オールド・ボーイ (角川ホラー文庫 78-8)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 186
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043572083

作品紹介・あらすじ

一九八八年、平凡な人生を送っていたはずのオ・デスは、ある日突然誘拐され、目覚めるとそこは"私設監禁部屋"だった。理由もわからないまま監禁され続け、彼が突如解放されたのは、二〇〇三年。すでに十五年の歳月が過ぎていた-。何のための復讐なのか。誰のための愛なのか。すべての人の想像を超える、衝撃の復讐サスペンス!話題独占の映画を完全小説化。

感想・レビュー・書評

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  • 日本のマンガから勧告で映画化された物語のノベライズ本。気にはなっていたけど結局、映画は見なかったんだよな。15年にわたる壮絶な復讐劇。結局、主人公のオ・デスは死なずにいるのでイ・ウジンの復讐は果たせたということか。それにしても歪んだ愛情だよね。

  • 映画化もされたそうですが、イマイチ分かりづらいストーリーでした。

  • わりと好きな作品。設定に無理はあるけどエンターテイメント性は強い。

  •  面白かった。
    気になるところがあって、本当のことが知りたい!
    終わり方はいつも通り!

  • 読解力の問題かもしれないが、
    登場人物の感情が読み取りづらく感じた。
    文章のリズムも途切れ途切れになっているように思えた。

  • 中国、成都などを舞台とした作品です。

  • ある日、突然訳も分からず何者かに監禁されるという話、しかも15年も。ストーリーからしてすごく気になります。誰が?何のために?という分かりやすい謎を出してくれるからです。主人公が監禁されている時の心の葛藤描写がよかったです。好きな大石圭が書いているということもあって更に面白かったです。オチも悪くなかった。

  • 謎だらけ。なぜ15年も監禁されたのか?なぜ妻殺しの容疑者になったのか?一人娘はどうなったのか?解放されてからが本当の戦いだった。復讐。あまりにも凄まじい復讐心に気分が悪くなる。

  • 韓国のごく平凡な27歳のサラリーマンが、4歳の娘の誕生日にプレゼントを買って帰る途中、突然姿を消してしまった。気がついた時には、5メートル四方の檻の中に一人監禁されていた。その理由も期限も伝えられぬまま、延々15年の歳月が過ぎようとしていた。そしていつ解放されるとも分からない監禁生活の終わりは、拉致犯人により、入念に計画された悲しくも恐ろしい復讐の始まりでもあった。カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した韓国映画の小説化作品。面白くて一気に読んでしまったお薦めの一冊。映画も見てみたい。

  • 原作マンガも映画も観ていませんが、面白かったです。
    でもグロい表現がキツかった。

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著者プロフィール

1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。

「2023年 『破滅へと続く道 右か、左か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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