殺人鬼 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 327
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043555048

作品紹介・あらすじ

あの晩、私は変な男を見た。黒い帽子を被り、黒眼鏡をかけ、黒い外套を着たその男は、義足で、歩くたびにコトコトと不気味な音を立てていた。そして男は何故かある夫婦をつけ狙っていた。彼の不審な挙動が気になった私は、その夫婦の家を見張る。だが、数日後、その夫のほうが何者かに惨殺されてしまい-。表題作「殺人鬼」をはじめ、「百日紅の下にて」も収録した短篇集。名探偵・金田一耕助が四つの事件に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 4つの短編からなるミステリー作品ですが、どの話も面白かったですね!特に最初の殺人鬼と最後の百日紅の下にては、両方義足の復員兵が出てきて、繋がりがある話なのか?と思いきや全く関係ありませんでした・・・
    それにしても短編ながら、しっかりとしたミステリー作品にどれも仕上がっており、さすがは金田一耕助シリーズだと感心するのでした!

  • H30.04.28 表題作『殺人鬼』のみ読了。

    江戸川乱歩の作品みたいで、ストレートに犯人が判明していくのではなく、二転三転、となっていくのが個人的には読んでいて疲れる作品だった。
    ややこしいと、読んでいて段々興味がなくなってどうでもよくなってしまう自分の性格・相性に気付けた。

    H30.05.04 『黒蘭姫』読了。

    まず、序盤から多分この人が犯人だな、と分かるくらいにコンパクトな話。
    すっきりまとまっていて読みやすいが、衝撃や驚きはないので流れる様に終わった感じ。

  • 少年時代、江戸川乱歩が大好きでよく読んでいた。
    横溝正史の金田一シリーズは映画の犬神家の一族等に代表されるあのオドロオドしい雰囲気が子供心に恐ろしくて敬遠して読まずに大人になっていた。
    あらためて短編シリーズだが読んでみると面白い!
    怪人二十面相の方がよっぽど怖いくらいだった。
    なんだか安定の推理小説って感じで推理小説をそんな風に読んだらいけないのだろうけど安心して読める感じがした。
    「百日紅の下にて」はもの悲しい物語だったけど最後に金田一が獄門島へと向かって行ったのはワクワクさせられた。
    今度は長編に挑戦してみよう。

  • 『殺人鬼』『黒蘭姫』『香水心中』『百日紅の下にて』の4つの短篇のなかで『百日紅の下にて』が一番好き。最後がたまりません。「蒼茫と暮れゆく廃墟のなかの急坂を、金田一耕助は雑嚢をゆすぶり、ゆすぶり、急ぎ足に下っていった。瀬戸内海の一孤島、獄門島へ急ぐために――。」このあと獄門島に続くわけでそういう繋りとか、警察の繋りとかも金田一耕助のシリーズの読みどころだと思う。

  • 「百日紅の下にて」が石持浅海が作家を目指す契機になったとか。

  • (2016-10-22L)(2016-11-29L)

  • (^^)

  • 2016.02.07

  • 短編集。さくさく読めた。金田一耕助シリーズ。

  • 金田一シリーズの短編小説詰め合わせ。
    結構ラクに読めました。
    長編の二転三転の緊迫感は少ないですが、ピンポイントで圧縮されている気がします。
    戦後雰囲気は出てますが、下手に二時間ドラマ見るよりは面白かったです。

    金田一耕助……事務所持ってたんですね……

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著者プロフィール

横溝 正史(よこみぞ せいし)
1902年5月24日 - 1981年12月28日
兵庫県生まれの小説家、推理作家。本名は同名で「よこみぞ まさし」。筆名を誤読した作家仲間にヨコセイと渾名され、セイシをそのまま筆名にするようになった。
1921年『恐ろしき四月馬鹿(エイプリル・フール)』が雑誌『新青年』の入選作になり、これが処女作とみなされる。 1926年に江戸川乱歩の招きに応じて上京、博文館入社。1927年『新青年』の編集長に就任、その後『文芸倶楽部』『探偵小説』等の編集長を務めながら創作活動を続けたが、1932年に同誌が廃刊となり、会社を退社。専業作家に。
金田一耕助を生む。第1回探偵作家クラブ賞(後の日本推理作家協会賞)長編賞を受賞した『本陣殺人事件』をシリーズ第一作として、以降多くの「金田一耕助」シリーズ作を残す。代表的な作品に、1947年『獄門島』、1949年『八つ墓村』、1950年『犬神家の一族』、1957年『悪魔の手毬唄』など。

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