恋ノウタ Contemporary Remix 万葉集 LOVE SONGS TO YOU せつなくて (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 181
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043570010

作品紹介・あらすじ

『万葉集』ってクラシック(古典)じゃなくてポップスだったんだ――。フジテレビ系・好評放映中『恋ノウタ』原作本。

感想・レビュー・書評

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  • 性別不詳と言われる柿本人麻呂の歌をはじめ、せつなく淡い切ない恋心を描いた歌は1200年以上たった今でも美しい。

  • 十年程前に読んで以来の再読。ふと思い出して。当時は思春期真っ只中でとてもキュンキュンして何度も読んだのを覚えている。あの頃から比べるとだいぶ年齢を重ねた今でも、切ない歌に素敵だなと思う気持ちは変わらない。遥か昔、実際に歌を詠んでいた歌人達も、恋愛の愛しさや哀しさ、悲しさに、切なく涙したり笑ったりしたのだと思うと自然と暖かい気持ちになったりして。

  • 万葉集の超意訳本。
    昔、深夜に数分の番組としてこの本の訳が紹介されて、教科書でしか万葉集に触れたことの無かった自分は衝撃を受けた。

    繊細だったり大胆だったり。いつの時代も人間って変わらないんだな、と思わせてくれるので、古典に苦手意識がある人にもオススメ。

    ただ訳が良いだけに、しっくりこない写真が多いのが残念。

  • 万葉集の中から恋歌を選び、大胆な意訳をした写真集兼短歌集。シリーズ一作め。短歌の収録数は少ないが、人を撮った写真の美しさもあり満足感あります。短歌はポップス。とても読みやすく共感できます。

  • 万葉集を、激しく意訳した現代語訳、原文、写真の3つで紹介した写真詩集の1巻目。

    君が行く 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも
    は昔から好きだった。心に残ったのは更に3つ。万葉集は凄く好きなのに、この写真は僕には合いませんでした。

    こころゆも 吾は思はざりき 山河も 隔たらなくに かく恋ひむとは

    塵泥の 数にもあらぬ われゆゑに 思ひわぶらむ 妹がかなしさ

    物思ふと 人に見えじと なまじひに 常に思へり ありそかねつる

    57577の31文字で、これ程までに気持ちを深く表現し合っていたとは、なんて素晴らしい時代だったのか。

  • 古典の授業をこのくらいフランクにやってくれたら生徒達は興味持つだろうにと思ったくらい分かり易く現代語意訳にされた万葉集の短歌。
    今も昔も想いは余り変わらないことがわかって興味深い。

    「秋の田の 穂の上に霧らう 朝霞 いづへの方に わが恋止まぬ」
    ってのが一番好き。
    あと大伴田主の返歌の上手さも素敵。

    写真は正直好みじゃなかった。

  • とにかく、写真がいい!!いつか人を被写体にして、たくさん写真を撮りたいと、この本を手にしてから思っています。
    カメラほしい!

  • 日本最古の歌集、「万葉集」から恋の歌だけを抜粋。
    現代風に意訳した本。

    写真・和歌・現代訳、そして結構辛口な訳者のコメント。
    このコメントが、なかなか面白い。


    1200年も前の昔の人たちも、現代の私たちも恋すると気持ちは一緒みたい…。
     
    昔の人は、何かと制約があったり、電話もメールもなくて、こんな短い和歌に自分の想いを籠めていたんだから、スゴイ。




    かくばかり 恋ひむものそと 知らませば
    遠くそ見べく あらましものを
          作者不詳

    恋がこんなにつらいものだと
    最初からわかってたなら
    ただ遠くから黙って
    あなた 見つめてたのに





    夜昼と いふ別知らに わが恋ふる
    こころはけだし 夢に見えきや
          大伴家持

    昼も夜もいつも

    僕は君を想うから

    君は夢を見るだろう

    昼も夜も君を想う

    僕の夢をきっと





    なんせ、「恋の歌」だから、ちょっとくらいクサくても、ご愛嬌。



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  • 万葉集の句を今どきの言葉にアレンジ、写真付き。
    情熱的!

  • ウタは良かったんだけど写真がなぁ。。。
    私の好みではなかったかも。
    でも他のシリーズも買うと思います。

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著者プロフィール

編集者、著作家、プロデューサー。1964年、兵庫県生まれ。レコード会社、出版社勤務を経て、95年よりフリーランス。2003年に沖縄へ転居。企画編集した作品は『空の名前』『宙の名前』『色の名前』(KADOKAWA)はじめ多数。著書に『Contemporary Remix “万葉集”/恋ノウタ』全3巻(角川文庫)『旅のカケラ パリ*コラージュ』『風に聞いた話 竜宮の記憶』(KADOKAWA)、『月のオデッセイ』(リトル・モア)などがある。05年より宜野湾市にてカルチャーカフェ〈CAFE UNIZON〉を経営。

「2019年 『時の名前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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