古人骨は語る: 骨考古学ことはじめ (角川文庫ソフィア 257)
- KADOKAWA (1999年12月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043524013
感想・レビュー・書評
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確かに、考古学者向けの人骨に関する「入門書」のようなものはとても少ないように思えます。英語のほうが圧倒的に多いですね。日本語の本も増えていってほしいです。
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藤ノ木古墳の人骨鑑定者,またポリネシア人と日本人の比較近似性の権威ということで,面白いエピソードがあるかと期待したのだが,これは「ことはじめ」の副題通り,一般向けの骨考古学啓蒙書とも言うべきもので,少しお門違いだったようだが,それは私の思い違いだから本書の責任ではない.
骨考古学への関心を喚起するという目的からすれば,記述は平易だし語り口もエッセイ的で,かつ広く浅く押えてあるので,通勤電車の中でも気軽に読める.但し,カバーには全身骨格のイラストと,「古人骨」と大書してあるので,そういうことが気になる人にはブックカバーを推奨.
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