湘南人肉医 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 452
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043572069

作品紹介・あらすじ

湘南で整形外科医として働く小鳥田優児は、神の手と噂されるほどの名医だった。数々の難手術を成功させ、多くの女性を見違えるほどの美人に変貌させていた。しかし、彼は小さな頃から人肉に対して憧れを持っていた。そして、ある日、手術で吸引した女性の臀部の脂肪を自宅に持ち帰り、食べてしまう。それは麻酔が施されていたため、苦く、おいしいものではなかったが、人の肉を食べるという禁を破ったことに対して、優児は強いエクスタシーを感じた…。

感想・レビュー・書評

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  • 名前はよく見かけていたけど、意外に初読みの作家さんだった。
    美容整形外科医の主人公が、女性を殺してはその肉を食べる…というとんでもない変態紳士のお話なのですが、人肉のお料理描写がすごーーくおいしそうなのであんまりグロさは感じないどころか、実際美味しいのかな?とか思ってしまった。さすがに、この本に「食の本」のタグをつけるのははばかられるのでやめておきますが(笑)
    この作者の他の本も読んでみたい。

  • いやぁ〜残念。

    冒頭から変態美容整形外科医(小鳥田優児)が人肉に取り憑かれ、ただ己の欲望を満たす為に殺人の虜に。

    一度その禁断の味を体験した小鳥田はシェフばりの料理テクニックを駆使しながら人肉を食し、彼女(被害者)を自分の中に取り込む毎にエクスタシーを感じる。

    徐々に欲望は増大し、顔見知りから愛する人へと対象は変化していく。

    他人の赤ちゃんを誘拐し、食す為に育てるという鬼畜行為から物語がどう結ばれるのか。

    物語のラストを自分(読者)なりに想像する(させる)ことに旨さを感じる作品もあるが、本作に関しては、作者にきっちりと書ききって欲しかった。

    ラスト19pが個人的に物足りないので☆4つ。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    湘南で整形外科医として働く小鳥田優児は、神の手と噂されるほどの名医だった。数々の難手術を成功させ、多くの女性を見違えるほどの美人に変貌させていた。しかし、彼は小さな頃から人肉に対して憧れを持っていた。そして、ある日、手術で吸引した女性の臀部の脂肪を自宅に持ち帰り、食べてしまう。それは麻酔が施されていたため、苦く、おいしいものではなかったが、人の肉を食べるという禁を破ったことに対して、優児は強いエクスタシーを感じた…。

  • どう見てもB級ギャグホラーにしか思えないこのタイトル。だけどかなりすごい一冊だと思うよ。個人的には好きだけど、お薦めはあえてしません。責任持てないから(笑)。
    タイトルから察せられるとおり、カニバリズムもの。食人シーンたっぷり(笑)。アウトローまっしぐら。なのに殺人・解体シーンより料理・食事シーンが多くて、しかも妙に凝ってるせいなのか……すっごく美味しそうに思えてしまうのは私だけかっ!?(愕然) カニバリズム趣味はないと思うし、実際食べたいなんて思わないけどね……たぶん。
    とにかく「猟奇殺人鬼の日常を読む」といった感じで、淡々と進むストーリー。ひたすら殺して食べてその快感に酔う、の繰り返しで、さしたる展開はない気も。なのに退屈はしない。「この先どうなるのっ?」と気になるような場面はあまりないのに、ついつい先を急がされる読み心地。そしてこのオチ。これだけえぐくて、しかし妙にすこんっと突き抜けた作品、他にないよ。

  • 天才的な腕を持つ美容整形外科医、小鳥田は、ある日、脂肪吸引した肉を持ち帰り食べてしまう。
    そして人肉に取り付かれてしまった彼は・・。
    面白かった〜。いかにも大石圭!だわぁ〜。
    大石圭の作品って、残酷極まりないんだけど、なんか寂しさがあるのよねぇ・・。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「なんか寂しさがある」
      大石圭って読んだコトがない。何だかエロい表紙だと思ったら、ホラー(タイトル読めば判りそうですが、全然目に入ってなかっ...
      「なんか寂しさがある」
      大石圭って読んだコトがない。何だかエロい表紙だと思ったら、ホラー(タイトル読めば判りそうですが、全然目に入ってなかった)。。。
      単に恐いだけや、残虐なだけだと、書き手の方がストレス溜まるんじゃないかなぁ?(それって素人考えかな)
      2013/04/04
  • 記録

    れい本

  • 読みやすかったけど、思ったよりグロくなくて拍子抜け。

  • 私も人を食べてみたいと思うことが
    小さい頃からありました。
    大石圭さんの作品が好きで
    以前あとがきに
    文にすることで犯罪者にならないで
    いると書いてあったような気がします。
    私は読むことで犯罪者にならないで
    います。
    この作品を読んでいて
    すごく興奮して
    気づいたら喘いでいる
    自分がいました。
    変態なのかはよくわからないですが
    このような作品を書いた
    著者を尊敬します。

  • なんかこうヒネリがある話かと思ったら、
    本当にタイトルまんまで中身なし。

    もーこのテの話には、全く共感持てませぬ。
    料理は美味そうだったから、1ポイントUP。

  • タイトルにそそられて買いました。

    人の肉を食う・・カニバリズムなお話。
    ただそれだけ。

    主人公の人肉食生活が美味しそうな描写で描かれてます。
    この手のお話は・・・
    やはり映像化しないと物足りなさを感じますね。
    ネクロフィリア物とかも・・・。

    というわけで星は2つですw

  • タイトルの通りの作品である。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。法政大学文学部卒。93年『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作を受賞してデビュー。著書に『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『湘南人肉医』『復讐執行人』『飼育する男』『檻の中の少女』『甘い鞭』『殺人鬼を飼う女』『殺人調香師』『あの夜にあったこと』『甘い監獄』『わたしの調教師』『優雅なる監禁』『百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ』『モニター越しの飼育』『溺れる女』など多数。2019年には『アンダー・ユア・ベッド』が映画化。同作は反響を呼び各地でロングラン上映された。

「2020年 『死体でも愛してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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