人間処刑台 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043572182

感想・レビュー・書評

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  • 元プロボクサの男が,アンダグラウンドの格闘大会で戦い続ける話。
    同作者の作品は中二病心を刺激する設定が多いが,今作はわりと一般よりというか,後味も悪くない。

  • アンダーグラウンドな世界、ルール無用のリング。
    そこにあるのは、もはや「試合」ではなく「暴力」。

    そんな世界で戦う「ファイター」やそれを取り巻く人々の話し。


    「女奴隷」からですが、こう、本当にありそうな「裏の世界」というものの魅力を書こうとしているのかな、という感じです。
    そこが「ホラー」要素かと。
    もしかしたら隣人がそうかもね、的な。

    でもあんまり怖くなかったです。
    殺害描写などはやっぱり素敵ですし
    本としてもさらーっと読めるのですけれど。

  • 相変わらず、大石圭は人が人を殺害するシーンや心情の描写がずば抜けてうまい。凶暴な気分の時は大石圭。

  • 河出書房でハードカバー出してた頃の大石圭が好きな私としては、エログロ薄めで好きな話。
    大石さんはタイトルのつけ方が、とにかくセンスないと思う。そこも含めて好きな作家さんの一人ですが。

    主人公やまわりの人の描写はおなじみ。
    死亡フラグ?と思ったらその通りだったり。
    王道な展開で話は進むので、びっくり!っていうのはないかも。
    ラムアのエピソードがちょっとせつない。

    映画化したらおもしろいかも、無理かな。

  • 大石圭らしくない、エログロ成分薄めの話だった。とはいえ、おもしろかった。ただ、翠ちゃんのくだりはいらないんじゃ無いかと思う。

  • ボクシングを引退した男の前にアンダーグラウンドでの試合を勧める女が現れた。ただ強い者だけが勝ち、相手を殺してもいいという試合。
    男は最強の男に戦いを挑む

  • アンダーグラウンドファイトの話。結構ストーリーがしっかりしてる。他の作品と比べて。

  •  アンダーグランドファイトの世界を舞台に、戦う男の物語。

     大石圭らしい1作といえると思う。
     つまり、美しく残酷。そして、クール。
     主人公は、網膜剥離が原因でボクシング界を去った男なのだけど、彼の生い立ちが淡々と語られることが、むしろ切ない。ああいう環境で育ったことへの憎悪がないことが、彼を戦うことへの希求につながっているのだろうけれど、その矛盾に目を閉ざし、自分のなかで折り合いをつけている。たぶん、これが大石圭の持ち味なのだろうけれど、このある種の淡白さは人を選ぶように感じた。
     主人公の姉の話が、耐えがたいほどに苦い。
     だからこそ、むしろこの先の彼の戦いを見てみたいと願ってしまう。

  • アンダーグラウンドの世界で戦う格闘家の話。
    もっとドロドロしてる話かと思ってたので意外でした。
    DVを受けてたお姉さんの話がどうなるんだろうと
    読んでたんだけどそういう結末か~とちょっと残念。
    処刑と言うからには成敗の方向かと勝手に思い込んでました。
    まぁラストも予想通りな感じだったので★3つで。

  • ■0915.
    <読破期間>
    H21/2/9~H21/3/7

    <本の内容>
    網膜剥離を理由にボクシング界を去ったものの、戦いの熱気が忘れられずにくすぶっていた小鹿。
    彼のもとに、格闘エージェントである美女が訪れ、世界最強の男、ラムアとの一戦を持ちかける。
    それは、アンダーグラウンドファイトへの招待状だった—。
    闇のリングをまばゆく照らす光。
    血に飢えた観衆を熱狂させる野獣たちの死をかけた戦いが始まる。
    暴力だけがすべてを支配する、限りなく残酷で官能的な世界を、濃密に描く。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。法政大学文学部卒。93年「履き忘れたもう片方の靴」で第30回文藝賞佳作を受賞してデビュー。著書に『アンダー・ユア・ベッド』『湘南人肉医』『檻の中の少女』『甘い鞭』など多数。

「2018年 『モニター越しの飼育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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