サイバラ式 (角川文庫 さ 36-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 308
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043543014

感想・レビュー・書評

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  • 本棚整理中につき再読 52

  • 私にはよく分からなかった

  • 凡作

  • 息抜きとはこのことをいう。

    サイバラ氏に触れたのはやはり麻雀を覚えた高校生の頃だったのだろうか。そのあたりの記憶は確かではない。ただ本作を通してみる限りなく当時の彼女のものいいと「師匠:銀玉親方」の関係が面白い。

    自分は日本の田舎から出てきたとは言えないが、今住んでいる街からみれば田舎から出てきたことに分類されるに間違いないであろうことを考えると感慨深い。彼女の定義するところの「貧乏」を根源とする数々の意義ある所産が意義深い。そしてその彼女の描くマンガがとっても深い。

    近頃の彼女ももっと知りたくなってきた。そんな気持ちは止められない。

  • エッセイは痛快だし、漫画はなんだかじーんとしますね。
    自分の夢を実現するための行動力をほんと尊敬!見習わなくては…

  • 漫画少し、エッセイと言うか対談? みたいなの少し。
    薄い本なのでサラッと読める。
    サイバラとその友達がいかに無茶なのか、そんなことが書いてある。

  • 全く、楽しめない。
    『自伝的エッセイ』

    貧乏であること。
    それゆえに 人間性が 歪んでしまった。
    また デブにもなった。

    そうだからこそ、友人もいない。
    寂しいなぁ。
    それで、金持ちになった。

    坂を転げ落ちるのはいつなのだろう。
    他人の不幸は 蜜の味。

    とほほ。

  • 2914/4/25

    エッセイ+漫画。
    エッセイの方は言葉も性格も悪くて読んでいて嫌。
    でも漫画は切なくて良い。
    ほんとこの人ひねくれ者なんだろうなーと思った。

  • 西原理恵子デビュー近辺の山崎師匠との共作エッセイ集。そういやこんな時代もあったのね、と。

  • 私はサイバラという漫画家を知らなかった。なので、この本を人が勧めているのを聞いた時には「サイババ式」と勘違いしていた。なんか胡散臭い本だな~と思っていた。正体を知った今でも、「サイバラ」を読むときのアクセントは「サイババ」と同じである。
    ところで本書は、サイバラ本人についてのエッセイと、ほのぼのした(そしてちょっと物悲しい)漫画で構成されている。サイバラが普段どんな漫画を書いているのか知らないのだが、この本の中のショートストーリーはなかなか良い。ノスタルジーを感じてしまう。
    一方エッセイのほうは何だか内輪ネタという感じで、いまいち入っていけなかった。基本的には漫画家サイバラを知っている人向け。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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