媚薬 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 20
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043537013

作品紹介・あらすじ

マレーシアのラン園で謎の男に出会ったときから、フリーライターの磯良のまわりでは、次々と人が死んでいく。美青年、茅島に仕掛けられた妖しい罠。調べ始めた磯良の前に、異様に肥った男が現れた。茅島に恋する啓子は、インターネットで手に入れた媚薬を彼に密かに飲ませるが…。一方、街中でも眠るように死んでいく若者が急増していた。忍び寄る自然の恐怖を描く、美しくもおぞましいファンタジック・ホラー。

感想・レビュー・書評

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  •  怖いかどうか……と聞かれれば、怖くはない。おそらく私の身に同じことが起きるとは思えないので。
     ただ、ヒロイン?の啓子の思考回路は怖い。彼女がラスボスだったらさぞかし怖かろう、と思うのです。

     そして平成12年に出版された小説を、今読むと、携帯もインターネットもある時代なのに古さを感じる。
     うーん。たかだか10年と少しなのに、ITの進化はすさまじいね。

  • 著者の描く人物が好きです。
    美しくも不気味な花をモチーフに日本の閉鎖的で湿ったぬるい恐怖が漂う彼女独特の空気感は秀逸です。その根源がすぐ身近にあることを想像するとぞっとします。
    死に方がグロテスクなわけでもホラー要素が目新しいわけでもありませんが、この本の世界観に引き込まれました。

  • 何とも例えようがないな。笑
    あえて言うならば『天使の囀り』と『夏の滴』を足して『ワタシnoイエ』で割った感じ。
    (うわー例える小説がマイナーか…?)
    普通に面白かったです。こういう話大好きです。
    でもラストはいまいち……というか完全に読めましたよ最後。
    こういうストーリー展開を読み慣れているからだろうか。
    あと一歩といった感じでした。

  • あいかわらずの図子節。ぐいぐい引き込まれる。

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著者プロフィール

1986年、「クルトフォルケンの神話」で集英社コバルトノベル大賞を受賞し、作家デビュー。少女小説を中心に活躍しながら、ファンタジーやホラーなど幅広いジャンルを手がける。SF小説に『アンドロギュヌスの皮膚』(河出書房新社)、『ラザロ・ラザロ』(早川書房)など。人工知能学会監修の『人工知能の見る夢は AIショートショート集』にも寄稿。

「2019年 『5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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