iモード事件 (角川文庫)

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レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043566020

感想・レビュー・書評

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  • iモードが普及した理由。ノキアエリクソンモトローラが推してた携帯電話特有コンテンツ記述規格WAPではなく、HTMLを採用したってのが面白かった。

    鍵であるモバイル用コンテンツ作成の敷居を下げ、WAP採用の後発auやソフトバンクに勝利。プラットフォーム的な考え方。

    1999年のiモード発売前会見の記事。これが革新的だったんだなあ。
     「iモード」サービスは、携帯電話からインターネットに接続し、モバイルバンキングや航空機の座席予約が利用できるほか、E-mailの送受信が可能となる。

    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990125/docomo.htm


    iモード立ち上げに関わった方が、iPhoneに駆逐された要因を語る。

    自分たちはインフラ/キャリアの会社だっていう思いが強い組織だったので,サービス提供会社としての視点や,ネットの会社という視点が持てないまま,市場だけが大きくなってしまいました。

    https://www.4gamer.net/games/000/G000000/20131111062/index_4.html


    現在 ドワンゴCEO夏野氏によるコンテンツ提供者への営業手法がとても勉強になる。最初にお堅い銀行を落とし、他企業のコンテンツ提供障壁を下げる。
    まず銀行を口説きにいって,次に新聞社。そこを押さえると,他の会社はだいたい乗ってくる……みたいな。しかも,最初の銀行にしても,大手だと積極的に動こうとはしないから,やっぱり2~3番手で,自分たちが逆転するためのネタを探しているようなところに話を持っていくんです。

  • 仕事やプロジェクトというものを初めて知った経験だったように思う。当時iモードユーザーだったこともあり夢中になって読んだ気がする。(~2004大学時代の本@202012棚卸)

  • マッキンゼーが関わったと聞いて読んでみた。
    そこまで存在感はない。
    新しいサービスを作る面白さ。

  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    iモードの開発に立ち上げ時から参加している著者による回顧録
    著者はリクルート出身で技術者でもなく、リーダーというわけではないのでiモードの技術に関する内容やiモードを成功に導いたプロジェクトに関する内容を望んでいる場合は期待はずれの内容になるのでチュウイが必要だ。
    一方で単純にiモードが世の中に登場し、成功するまでにどのようなことがあったのかを面白く読むことに適した本だと思う。
    この本を読んでいるとスマホ全盛となっている現在でもiモードの開発の際に考えられた構想や考えが今も存在していることに気がつく、iモードはスマホの時代に対応できなかったが、もしiモードがなかったらスマホはここまで浸透することが出来たのだろうかと思う。

  • 2016年5月にアマゾンで中古購入。

    きっかけは、ドワンゴの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」という、iモード開発に関わっていた元社員との対談企画記事を読んだことから。

    自身、PHSから携帯、カメラ付携帯、iモード、スマホへの変革を中学~社会人という思春期を通してタイムリーに経験。ユーザーとして利用してた立場を振り返り、変革に関わっていた方々の舞台裏を垣間見ることが出来る内容になっており非常に楽しめた。

    ただし、iモード誕生におけるまでの仕事の中身は浅く詳細がわからないことは残念でした。
    なぜ、携帯からコンテンツを見る時代や他社ではなくドコモが成功できたのか?また、他社では推進しなかったのか。ここの先見性にスポットあてた内容を個人的には知りたかったです。

    最後に、きっかけになった対談記事には、なぜiモードはスマホの流れに乗れなかったのか?が当時の開発者の見解もあわせて読むとより楽しめます。

  • 「iモード殺人事件」と勘違いして購入。単にiモードを企画した人の回顧録だった。

    のっけから改行と空行だらけで、紙で読む本ではなく、コンピューターの画面上で横書きで読む文章なんですねこれ。

    でまあ、始まりの部分は自己紹介も兼ねた自慢が続き、なかなか本題に入らない。本題に入ったと思ったら、技術のことが何一つわからないので、つかみどころのない話になる。

    専門用語がわからないといことを再三書くのなら、そこを掘り下げればよいのに、敗北した私をアピールだけで終わる。

    結局全体を通して「ネーミングが全て」という結論の一種の根性論なので、これを有難がって読む人の気が知れない。肝心の「i」も、「iMac発売の3か月前に思いつきました(発売ははるかに遅れたけど)」じゃお粗末だよねえ。

  • 2001.8.26 読了

  • 不恰好経営に匹敵する面白さ。女性目線なのが興味深い秘訣なのかなぁ。

  • マシンが使えなくても、チームで受け入れられる松永氏はそのキャラがもはや才能である。もう10年以上も前の話だが、改めてimodeは革新的な製品だったんだと感じた。

  • iモード事件

    部署GMのおすすめ本の1つ。
    これは元とらばーゆ@リクルート 編集長だった松永真理さんが書いた本
    iモードのサービス開発に3年間契約の仕事をしていた方。
    ・新しいことに挑戦する。
    ・最後までやりぬく力がある。
    DOCOMO側担当者がこれらに適した人材を確保する際に候補に挙がったのが松永さん。

    42歳のとらばーゆ 18P
    圧迫面接 16P
    議論は平行線のまま 16P
    いきなりの方向転換 8P
    言葉が通じない 8P
    ホテル西洋のあやしい大人たち 14P
    「クラブ真理」オープン 6P
    ビジネス・モデルの確立 12P
    都銀が乗った 21P
    「iモード」誕生 10P
    NYでサガットを口説く 14P
    eメールを電話感覚で 20P
    端末が間に合わない! 6P
    たった7人の記者会見 8P
    ヒロスエ作戦 14P
    発売までのカウントダウン 18P
    マタニティ・ブルー 10P
    最後の赤いバラ 9P


    "人の心をつかむためにはどうすれば良いか"
    →あなたの妻やあなたの子供のために開発している。
    →サービス開発をしている。
    "DOCOMOに貢献できたとすれば私の存在"
    →技術的な知識がない人でも使いやすく作ることを周囲に意識させた。
    →iモード、"ものは名前を持って初めて生き始める、5文字がよく語感がしゃれてるもの
    "コンテンツを開発するには実用、実利、趣味の観点が必要"
    →コンテンツ提供するなら、編集長の経験からこれを述べた。

    などの言葉が響いた。この方自身は
    ・広告広報面
    ・提供する価値や機能面
    ・価格や仕様の"WANTS"の具体的な数値化
    等のコンテンツ側企画を行っていたのか。
    製品、販売、開発を一体化した組織作りと人集めをする重要性がわかった。

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