殺人勤務医 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.33
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本棚登録 : 543
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043572021

作品紹介・あらすじ

中絶の専門医である古河は、柔らかい物腰と甘いマスクで周りから多くの人望を集めていた。しかし彼の価値観は、母親から幼いころに受けた虐待によって、大きく歪んでいた。食べ物を大切にしなかった女、鯉の泳ぐ池に洗剤を撒いた男。彼は、自分が死に値すると判断した人間を地下室の檻に閉じ込め、残忍な手段で次々と殺していく。猟奇の陰に潜む心の闇をリアルに描き出した気鋭の衝撃作。

感想・レビュー・書評

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  • 28年2月29日読了
    面白かった!
    死者の体温を10年ぶりくらいで読み直した時は、こんな感じたっけ?と少々がっかりしてしまったが、これは、求めてた大石圭の本って感じた。
    グロ切ない。
    たんたんとしてて、詩的な乾いた辛さ。

  • 大石先生のエログロを期待したのですが
    今回はそこまでじゃなく少し物足りない(笑)

  • 主人公のバックボーンを追うストーリーと、殺人行動の対比が面白い。
    また、中絶専門医という設定も面白い。

  • じわじわ来る恐怖のようなものがあればいいが、サイコパスの日常という感じで、あまりハマらなかった。

  • 大石圭さん2冊目。
    以前読んだ「湘南人肉医」とよく似た設定。優雅な暮らしをしているお医者さんが裏で人を殺しまくるというお話。小さい子供や動物を虐待する奴は同じ目に遭ってしまえ!と思ったりするので、いいぞもっとやれという気持ちになりました。拷問シーンが沢山あったけど、そんなにグロさは感じなかった。淡々と任務を遂行している感じ。深く考えず、ただ殺すのみ。そんな本。

  • 初めての大石圭作品。
    たしかに主人公の行動は社会的に許されるはずもないが、何というか彼の考えも根底のところでは理解できてしまうという不思議な感覚を覚えたのも実際のところである。
    私自身にもひょっとしら、根底には彼のような思想が埋め込まれているのかもとも思うが、それはきっとこの先も一生表には出てこないであろう。

  • この夏は、ディックに続き、ホラー文庫の消化もするかな、ということで。

    で、悪趣味な本です。内容はタイトルそのままで、それ以上のものでも以下でもないです。連続殺人をする、堕胎専門の勤務医の話。ちょっとした葛藤や、ちょっとした出生の秘密なども有るんですが、家と職場の行き来でほとんどが終わってしまう。ピンチもなければ転換もない。ついでにオチもない。病院の話はつなぎでしか無い。最後で謝辞を書いている資料も、単に引き写されているだけ。

    特筆するとしたら、拷問の種類を思いついたことと、悲鳴の書き方くらいでしょうか。悲鳴マニアにはたまらないんでしょう。エロ小説みたいなもんかな。

    だったら、別に4人も殺さなくても、1人~2人で、そこをネチネチと描写したほうが、インパクトもあったと思う。色々と内容が不足している。

  • 2009年読了。

  • 文章は読みやすく内容が自分に合えば好きな書き口の著者かもしれない。
    ただこの作品が合わなかっただけ。

    「竜が最後に帰る場所」に思い起こさせる話があって、唐突に読んだことを思い出した。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。法政大学文学部卒。93年『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作を受賞してデビュー。著書に『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『湘南人肉医』『復讐執行人』『飼育する男』『檻の中の少女』『甘い鞭』『殺人鬼を飼う女』『殺人調香師』『あの夜にあったこと』『甘い監獄』『わたしの調教師』『優雅なる監禁』『百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ』『モニター越しの飼育』『溺れる女』など多数。2019年には『アンダー・ユア・ベッド』が映画化。同作は反響を呼び各地でロングラン上映された。

「2020年 『死体でも愛してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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