天の瞳 最終話 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.10
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本棚登録 : 225
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520374

感想・レビュー・書評

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  • 出版されれば、そりゃぁ買ってしまいます

    …ですが、この状態での出版を、天から先生はどう思われているか

  • 灰谷さんの遺作。
    物語は途中で終わるが、なぜか終わり方がものすごく良い。
    あの不良少年元気かなぁ?

  • 天の瞳シリーズは、あまり好きでないので、すべて読んでいるわけではない。
    だが最終話を読んでいて、いろいろ感じるところはあった。
    また最後の作品、ということで、かなり気になっていた。

    『乾いた魚に濡れた魚』は、好みドストライクで、
    またものすごい感銘を受ける。
    それだけに、完結していないことを残念にも思うが、
    途中の作品――なので、灰谷健次郎という作家の仕事の途中を
    見られて、親しげな感じを抱いた。

    よくも悪くも一番最後だ。先生が伝えたかったことは、
    ほぼ取りこぼさずに、私の中に生きていると思う。
    取りこぼしたこと、汲み取れなかったこと、それもたくさんあるとは思うが。
    それでも、先生のお陰で私は、小説家になりたいという
    夢を描いた。叶うかどうかは解らないけれど、今は厚顔無知に「小説家になりたい!」
    などとのたまうことはできはしないけれど、それでも、
    私はこの夢のお陰で、小学生の時 いじめられても 希望を持てた。

  • 2作品とも未完におわった「天の瞳」と「乾いた魚(さかな)に濡れた魚(うお)」が収録されている。大学図書館で働いていると,高等教育サービスとこの作品で語られる「教育」というものののギャップの大きさに愕然とする。自分のぬるさを反省するために「天の瞳」は何度も読んでいる。

  • 灰谷さんは元教師だけあって、子供に対する観察が鋭く、教育者としてとても参考になる本だと思う。まだ途中だけれど、話にどんどん引き込まれて、主人公がどんな成長をするのか、親の対応や先生がどんなふうに変わっていくのかが楽しみになっています。

  • この物語の続きはどこへ行ってしまったのだろう。二度とつむがれることのない言葉。ただよい宙に消えてしまったのか。未完の文字がせつない。

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著者プロフィール

灰谷 健次郎(はいたに けんじろう)
1934年10月31日 - 2006年11月23日
兵庫県神戸市生まれの児童文学作家。定時制高校商業科を卒業。大阪学芸大学(現・大阪教育大学)学芸学部卒業後、小学校教師に。そのかたわら、児童詩誌『きりん』の編集に関わる。
短編小説「笑いの影」が問題となり、事件身内の不幸が重なったことを契機に1971年小学校教師を退職、沖縄・アジア各地を放浪。1974年『兎の眼』で児童小説デビュー。その他代表作に『太陽の子』『ろくべえまってろよ』、テレビドラマ化された『天の瞳』などがある。

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