八月の降霊会 (角川文庫)

  • 角川書店 (2000年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784043528028

みんなの感想まとめ

降霊会を舞台にした本作は、富士山麓の山荘に集まった一見無関係な人々が織りなすサスペンスフルな物語です。招待客たちの秘められた過去や過去の誘拐事件、殺人事件などが絡み合い、異様な雰囲気を醸し出します。霊...

感想・レビュー・書評

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  • 再読感想。富士山麓の山荘に集められ行われる降霊会の目的とは…
    曰く有りげな人々、過去の誘拐事件、殺人事件、謎の手記、様々な要素が絡み合い異様さを増していく展開!
    オカルト、ミステリどちらに着地するのか…?
    知りたい方は降霊会に是非ご参加を…

  • 好きな作者だったので。

    資産家の戯れなのか。
    山の別荘で開かれる降霊会に招かれ、
    いや金と力にものを言わせ集められたのは、
    誘拐犯を父に持つメイドに至るまで過去に秘密を持つ者ばかり。

    はたして霊媒師は「本物」なのか、
    誘拐され戻っていない男の子はどうなったのか、
    資産家のも目的は何なのか。
    そして、殺人。

    最初のあたりは、
    名前がでてこないシェフが怪しいと思ったら、
    やはり他の人物と関係があったか、とか
    これが伏線なのか? これも手掛かりなのか?と
    きりきり舞いしながら読んでいた。
    途中から心霊要素が強くなってからは、
    さらにちょっとついていけなくなる。

    探偵役の主人公だと思っていたのに、
    ちょっと衝撃的な結末だった。

  • ホラーと思わせてミステリのパターンを期待したが、結局ミステリなのかホラーなのか、よくわからないオチ。あまり好みではなかった。

  • これはこれでいいんじゃないかと思うには長すぎた。中編くらいならいいけど結構時間かけて読んだのにこれはちょっと。

  • とりあえず8月中に読んでおこうと思って読んでみました。
    なんだかいろいろとスッキリしない話だったなぁ。
    こういう心霊落ちにするんだったら途中の殺人事件とか必要だったのかなぁ。
    自分の理解力がないせいなのかいまいちわかりにくい物語でした。

  • ホラー的な要素を盛り込み、科学的な(人為的)な解釈で問題を解決する
    ミステリーはこれまでに何冊か読んだが、本書はまったくその逆のパターンで結末をむかえた!!!

    降霊会という霊的な要素満載で物語は進み、手記という形でますます
    霊の仕業的な話にもっていくのだが、探偵役により一旦は理路整然とした
    解釈がもたらされ、事件解決!と思わせるのだが、最後に全てが超常現象による話であることが明らかにされる。

    たぶん、こんなパターンは初めてなので読後スッキリ感がなかったのだが、これはこれでかなりのドンデン返しで、だまされた爽やかさがある。

  • 閉ざされた洋館ものミステリが好きなんだなあ、という自分の嗜好を再認識。最後がミステリじゃなくてホラーっぽい不完全燃焼オチになってしまったのがちょっとがっかりだけど、雰囲気はとても好きで最後以外は楽しく読んだ

  • 2010/6/21
    サスペンスフル本格ミステリー!
    と本書の紹介には書かれていましたがこれはホラーです。

    最後の最後までホラーに突き進むのか、それともミステリーとして収束するのかとヤキモキさせますが、ワタシの出した結論はホラー。
    確かにミステリー的な解釈ができる場面もありますが、ちょっとミステリー的な要素が薄かった気がします。

    よくホラーとミステリーの融合と言いますが、このジャンルはミックス度合いが難しい。
    例えば密室殺人があって、散々引っ張ったあげくそのトリックは「犯人が呪い殺した」ではクレームの嵐。
    だからと言って、怨念が巣食う館で怪奇現象が発生。誰もが恐怖のドン底にいる中で密室殺人が発生。超常現象が起こる屋敷で探偵が淡々と論理的なトリック解説をしたあげく、犯人が実は幽霊だった。というストーリーでもなんか無理がある。
    ホラーという非現実的な物語とミステリーという極めて現実的な物語を見事に融合するのは並大抵な事ではないでしょう。

    そういう意味ではその昔、ファミコンのディスクシステムであった『ファミコン探偵倶楽部2 うしろに立つ少女』はまさにホラーとミステリーがうまく融合されたゲームだったと思います。




    2010/5/14
    夏に向けてホラー小説を探してます。それほど昔の本ではないですが、新品入手は難しそう。ホラー小説を中古で購入ってちょっと怖いです。。

  • 若竹七海さんにはハズレはない、、、と思っていましたが、私的にはこれはハズレだったなぁ。

  • 2004年9月8日読了

  • ミステリーとホラーの要素が両方で面白かった。ラストが??(読了'08/03)

  • 届けられた一通の手紙。「降霊会のお知らせ」それは、富士山麓の山荘への招待状だった。その山荘に集められた人々。そして、降霊会が始まった。霊媒師は、そこに集まった人々の誰も知らないはずの隠されていた過去だった。
    次々と起こる不思議な現象。そして殺人。人骨も出て来て、山荘は異様さを増していく。降霊会は、何のために・・。ここに集められた人々は、どんな接点があるのか?
    ホラー感覚で進む本格ミステリーです。

  • 山荘と言っても、建物に閉じ込められるわけではないです。
    集まった人たちは皆叩けば埃の出る人ばかり。
    そんな人たちを集めた主催者の本当の降霊会の目的は?
    6歳の男の子が誘拐されて殺されてしまうのですが、
    子供が恐怖を味わい、母親に助けを求める声は読んでて嫌だった。
    子供が犠牲になる話はできるだけ避けているのに・・・。
    後味悪いです。

  • 怖いです!ホラーか?いやミステリーです、ラストが鮮やか・・・でも読後感は怖いです・・やっぱり。

  • ホラーなのかちゃんと理のあるミステリなのか、最後の方まで判断に迷った。超常現象で押し切られてしまったか。ちと残念。でも終盤の場面は絵的に面白いな、と。悲惨だけども。

  • オチにがっかりしてしまいました。

  • これは久しぶりにヒットした。
    はっきりあらすじは覚えていないけどセリフとか最後とか忘れられない。
    あの最後は気になる…というか好きだった登場人物がどうなったのかが。
    最初は現実っぽい話だったけど最後の方になるとサイコホラーっぽくなっていた。
    これは買っても損はないと思う。
    古本屋で売ってたら買おうかなと思ってる。

  • 女流作家の南澤秀子の秘書となった渡部司は、作家宛てに届いた水屋征児の招待する降霊会のお供をする事になった。
    場所は富士山麓の水屋家の別荘。そこに集められた人々は、一見何の接点も無い人だったが、それぞれ曰くありげの過去を持っていた。徐々に接点が明らかになる。やがてそれは一人の行方不明の長谷川ユウを中心に一つに繋がってゆくのだった。


    うーん。設定は面白いんだが、なんでしょう?読了後にイマイチ面白味が残らない。
    ミステリーもしくはホラーなので、こーゆーのはアリかな。とも思うが、どうもあたしには面白く感じなかった。読み方が浅かったのかしら。

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著者プロフィール

東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。1991年、『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。その他の著書に『心のなかの冷たい何か』『ヴィラ・マグノリアの殺人』『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』などがある。コージーミステリーの第一人者として、その作品は高く評価されている。上質な作品を創出する作家だけに、いままで作品は少ないが、受賞以降、もっと執筆を増やすと宣言。若竹作品の魅力にはまった読者の期待に応えられる実力派作家。今後ブレイクを期待出来るミステリ作家のひとり。

「2014年 『製造迷夢 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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