呪怨 白い老女 (角川ホラー文庫 お 1-55)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年6月25日発売)
本棚登録 : 74人
感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043572205
作品紹介・あらすじ
ある家で、司法試験に落ちた息子が家族5人を次々と惨殺し、自らも首を吊って死んだ。死ぬ瞬間を彼が録音したカセットテープには、彼の声とともに少女の不気味な声が録音されていた。それは、あかねが小学生の頃に親友だった未来の声だった。未来は一家惨殺事件の被害者だったのだ。そして7年後、幼い頃から霊感の強かったあかねの前に黄色い帽子をかぶり赤いランドセルを背負った未来が姿を現す…。
感想・レビュー・書評
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リアル感があり、かなり怖いです。
でも読み応えあります。 -
これはなあ……幽霊ものの怖さというよりもむしろ、生きた人間の現代病理、という気がしました。たしかに何かに「取り憑かれた」のが原因なのでしょうが。ううむ、こういうのってホラーでない現実でありそうですからねえ。なおさら怖い。でも嫌な怖さ。
ところで「白い老女」の正体はいまいち不明ですね。それが怖さに拍車をかけているような気もするかも。 -
呪怨シリーズでもかなり新しめの作品である。自分が興味をもつのは大抵の場合映画化やアニメ化されたものが多い。見比べることが出来るからだ。この本もやはり呪怨シリーズならではの表現が多い。ネタバレになるので深くは書かないがなるべくなら夜には読みたくない作品である。
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