聖徳太子はなぜ天皇になれなかったのか (角川ソフィア文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043551019

感想・レビュー・書評

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  • 2013/07/11:読了
    もう少し、読みやすいと思ったけど、...

  • 想像の翼をひろげて古代史の謎を追ひかけるつもりでこの本を讀むとがつかりするかもしれない。<BR>
    <BR>
    この本はアカデミズムの立場から聖徳太子をめぐる謎を整理して、常識的なところに落ち着かせてくれる。(落ち着きたくなくても)<BR>
    あとがきで、著者は、聖徳太子に關する「想像本」の例をあげて、それらの本とは一線を劃した本であることを主張してゐる。<BR>
    でも、時にはさうした「想像本」を讀んで古代への浪漫を育むことが、私には必要なのである。<BR>
    <BR>
    「曰く、聖徳太子は二人ゐた。曰く、聖徳太子は蘇我馬子だつた、否、蘇我入鹿だつた。曰く、聖徳太子はその妻と心中したので、死後、怨靈として法隆寺で祀られることになつた。曰く、聖徳太子は突厥とよばれる騎馬民族の王で、海を渡つて我が國にやつて來た。」<BR>
    これらの「想像本」を讀んでみたくなる氣にさせてくれる本である。<BR>
    <BR>
    2003年4月12日讀了

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著者プロフィール

1957年、東京都に生まれる。1986年、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。1997年、博士(史学、学習院大学)。現在、学習院大学ほか非常勤講師 ※2017年2月現在【主な編著書】『古代王権と大化改新―律令制国家成立前史』雄山閣、1999年。『古代の皇位継承―天武系皇統は実在したか』吉川弘文館、2007年。『日本書紀の虚構と史実』洋泉社、2012年。『大化改新と蘇我氏(敗者の日本史1)』吉川弘文館、2013年。『日本古代史の読み方 456-785 皇位継承事件に隠された真相を探る』KADOKAWA 、2013年。

「2017年 『蘇我氏と飛鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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