崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)

著者 : 貫井徳郎
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月25日発売)
3.21
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  • 本棚登録 :945
  • レビュー :113
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043541027

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 結婚生活においての怖い8つの物語。
    8話それぞれ最後は極端な終わり方をしているが誰もが起こりうる環境によって一つ間違えればこのような話が自分にもふりかかってくるんじゃないかと思うような現実感。
    非常に身にしみた話でした。

  • 初期の頃を含む短編集。結婚とは一種の契約、別人が協力して共同生活を送るのだが、些細なきっかけで破綻する。本作においても、誰もが陥るかもしれない日常の罠が描かれている。それぞれの関係が壊れていくさま、救いようのない、含みを持たせた結末は貫井さんらしいと感じる。

  • ドロドロでぐちゃぐちゃだけど結構すき

  • これは面白かったですね! 好みかどうかは別として…解説者の言葉にもあったように、貫井氏は男性にも関わらず、主婦の心理とか? 表現するのが上手いと思います!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    しかも、この短編集はまだ貫井氏が若い頃に書いたもののようで…主婦に取材する、みたいなことをしてもここまで肉薄した描写ができるかどうかも微妙ですし、まあ、これはひとえに貫井氏の才能と言う物でしょう…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    というわけで、今回の短編集を機に貫井氏に興味を持った私。暇を見てまた別の作品に手を伸ばそうと思います…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 結婚をテーマにした8つのちょっと怖いミステリー短編集。読みやすくて面白かった。ろくに働きもしない夫と息子。周りの友人たちは恵まれた生活を送っているのに疲れきっている主婦がどんどん追い詰められてく「崩れる」。ラストで浮かんだもう一人の犯人が意外な「見られる」が印象に残った。

  • 目次
    ・崩れる
    ・怯える
    ・憑かれる
    ・追われる
    ・壊れる
    ・誘われる
    ・腐れる
    ・見られる

    初期の作品のせいか、全体的に文章が硬い感じがする。
    どんでん返しがうまく効いている作品もあれば、予想通りの結末のものもあるが、概して読後感はあまり良くない。

    崩れる前にまずどこかが壊れているのだ。
    自覚のない損傷が、何かのきっかけで崩壊へと向かう。
    怖いのは自覚のない損傷。

    表題作はまさしく、それが生んでしまった悲劇が書かれている。
    けれど、読みながら終着点はそこだろうと予想がついてしまったのが残念。

    「誘われる」は、ちょっとフェアではないような気もするけれど、うまくだまされた。

  • サブタイトルの通り、結婚にまつわる八つの短編小説である。

    恐れず意見を言わせてもらえるなら、個人的には特に目新しさを感じる話はなく、あまり印象に残らなかった。

    決してつまらないわけではなく、可もなく、不可もなくといった感想。

  • 結婚にまつわる心境、特に女性目線の子育て、家庭内不和、ストーカー、不倫における心情描写か意外や優れてる。
    短編も貫井徳郎ステキ。長編の重々しいさらに心理の奥底でもがき苦しむのも好きだけど、一瞬の文章のきらめきが短編では味わえた気がする。

  • 結婚にまつわる八つの短編集。

    どこにでもありそうな崩壊、という身近な恐怖を感じられました。
    人間少しずつ狂っていくよね…
    一番最後の話がとても身につまされました(´;ω;`)

  • 短編集なので読みやすい上に、ラストに向かう時のドキドキが止まらずあっという間に読んでしまった。

    ストーカーの話や不倫の話は、身近にある話でリアリティがあって怖い。
    結婚生活の脆さが伝わる内容で、未婚の自分にとって、さらに結婚が怖くなった…。
    怖くて夜読めなかった…。

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