甘い鞭 (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店 (2009年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784043572199

作品紹介・あらすじ

美貌の不妊治療医として評判の奈緒子のもう一つの顔。それは、過去に壮絶な監禁事件を経て成長し、秘密のSMクラブに所属する売れっ子M嬢《セリカ》だった――。過去と現在が交錯する、驚愕の問題作!

みんなの感想まとめ

過去の監禁事件を経て成長した美貌の不妊治療医が、秘密のSMクラブでM嬢としての顔を持つという衝撃の物語が展開されます。バイオレンスとセクシャリティが交錯する中で、登場人物たちの欲望や孤独、家族の崩壊と...

感想・レビュー・書評

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  • エロティック(風な)言葉の羅列。
    リアルさはあえて抑えたのでしょうか?
    わざとそれ風な言葉を並べ、エロティック風な文を作ったとしか思えないほど、表現が乏しいと感じました。
    プレイ時の表現なんて、そんなもんか?
    ってほど。臨場感がない。

    不妊治療の仕事、不妊で悩む患者、忌々しい過去、それによる目覚め、母との関係、普段とは違う副業、終始思い出す自分を犯した男…
    という「材料」がありながら、
    男性目線の言葉のチョイスによって、ねっとり感やドロッドロ感がない。
    女の感覚ってものが文から感じられないんだよなぁ。
    最後病院の委員長の息子が客で来たとか、
    それくらいの展開もあるわけでもなく、
    これ、ホラーではないですよね。
    サスペンスというほどはらはらしない。
    過去との切り替えも「紐解く」ってほどでもない。

    ありえないということが起こるのが小説ですよね?だから、忌々しい過去からマゾヒズムに目覚めてしまった!って展開でも話に展開があるなら…とは思うんです。
    材料があるだけに、勿体ないなーって。

  • 監禁からのM嬢という、バイオレンスとセクシャリティが強烈です。
    ただ、人間の心理の中に、この2つは近い存在だと思いますし、この2つが交わった時に、人間の感情の1番奥にある欲望が爆発するのだと思いました。

  • ホラー小説のくくりだったから読んだけど、エログロ要素多めで思っていたのとは違った。
    幼少期にトラウマがあると人格形成に異常をきたす、という話。

  • p.2009/6/1

  • 何を伝えたかったのかが分からなかった

  • 大石圭氏の書く女性はワンパターンで、著者はこういう人が好きなんだろうなぁと思う。過去の監禁被害のトラウマからSM嬢に、という設定は良いのだがどうにもSMプレイに臨場感がない。登場人物が何を考えているのかわからないのも特徴的なのだが、少女が男を殺した場面は特に違和感が……早く逃げなさいよと。

  • 壇蜜の映画という事で買ったけど、強姦や不妊治療などの話もあり、重かった感じ。内容はあまり無いので3時間あれば読了出来る。

  •  雰囲気のある表紙だこと、わたしのはアミアミタイツの表紙なのだが、こちらにレビューすることにした。檀蜜の鞭を振るう姿がエグイ(笑 ホラー文庫なのにホラーじゃないし、官能小説っていう括りでもない・・・レイプされた過去を持つ女医の精神構造が分からなくても、もう少し気味の悪さが伝わればよかった。その辺は村上龍に軍配が上がる。

  • 岬奈緒子の波乱に富んだ人生を、高校生時代と社会人になった現在とを平行して記載した面白い形式の物語だ.隣家の男に学校帰りに拉致された奈緒子.不妊治療医師として働きながら、SMクラブの売れっ子でもある奈緒子.最後に2つの殺人が発生するラストは面白かった.

  • 2009年読了。

  • 壇蜜が主演の映画化って書いてあったので買ってみた。
    要は官能小説。でも上っ面w
    エロでもホラーでもないような。
    ん~・・・・・。さくっと読むにはいいと思うけど。

  • 女たちは何を求め何を考えているのか?不自然、不思議な設定と思う。人間としてのリアリティが無い。セリカ

  • ホラーではない。結局のところ男性目線。

  • 子供の頃の拉致経験によりSM趣味に目覚めた女医の話。
    それだけしかいいようがない。

  • 『アンダー・ユア・ベッド』からずっと読み続けて、金太郎飴作家として読んでいたけれど今回でそれも少し陰りが見えたのが嬉しくもあり、私にはもう大石圭という作家が必要無いのだと分かった。

  • 初の大石作品。

    ホラーでもサスペンスでも無いし、ヒューマンドラマでも無いし、SM小説にしてはイマイチな気がするし…。

    不妊治療の話は実体験に基づいているそうで、かなりリアルだったけど、それなら、それを中心に描いた方が良いと思った。

    何よりも女性の描き方があまりにも男性目線で鼻に着いた。

    だが、全く面白く無かったかと言うと、そうでもないのだが…。

  • 不妊治療の辛さを初めての感じました。息子を授かった事に感謝。

  • 自分は、この本に共感できなかった、ということ。

  • 奈緒子は産婦人科医として働きながら、夜はSMクラブのM奴隷としての顔を持つ。
    彼女は女子高生だったころ、地下室に監禁され陵辱されたのだ。

  • 昼間の顔はレディースクリニックの女医。週末の夜は、SMクラブのMとして虐げられることに快感を覚えてしまう主人公。15歳の時に1か月の監禁された経験を持っていた。
    欲望の奥深さを描いているが、精神的なものも肉欲も僕にはいまいち判らんかった。
    終わり方は潔くてすき。

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著者プロフィール

1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。

「2023年 『破滅へと続く道 右か、左か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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