八月の降霊会 (角川文庫)

著者 : 若竹七海
  • 角川書店 (2000年8月発売)
3.02
  • (3)
  • (5)
  • (46)
  • (8)
  • (1)
  • 本棚登録 :154
  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043528028

八月の降霊会 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ホラー的な要素を盛り込み、科学的な(人為的)な解釈で問題を解決する
    ミステリーはこれまでに何冊か読んだが、本書はまったくその逆のパターンで結末をむかえた!!!

    降霊会という霊的な要素満載で物語は進み、手記という形でますます
    霊の仕業的な話にもっていくのだが、探偵役により一旦は理路整然とした
    解釈がもたらされ、事件解決!と思わせるのだが、最後に全てが超常現象による話であることが明らかにされる。

    たぶん、こんなパターンは初めてなので読後スッキリ感がなかったのだが、これはこれでかなりのドンデン返しで、だまされた爽やかさがある。

  • 閉ざされた洋館ものミステリが好きなんだなあ、という自分の嗜好を再認識。最後がミステリじゃなくてホラーっぽい不完全燃焼オチになってしまったのがちょっとがっかりだけど、雰囲気はとても好きで最後以外は楽しく読んだ

  • 一通の手紙「降霊会のお知らせ」、すべてはそこから始まった―。富士山麓の山荘に集められた一見何の接点もない人々。降霊会、それは単なる娯楽でしかないはずだった。しかし、霊媒師の口から出てきたのは、誰も知るはずのない招待客の秘された過去。死体、人骨、異様さを増していく山荘。降霊会に絡んだ忌まわしき意図とは?招待客の点が線で結ばれたとき、すべての謎が明らかになる。

  • 2010/6/21
    サスペンスフル本格ミステリー!
    と本書の紹介には書かれていましたがこれはホラーです。

    最後の最後までホラーに突き進むのか、それともミステリーとして収束するのかとヤキモキさせますが、ワタシの出した結論はホラー。
    確かにミステリー的な解釈ができる場面もありますが、ちょっとミステリー的な要素が薄かった気がします。

    よくホラーとミステリーの融合と言いますが、このジャンルはミックス度合いが難しい。
    例えば密室殺人があって、散々引っ張ったあげくそのトリックは「犯人が呪い殺した」ではクレームの嵐。
    だからと言って、怨念が巣食う館で怪奇現象が発生。誰もが恐怖のドン底にいる中で密室殺人が発生。超常現象が起こる屋敷で探偵が淡々と論理的なトリック解説をしたあげく、犯人が実は幽霊だった。というストーリーでもなんか無理がある。
    ホラーという非現実的な物語とミステリーという極めて現実的な物語を見事に融合するのは並大抵な事ではないでしょう。

    そういう意味ではその昔、ファミコンのディスクシステムであった『ファミコン探偵倶楽部2 うしろに立つ少女』はまさにホラーとミステリーがうまく融合されたゲームだったと思います。




    2010/5/14
    夏に向けてホラー小説を探してます。それほど昔の本ではないですが、新品入手は難しそう。ホラー小説を中古で購入ってちょっと怖いです。。

  • 若竹七海さんにはハズレはない、、、と思っていましたが、私的にはこれはハズレだったなぁ。

  • 2004年9月8日読了

  • ミステリーとホラーの要素が両方で面白かった。ラストが??(読了'08/03)

  • 届けられた一通の手紙。「降霊会のお知らせ」それは、富士山麓の山荘への招待状だった。その山荘に集められた人々。そして、降霊会が始まった。霊媒師は、そこに集まった人々の誰も知らないはずの隠されていた過去だった。
    次々と起こる不思議な現象。そして殺人。人骨も出て来て、山荘は異様さを増していく。降霊会は、何のために・・。ここに集められた人々は、どんな接点があるのか?
    ホラー感覚で進む本格ミステリーです。

  • ★あらすじ★霊媒師の母娘・作家と秘書・占い師の娘・アルコール中毒の女など、それぞれ後ろめたい過去を持つ参加者のもとに、降霊会の招待状が届く。差出人は水屋征児という人物。参加者達と水屋の甥二人は山荘に集められ、「降霊会」が行われる。参加者達の過去が次々と暴かれていく…。
    ★感想★「閉ざされた山荘」という王道の設定をどう描くのか?と興味を持って読みました。逃げられない状況の中での心理描写には惹き込まれます。一番の不満点は、謎をきちんと解明せずに終わらせているところ。ミステリなのかホラーなのかはっきりしないままで読み進めてしまったので、ラストの物足りなさは否めません。謎解きがきちんと書かれていれば、かなりの傑作だったかも。

  • 山荘と言っても、建物に閉じ込められるわけではないです。
    集まった人たちは皆叩けば埃の出る人ばかり。
    そんな人たちを集めた主催者の本当の降霊会の目的は?
    6歳の男の子が誘拐されて殺されてしまうのですが、
    子供が恐怖を味わい、母親に助けを求める声は読んでて嫌だった。
    子供が犠牲になる話はできるだけ避けているのに・・・。
    後味悪いです。

全17件中 1 - 10件を表示

八月の降霊会 (角川文庫)のその他の作品

八月の降霊会 単行本 八月の降霊会 若竹七海
八月の降霊会 (角川文庫) Kindle版 八月の降霊会 (角川文庫) 若竹七海

若竹七海の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
宮部 みゆき
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

八月の降霊会 (角川文庫)はこんな本です

八月の降霊会 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする