- KADOKAWA (2006年12月22日発売)
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感想 : 24件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784043555055
作品紹介・あらすじ
当時の交友関係をベースにした物語「素敵なステッキの話」。外国を舞台とした怪奇小説の「夜読むべからず」や「喘ぎ泣く死美人」など、ファン待望の文庫未収録作品を一挙掲載!
みんなの感想まとめ
多様なテイストの短編とショートショートが収められた作品集で、特に横溝正史の独特な雰囲気が楽しめます。収録された作品は、怪奇小説から日常の謎、ユーモア系まで幅広く、読者を飽きさせません。中でも「河獺」や...
感想・レビュー・書評
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未読の横溝作品発掘シリーズ(←?)。
本書は文庫未収録の短編+ショートショート全18話が収録されている作品集となっております。
因みに金田一さんはどの話にも登場しませんし、ミステリではない小話もあったりと、いつもとは違ったレアなラインナップといえるかもですね。
個人的に好みだったのは、横溝センセならではの怪奇チックな雰囲気とミステリのバランスが丁度良い
「河獺」
が好きでしたね。
他には、やはり短編とはいえ“ちゃんとミステリ”な
「絵馬」
「燈台岩の死体」
そして、オチの捻りが効いている
「甲蟲の指輪」
も良かったです~。
・・と、上記のような事件性のあるミステリから、日常の謎系、ブラック系、ユーモア系小噺、さらには表題作「喘ぎ泣く死美人」や「夜読むべからず」のような外国を舞台にした幽霊譚や怪奇譚等々・・様々なテイストのストーリーを楽しめる一冊でございました。
ということで、お盆にピッタリな(?)“横溝バラエティーパック”を堪能させて頂いた次第でございます。
まだ未読作品はあるようなので、今後もボチボチ発掘していきたいですね~(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
横溝正史の短篇ミステリ小説集『喘ぎ泣く死美人』を読みました。
横溝正史の作品は先日読了した『殺人鬼』以来ですね。
-----story-------------
孤独な老婆の死に隠された恐るべき過去を描く「絵馬」ほか、海外が舞台となった2作品を含む全18篇
昭和3年、町はずれに住んでいた60歳過ぎの女性・片岡直が殺された。
行きずりの強盗が犯人だろうと思われたが、事件の真相は直の恐ろしい過去に隠されていた―(「絵馬」より)。
そのほか当時の交友関係をベースにした「艶書御用心」「素敵なステッキの話」、外国を舞台とした「夜読むべからず」「喘ぎ泣く死美人」、また新たに単行本未収録作品「燈台岩の死体」「甲蟲の指輪」を加えた全18作品を掲載。
幻の小説がよみがえる。
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1921年(大正10年)から1947年(昭和22年)に発表された18篇を収録した作品です。
■河獺
■艶書御要心
■素敵なステッキの話
■夜読むべからず
■喘ぎ泣く死美人
■憑かれた女
■ショート・ショート・ストーリー集
・桜草の鉢
・嘘
・霧の夜の放送
・首吊り三代記
・相対性令嬢
・ねえ!泊ってらっしゃいよ
・悧口すぎた鸚鵡の話
・地見屋開業
・虹のある風景
■絵馬
■燈台岩の死体
■甲蟲の指輪
■解説 山前譲
当時の交友関係をベースにした物語『素敵なステッキの話』……外国を舞台とした怪奇小説の『夜読むべからず』や『喘ぎ泣く死美人』など、ファン待望の文庫未収録作品を一挙掲載!
怪談調の作品からブラックユーモアの効いたショートショート、旅情ミステリまで、横溝正史の多彩な筆致が一冊に凝縮された短篇集……どの作品も短いページ数ながら、時代の空気や人間の陰影がふっと立ち上がる瞬間があり、読み心地の良い一冊でした。
池に住む河獺に魅入られた娘が水死体となって浮かぶ……そんな怪談めいた導入から始まる『河獺』は、真相が明らかになるにつれ、岡本綺堂の怪奇譚を思わせる“和製ミステリの古風な味わい”が印象的、、、
村の風景や人々の噂話が物語を静かに包み込み、怪異と人間の心の綻びが交差する構図が心地よく、短篇ながら印象に残る一篇でした。
『ショート・ショート・ストーリー集』に収められた9篇は、ヘンリー・スレッサーを思わせる皮肉とブラックユーモアが軽やかに効いていて、どれも読後に小さなニヤリが残ります……日常のひとコマがふっと裏返る瞬間の描き方が巧みで、長篇の重厚さとは異なる、軽妙で毒のある味わいが愉しめました。
夜汽車で出会った老婆が、目の前でチョコレートを食べた途端に青酸カリで死亡する……という不穏な事件から始まる『甲蟲の指輪』は、列車という閉ざされた空間での緊張感、老婆の奇妙な言動、指輪にまつわる因縁が少しずつ繋がっていく展開が心地よく、短篇ながらしっかりとした読後感が印象的でした。
金田一耕助や由利麟太郎といった有名探偵は登場しないものの、横溝正史の多彩な作風と独特な雰囲気を愉しむことができた一冊でしたね。 -
収録作品
河獺、艶書御要心、素敵なステッキの話、夜読むべからず、喘ぎ泣く死美人、憑かれた女、《ショート•ショート•ストーリー集》、絵馬、燈台岩の死体、甲蟲の指輪
ミステリーと言うよりは星野新一的な作品が多め。
短くてすぐに読めた。
強いて言えば「艶書御要心」が好きかなぁ。
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元々短編やショートショートが好きなので楽しく読めました!
ショートショート集はどれも良かったし、個人的には「素敵なステッキの話」が1番好きでした。
横溝正史、長編もどれ読んでも面白いですけどミステリ色薄い短編もどれ読んでも本当に面白いですね。すごい! -
長編作家のイメージがあったけれど、この本は短編がたくさん入っていて、珍しい1冊。
こんなにも短編を書いていたなんて知らなかったし、主人公が外国人の話も何本かあって、意外な気持ちと共に読み終えました。
しかしやはり面白いことには変わりない。 -
大正11年から昭和22年まで、様々な雑誌に掲載された短編が、全18作品所収。まだまだ発見されていない作品もありそう。なお、金田一耕助が登場する作品は無い。
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短篇&ショートショート集。小学生の頃に「病院坂の首縊りの家」を読んで以来(ストーリー全く覚えていないけれど)なので、こんなに卑近な筆致だとは思わなかった。
乱歩とえらく違うんだなと勉強しました。
大正や昭和初期の日本と一部外国が舞台の設定のお話もあって、自分の幼少時のテレビドラマを思い出したりした。
『憑かれた女』がすごく好き。艶やかで強欲でズル賢い女たち。たくましいわー。
ショートショートの『素敵なステッキの話』ってタイトル、すごい。
『絵馬』金田一耕助のかほりがする。 -
横溝先生の短編集。ショートショートの桜草の鉢がほのぼのして好きです。表題作は幽霊もの。惨劇の真相です。これはシンプルだった。
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2009年1月26日購入
2009年2月19日初読 -
金田一ものじゃなかった!ガーン。
でもSSとか面白かったです。なんだか新鮮でした。 -
横溝正史の短篇集。割りと質良し。
海外テイストのホラーがよい。日本舞台の探偵物は微妙。 -
横溝正史っぽくない?、海外を舞台にした作品もあり。全体的には面白かった。ショートショートはちょっと星新一っぽいところも。一番面白かったのは、「川獺」(かわうそ)かな。オチがよくわからなったものもあり。
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金田一が出てこないのでちょっと寂しいのですが、河獺とか絵馬などは面白かった。
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横溝さんの、主に大正から昭和の初期にかけて、ショートショートまで含めた全18作品の復刻版。金田一探偵は一切ありません。<BR>
まぁ、骨董的価値、といったところでしょうかね。なんじゃ!こりゃ?といったお話もありましたけど。そんななかでも「艶書御要心」は、出会い系ネタの元祖本といってよいかも。<BR>
どうでもよいことですが、表紙の絵ですが、本に帯がついている状態では、なんじゃこりゃ?!でした。<BR>
2007/2/23 -
表題作を含む、18編の短編集。金田一耕助の出てこない横溝正史ものは、あまり読んだことがなく、『双生児は囁く』以外はあまり好きになれなかった。でもこれは面白かったデス。「夜読むべからず」が好き。こういう過去のものが手に入らなくなってるので、続けて復刻(?)して欲しい。
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著者プロフィール
横溝正史の作品
