲しくなった。

    続きが気になりすぎる。
    こんなに読みたいと思えるってのは、そうそうないんだけど、それほどの本だったってこと。
    そのあとを考えるのは自分でだなと思う。

    この作品は、ホント読んでほしい本!
    大人でも子どもでもどんどん読んでほしい。
    おもしろい、興味深い、ためになる、応援したくなる、自分を見つめ直せる、そんな本だと思う。

  • 灰谷健次郎さんが亡くなったため、もう倫太郎たちの話が読めなくなってしまった。どんな大人になっていくのか…続きが読みたい。とても残念でならない。

  • 本当に「未完」だった。
    灰谷さんが逝ってしまったんだということをあらためて感じた。
    鎌田慧さんの解説が良かった。

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著者プロフィール

灰谷 健次郎(はいたに けんじろう)
1934年10月31日 - 2006年11月23日
兵庫県神戸市生まれの児童文学作家。定時制高校商業科を卒業。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)学芸学部卒業後、小学校教師に。そのかたわら、児童詩誌『きりん』の編集に関わる。
短編小説「笑いの影」が問題となり、事件身内の不幸が重なったことを契機に1971年小学校教師を退職、沖縄・アジア各地を放浪。1974年『兎の眼』で児童小説デビュー。その他代表作に『太陽の子』『ろくべえまってろよ』、テレビドラマ化された『天の瞳』などがある。

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