源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

制作 : 角川書店 
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本棚登録 : 980
レビュー : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043574056

作品紹介・あらすじ

日本古典文学の最高傑作である世界第一級の恋愛大長編『源氏物語』全五四巻が、古文初心者でもまるごとわかる! 巻毎のあらすじと、名場面はふりがな付きの原文と現代語訳両方で楽しめるダイジェスト版。

感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語のダイジェスト版
    気になるけど長いんだよな…って方におすすめ。
    私もその1人でした。

    ・ビキナーズ版について
    各章の出来事が簡潔に網羅されています。
    名場面は訳文と原文までが載ってあって、理解が深まるコラムも多く、非常に良質な本。
    ただ、ダイジェスト版なので仕方ないですが、登場人物達の詳しい会話がほとんどカットされているのでそれぞれの人物像を思い描くことは難しい。

    ・源氏物語について
    初めて源氏物語を読む私に、色事の連続はなかなかの衝撃でした。現代人の感性ではそんな光源氏に引きがちですが、当時はそれが優れた男の証だとコラムに書かれていました。なるほど、古典は現代の感性で読んでは楽しめないのだなと認識しました。
    話の内容もまた曖昧でわかりにくいのです。これまた当時の価値観、奥ゆかしさ なんでしょう。
    現代の感性でもすごいと思えたのは、古風で美しい日本語たちです。ついつい声に出して読みたくなりました。空蝉、朧月夜、木枯らし などなど…
    光源氏の死が雲隠れとだけ書かれているのもまた、何とも粋な感じがしました。
    現代の感性では良さが100%伝わりませんが、歴史的傑作であることに間違いないことは、読んで強く感じました。

  • 初めて源氏を読んだのは4年前になります。大和和紀版、林望版、ウェーリー版と読んできましたが、毎回、繊細さと非凡な構成の虜になります。この4年間、年13回の源氏講座を4度受けてきましたが、本書はそのサブテキストでした。思い出をいく層にも重ねて源氏講座は終了しました。テキストも本日読了しました。

  • 世界的に有名な日本の古典文学なのに、授業で習う部分くらいしか読んでこなかったなぁと思い手に取った本です。
    初心者向けに解りやすく書かれているので最後まで読み終えることができたのですが、略されている部分も多いので、いつか全編読んでみたいなと思います。
    内容や感想をまとめるのは難しいのですが、ひとつ言えるのは古典文学だから心情を理解できないだろうという思い込みはよくないなということです。
    1000年以上前に描かれた登場人物の心情でも、十分に理解することができます。むしろ、1000年も前から人の考えることや悩むことの本質は変わっていないのではないかなと思います。
    何を考えているのか解らない相手の気持ちを探ろうとして思い悩む登場人物たちの人間らしさがとても好ましいと感じます。
    長い物語の中で源氏の憧れの人、最愛の妻、若気の至りで関係を持った娘など沢山の女性が出てきますが、1番心惹かれたのは花散里という女性です。特別美人ではないけれど、強く優しく源氏からの信頼はとても厚い素敵な人です。いつの時代もこういう女性が理想なのではと思います。
    長々と書いてきたのですが、何が言いたいのかというと、源氏物語は現代に通じる考え方や心理描写に溢れているということです。1000年読み継がれるのも納得だなぁと思います。

  • あらすじ、通釈(意訳+説明)・原文、寸評が載っていて、全体の筋をつかんだり、原文の雰囲気を楽しむのに良い感じ。文庫本1冊組ですが、一応54帖全体から抜粋して載っている。原文にはルビもふられていて音読もしやすく、コラムも面白い。
    角川のビギナーズ・クラシックスのシリーズは他にも何冊か持っているが、どれも原文に触れやすく、読んで楽しめる。

  • 記憶していたより素行がわるくて怒りながら読んでしまった。面白かった。

  • なんか予備校時、突然、それまでやってきた古文の勉強—単語・文法・活用—から解き放たれて、「な〜んだ、普通にストーリー追えば本文の意味わかるし問題解けるや〜ん」と開眼した。
    そして源氏物語にハマった。

    ちなみに、同時期にハマったパタリロの番外編、ばたり露源氏物語では光君がバンコランなので、女の尻を追いかけるバンコランという世にも珍しい状況になっている。マライヒは女になった。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00602016

    【スタッフコメント】
    「古典むすかしい」「タイトルは知ってるけど内容までは…」という方にオススメ!
    ★角川ソフィア文庫『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』★
    ********************
    ▶各巻・章ごとのあらすじで、どんな内容か易しくわかる!
    ▶重要な場面は古文・現代語訳でしっかりおさえられる!
    ”全集”や”体系”などで本格的に学ぶ前の入門編としてどうぞ!

  • 読破はしたけど、どうも理解出来ていない。。

  • あまりに長く、また話の中心となっている人間模様が複雑なので、これまで全体像がわかるまで読み込めたことのなかった源氏物語だが、本書のおかげで大筋を掴むことができた。

    全体を構成する一つ一つの章についての要約があり、またその主要な場面を現代語役と原文とで併記するという体裁をとっている。現代語訳は原文の品格を落とさず、かつ今日の我々の感覚に照らしても自然なものとなっており見事。

  • 頻繁に誰が誰だか、今、誰の話なのかがわからなくなるので買ったガイド本。帖毎のあらすじもあり、凄く助けられました。

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