- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043522026
感想・レビュー・書評
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牧野修氏の四作目の長編小説。1999年作品。
シングルマザーのフリーライターが、宇宙人コンタクティーの取材を始めてから、何者かから集団的に嫌がらせを受ける恐怖を描いた長編小説。
謎の集団が、天啓を受けて殺人犯になった男と、彼を信奉する人達なんですが、この殺人犯、モチーフは、あの人ですよね。殺人犯だけど、その後何冊も著書があって、トークイベントにも出演していたあの人。
タイトルの、アロマ、芳香、は、その男の天啓に関わるもので、あまり恐怖の本筋ではないですかね。
それよりも、殺人者を信奉する人達の怖さを描いたサイコ・スリラーですね。それに超常現象と、SFで香りを加えたという感じ。
チャネラーを信奉するセミナーに通う人達、殺人者を持ち上げる人達を揶揄するような作品のスタンスが、読んでいて小気味良いと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言語が匂いの代わりとなったという設定は面白かった。
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前半のホラー部分が微妙だったけど後半SF展開になったあたりからちょっと面白くなったような。
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かなり前に読んだ作品。なんで読んだのかさえわからない。非現実なSFチックな内容だったと思う。
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ホラー
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あとがきにあるように、まさに闇鍋のごった煮のよう。
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19年5月 社の本棚より
香りの話。
非現実的ホラー小説。