- 角川書店 (2003年11月8日発売)
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感想 : 60件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784043572069
作品紹介・あらすじ
湘南で整形外科医として働く小鳥田優児は、神の手と噂されるほどの名医。数々の難手術を成功させ、多くの女性を見違えるほどの美人に変貌させていたが……。
みんなの感想まとめ
美容整形外科医が主人公のこの物語は、驚くべきテーマを持ち、独特な魅力を放っています。名医である小鳥田優児は、患者の肉を食べるという衝撃的な行動に出てしまい、その描写は意外にも美味しそうに描かれています...
感想・レビュー・書評
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名前はよく見かけていたけど、意外に初読みの作家さんだった。
美容整形外科医の主人公が、女性を殺してはその肉を食べる…というとんでもない変態紳士のお話なのですが、人肉のお料理描写がすごーーくおいしそうなのであんまりグロさは感じないどころか、実際美味しいのかな?とか思ってしまった。さすがに、この本に「食の本」のタグをつけるのははばかられるのでやめておきますが(笑)
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素晴らしいです!
中学生のころ、厨二病の一種で異常性欲や凶悪犯に興味を持った時期がありました。
その時たまたまアルバート・フィッシュのWikipediaを見て人が人を食うことに衝撃を受けました。
そこから、なぜ倫理に反する行いをしてまで、人肉に固執するのかとても興味を持ち始めました。
カニバリズムを取り扱った映画も何本か観ましたが、映像としての残虐性や、ホラー・宗教要素など私の求めているものとちょっと違う…とモヤモヤしてました。
今作ではもっと個人的な理由で、自己のエゴのもとで食人行為を行うので、とても納得することができて満足です。 -
大石さんの作品の中で、かなり好きな作品。
神の手と評される凄腕の整形外科医が、好みの女性を殺しては素敵に料理して頂いちゃう生活を送っている…そんな様子を描いた作品。
淡々とした文章で読みやすく、かつ人肉が非常に「おいしそう」に調理され食されている描写が大変良い。
きれいに「さばく」ので、スプラッターなグロさを求める方には物足りないと思う。が、おいしそうな人肉料理の描写を味わいながら、ふと自分も「どんな味がするのかなぁ」と興味を持ってしまうかもしれない、そんな怖さが楽しいと思います。
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読みやすかったけど、思ったよりグロくなくて拍子抜け。
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グロい。
終わり方が好き。 -
ラストが秀逸。
主人公の異常性が良く描かれている。
大石圭の作品には料理の描写が多い。生と死に料理は関係あるのだろうか。 -
どう見てもB級ギャグホラーにしか思えないこのタイトル。だけどかなりすごい一冊だと思うよ。個人的には好きだけど、お薦めはあえてしません。責任持てないから(笑)。
タイトルから察せられるとおり、カニバリズムもの。食人シーンたっぷり(笑)。アウトローまっしぐら。なのに殺人・解体シーンより料理・食事シーンが多くて、しかも妙に凝ってるせいなのか……すっごく美味しそうに思えてしまうのは私だけかっ!?(愕然) カニバリズム趣味はないと思うし、実際食べたいなんて思わないけどね……たぶん。
とにかく「猟奇殺人鬼の日常を読む」といった感じで、淡々と進むストーリー。ひたすら殺して食べてその快感に酔う、の繰り返しで、さしたる展開はない気も。なのに退屈はしない。「この先どうなるのっ?」と気になるような場面はあまりないのに、ついつい先を急がされる読み心地。そしてこのオチ。これだけえぐくて、しかし妙にすこんっと突き抜けた作品、他にないよ。 -
天才的な腕を持つ美容整形外科医、小鳥田は、ある日、脂肪吸引した肉を持ち帰り食べてしまう。
そして人肉に取り付かれてしまった彼は・・。
面白かった〜。いかにも大石圭!だわぁ〜。
大石圭の作品って、残酷極まりないんだけど、なんか寂しさがあるのよねぇ・・。
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「なんか寂しさがある」
大石圭って読んだコトがない。何だかエロい表紙だと思ったら、ホラー(タイトル読めば判りそうですが、全然目に入ってなかっ...「なんか寂しさがある」
大石圭って読んだコトがない。何だかエロい表紙だと思ったら、ホラー(タイトル読めば判りそうですが、全然目に入ってなかった)。。。
単に恐いだけや、残虐なだけだと、書き手の方がストレス溜まるんじゃないかなぁ?(それって素人考えかな)2013/04/04
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記録
れい本 -
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なんかこうヒネリがある話かと思ったら、
本当にタイトルまんまで中身なし。
もーこのテの話には、全く共感持てませぬ。
料理は美味そうだったから、1ポイントUP。 -
タイトルにそそられて買いました。
人の肉を食う・・カニバリズムなお話。
ただそれだけ。
主人公の人肉食生活が美味しそうな描写で描かれてます。
この手のお話は・・・
やはり映像化しないと物足りなさを感じますね。
ネクロフィリア物とかも・・・。
というわけで星は2つですw -
タイトルの通りの作品である。
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狂気を自覚した人格の、行動の躊躇なさを想像し戦慄した。異なるものに対する畏怖が自己の保安を担うのであれば、主人公はまさに排した畏怖に自己を破滅させられた、そんなお話。
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大石ワールド全開です。
久しぶりに途中で挫折しそうになった程のエグさ・・
でも後半はさすがw 一気に読ませます^^; -
大石圭は、生活を描くのが上手いと思う。
確かに、生活を彩る様々な名詞が文章にちりばめられている。が、ただ名詞があるのではなく、それが確かに使われその人の日常に溶け込んでいるという空気感が確かにある。
で「湘南人肉医」であるが、ま、タイトル通りである。
湘南に住んでいる美容外科医が、人肉を食べる話。
一つの狂気にとりつかれながら、他の部分では人並、いや、普通の人以上に成功している主人公。
その矛盾を、大石圭は解きほぐしていく。
そうだ。
主人公の狂気を描いているというより、絡み合い硬くなった糸を少しずつ丁寧にほぐしていっている物語のように私は感じた。
そして、ほぐれていった糸は、たった1本の直線になる。
大石圭の描く<空白>はそんな風に、容赦がない。 -
母親の本棚から見つけた本。昔読んだ。ハンニバルは当時の私には難しかったけど、こちらはすらすら読みやすかった記憶が。
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湘南で整形外科医として働く小島田優児はある日、自分が手術で吸引した女性の肉を自宅に持ち帰り食べてしまう。それから人の肉を食べることでしかエクスタシーを感じることができず、次々と人を殺してはその肉を食べてしまうという通常では考えられない日常を過ごす。この本の中で「胎児の肉は柔らかくてうまい」という文章を読んで思わず鳥肌が立ちました。人間が人間を食べるということは一般的ではないですが実際起こっていることなので、人の肉を食べている人の気持ちを考えさせられました。エクスタシーの頂点は人それぞれ違うことが改めてわかりました。
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カニバリズムを題材にしたものは、わりにあるけど
趣味として人肉を食べるというのは リアリティに欠けてて怖さも半減。
つじつまも合わないような内容も納得しかねる。
映画の「生きてこそ」や 松本清張の『肉鍋を食う女』などのように
生きる為に仕方なしに食べるというほうが
人肉を食べてしまう、人の心理やその空気がすごく怖い。
文章で怖くさせることもできなかったというわけ。
( ・_ゝ・)< 映画化されてますがデブの医師が加藤雅也だと~
全然違うだろ~~~っ!!!(怒)
著者プロフィール
大石圭の作品
