厄落とし (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 77
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043525027

作品紹介・あらすじ

その夜、年明けの挨拶回りにつきあわされ、くたびれ果てて帰宅した恭子を待っていたのは、高校時代のクラスメイト、恵からの電話だった。「お正月早々に墓掘りすることになったんよ」-。表題作「厄落とし」をはじめ、青春ホラーの傑作短編5編を収録。第6回日本ホラー小説大賞短編賞「お葬式」につづく、待望の書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • ホラー短編集であるが、どこかコミカルでユーモラスな独特の作風。「戦慄の湯けむり旅情」が特に面白い。

  • 例により「青春ホラー」の短編集なわけだけど、やっぱり笑える! この人すごすぎるわ。好きな作家リストに入れとこうかなあ。今回のお気に入りは「テディMYラブ」「戦慄の湯けむり旅情」の二つ。
    「テディMYラブ」は、「チャイルドプレイ」のテディベア版、といったところか。今ブームの「バースデーテディ」集めてる人は怖いだろうなあ(笑)。でもなんだか愛嬌はあるし、怖さよりも面白さの方が上。主人公の奮闘ぶりにはもう爆笑。ラストはなかなかに怖いけれど。
    「戦慄の湯けむり旅情」はタイトルからして笑える。どんどん話が意外な方向へ転がっていって、このオチ。一番怖いのは生きてる人間ってことなのか?

  • 105円購入2002-02-06

  • ホラー短編集。
    ホラーなのに笑える独特の作風。
    「戦慄の湯けむり旅情」のインパクトが強い。
    別名義で活動している人らしく、こちらの名前での作品が少ないのが残念。
    もう書かないのかな?

  • その夜、年明けの挨拶回りにつきあわされ、くたびれ果てて帰宅した恭子を待っていたのは、高校時代のクラスメイト、恵からの電話だった。「お正月早々に墓彫することになったんよ」――。表題作「厄落とし」をはじめ、青春ホラーの傑作短篇5編を収録。第6回日本ホラー小説大賞短編賞「お葬式」につづく、待望の書き下ろし。

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    初めてこの人の本を読んだのは、別名義でのファンタジー風のライトノベル作品。こちらの名前を知ったのは、とあるホラーアンソロジー。
    それがなかなか好みの作風だったので、ついに短編集を借りてみた。
    日本のホラーのようにゾッとする怖さはあるんだけど、どこか笑ってしまうそんな作品。シリアスに欠けるというか、その加減がまた面白い。

  • 瀬川ことびは「おそうしき」が好きだったので長編に挑戦したら撃沈して、もう一度勝負!と思って手に取ったらやっぱり撃沈。。。とりあえず、どれもこれも登場人物たちのテンションについていけない。イコール、物語に入り込めない。一番最後の「戦慄の湯けむり旅情」は特に酷かった。ストーリーもどうなのこれ。これのどこがホラー?

  • 図書館に忘れ物したので急いで読みました。
    読みやすい短編が続いてました。
    怖いけれど怖くない。日本独特の怪談の面白さが味わえます。表題の厄落としに始まりどれもこれも恐ろしいなのにコミカル。
    怖い怪談が苦手な人にもちょっとオススメしてみたい。

  • ライトノベルのような感覚で読めますねえ、これは。
    そもそもライトノベルの定義をよく知らないのでこんな偉そうに言ってていいのか知らないですが、まあ軽いです。
    楽しいホラーって感じの短編集でした。
    『戦慄の湯けむり旅情』が一番好きです。
    一緒に温泉旅行に出かけた女子大生四人のうち、三人が旅館のひとによって、殺されて…、とか何とか説明しようとすると香堂の語彙じゃグロそうにしかならないとかいう悲劇ですが、なんだかおもしろいです。
    椿ちゃんが一番好き。かっこいい。笑 
    表題にもなっている『厄落とし』の、トリちゃんも好きですね。なんか可愛い。
    ニーチェとか、エリザベート・バートリとか、さりげなく知ってるような知らないようなひとの名前が出てきますね。
    エリザベート・バートリは知ってるけど、ニーチェはよく知らん。名前は聞いたことある。
    軽いホラーを読みたいひとにおすすめ。

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