呪怨―パンデミック (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043572168

作品紹介・あらすじ

住宅街の一角にひっそりと建つ幽霊屋敷として有名な「ある家」。その家に足を踏み入れた者たちは次々と謎の死や失踪を遂げていた。そこではかつて伽椰子という女性が夫に惨殺され、当時6歳だった長男の俊雄も行方不明のままとなっていた。そしていま、またもや少女たちの悪ふざけが、その家に宿った怨念を呼び覚ましてしまう…。おぞましき伽椰子出生の秘密が明らかに。

感想・レビュー・書評

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  • <JU-ON PANDEMIC>
      
    装幀者/田島照久

  • オーブリーの姉カレンは日本で暮らしていた。彼女はなんと家に放火した容疑者として囚われていた。母の願いで、姉を助けるため単身日本へ向かうが、そこで待っていたのは想像を絶する恐怖だった。そして、呪いは病のように感染していく。THE JUON(THE GRUDGE)の続編、THE GRUDGE2のノベライズ小説。さまざまな登場人物が出るが、主軸はカレンの妹オーブリーと見ていいと思う。ストーリー編成は日本の呪怨2と大筋は一緒。ただこちらの方が困難に打ち勝とうと前進している、という印象があった。伽椰子の出生もかなり特殊な設定になっており、日本版に比べて不憫さが際立つ。ついつい、伽椰子すごいかわいそうだなぁと胸を締め付けられるほどに。恐らく母親の所為で変な噂が立って、周りから遠ざけられたり疎まれたりしたんだろうとやるせない。彼女の母親があの母親じゃなかったら、別の道もあったかもしれない。前作は好印象を持った人物が多く出てきたが、近作は純粋に嫌いだな、とか人のことを馬鹿にしたり、蔑ろにしたりするような人物が度々出てきておなかの中がむかむか。 この度は憑依という形で呪いを拡大していった伽椰子と敏雄だが、手法が取り付いた相手の憎しみの心を植えつけ、互いに傷つけ合わせるというような方法だったため、読み終わった後「あれ?私はもしや作者の術中に嵌ったのでは?」としてやられた気分に。つまり、作中の人物に対して悪い感情を抱くようにうまく煽られたのではないだろうか?と。もし作者にそういう意図があったのなら、それを含めて面白い。怖さは日本版、面白さはハリウッド版かな?

  • 「呪怨」シリーズに出てくる「カヤコ」「トシオ君」は出てくるモノの、ほぼ別物ですね。
    これ単体でも読めます。
    怖い、というよりイヤな気分になる、かなぁ。誰も救われない感が。
    ホラーなんで別にハッピーエンドを期待しているわけじゃないので良いですが。
    流れとしては場面転換が早いので、ぶつぶつと短編見てる感じ。
    緊張感が章の間で途切れちゃう。

    後やっぱり呪怨シリーズは「絵」が怖いので、画像が無いと怖くないかなぁ。

    …とはいいつつも大石氏の文章はとても読みやすくてスキ。

  • ハリウッド版「THE JUON」の続編ノベライズ。前作から引き続きの物語。
    「パンデミック」とは、広地域流行のことだそうです。なるほど、たしかに広がってます。日米にまたがって恐怖の伝染……伽椰子さんと俊雄君、ついに海外進出です(笑)。
    恐怖シーンの演出っぷりはやはりさすが。でも一番怖いと思えた部分は、直に伽椰子さんに呪い殺される部分でなく、身近な人間がどんどん狂っていく様でした。これが一番悲しいし恐ろしいことだよねえ。もちろん怨霊も嫌なんですけど……。

  • この話も映画化されているがまだ映画版はみれていない。
    この作品は呪怨シリーズの第三話にあたるのだがやはり怖い。
    大抵の場合人気があって続編がでるのだがその続編がつまらない場合が多いがこの話は怖いけど読みたいと思えるからすごいと思う。

  • 呪怨は、なんしかコワイ・・

    「呪怨」も「呪怨2」も読んでるから

    内容はこんなんやろうな〜〜とは思うねんけど

    やっぱり読んでしまう。。

    終わらない呪い・・・コワーー!

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。法政大学文学部卒。93年『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作を受賞してデビュー。著書に『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『湘南人肉医』『復讐執行人』『飼育する男』『檻の中の少女』『甘い鞭』『殺人鬼を飼う女』『殺人調香師』『あの夜にあったこと』『甘い監獄』『わたしの調教師』『優雅なる監禁』『百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ』『モニター越しの飼育』『溺れる女』など多数。2019年には『アンダー・ユア・ベッド』が映画化。同作は反響を呼び各地でロングラン上映された。

「2020年 『死体でも愛してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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