源氏物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

制作 : 角川書店 
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レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043574056

感想・レビュー・書評

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  • 世界的に有名な日本の古典文学なのに、授業で習う部分くらいしか読んでこなかったなぁと思い手に取った本です。
    初心者向けに解りやすく書かれているので最後まで読み終えることができたのですが、略されている部分も多いので、いつか全編読んでみたいなと思います。
    内容や感想をまとめるのは難しいのですが、ひとつ言えるのは古典文学だから心情を理解できないだろうという思い込みはよくないなということです。
    1000年以上前に描かれた登場人物の心情でも、十分に理解することができます。むしろ、1000年も前から人の考えることや悩むことの本質は変わっていないのではないかなと思います。
    何を考えているのか解らない相手の気持ちを探ろうとして思い悩む登場人物たちの人間らしさがとても好ましいと感じます。
    長い物語の中で源氏の憧れの人、最愛の妻、若気の至りで関係を持った娘など沢山の女性が出てきますが、1番心惹かれたのは花散里という女性です。特別美人ではないけれど、強く優しく源氏からの信頼はとても厚い素敵な人です。いつの時代もこういう女性が理想なのではと思います。
    長々と書いてきたのですが、何が言いたいのかというと、源氏物語は現代に通じる考え方や心理描写に溢れているということです。1000年読み継がれるのも納得だなぁと思います。

  • 記憶していたより素行がわるくて怒りながら読んでしまった。面白かった。

  • なんか予備校時、突然、それまでやってきた古文の勉強—単語・文法・活用—から解き放たれて、「な〜んだ、普通にストーリー追えば本文の意味わかるし問題解けるや〜ん」と開眼した。
    そして源氏物語にハマった。

    ちなみに、同時期にハマったパタリロの番外編、ばたり露源氏物語では光君がバンコランなので、女の尻を追いかけるバンコランという世にも珍しい状況になっている。マライヒは女になった。

  • 途中までだけど。
    あんなに嫌いだった古文を好きにしてくれた、きっかけである大事な本です。
    紫式部にお礼を言いたい。

    光源氏すごいわ。物好きにもほどがある。
    もういい加減マザコン卒業しなさいと言いたくなる。

    雅です。
    若紫がいいですね。。夕顔も捨てがたい。。

    この角川のではないかもしれない。
    忘れました。。
    与謝野晶子訳だったよーな。。

  • あらすじ、通釈(意訳+説明)・原文、寸評が載っていて、全体の筋をつかんだり、原文の雰囲気を楽しむのに良い感じ。文庫本1冊組ですが、一応54帖全体から抜粋して載っている。原文にはルビもふられていて音読もしやすく、コラムも面白い。
    角川のビギナーズ・クラシックスのシリーズは他にも何冊か持っているが、どれも原文に触れやすく、読んで楽しめる。

  • 古典の入門者のためのシリーズ本。
    「あさきゆめみし」を思い出しながら読みました。
    現代語訳に読みやすい原文、主要人物の年齢や系図、
    コラムなどが書かれています。
    光源氏の行為はひどいものもありましたが、本当の愛を
    求めていたのは素敵だと痛感しました。
    薫と匂宮の愛も昔だからこそ素敵に思えたんだなと思いました。

  • 【ただのエロ小説だと思っていたら…】
    ただのエロ小説だと思っていたけど、そこには今も昔も変わらぬ、『相手の選び方』が描かれていた。

    要所要所で学べることがあって、人間の本性というか本質というか、そういうのが1,000年前から見えてくる。が、とはいえ基本はエロ小説。古典を学びたいとか、当時の様子を学びたいとかいう欲求(?)、モチベーション(?)がないと長過ぎて読み切ろうと思わない。

    当の私も5巻の『若紫』で諦めた。

    世界的にも有名な日本の古典小説なので、興味あり、挑戦したい方はぜひ。

  • 現代語訳のおかげでやっと源氏物語の概要を知りましたが、やはりたらしですね、光源氏。源氏が死んだあとのひとたちの話は何となく尻切れトンボでしたが、実際現実なんてこんなものでしょとも思えます。

  • おおよそのあらすじがわかる。だが細かいところは省かれているので、やはり全文を読まないとわからない部分がある。これをきっかけに全文を読みたいと思わせてくれたので、入門書としてよかった。

  • 思ってた以上に色恋沙汰に関する描写が多かった。時代背景でもあろうが、男女の身分差も大きいと思われるのが興味深い。そんな中で光源氏の死に関する描写がないのが、作者の意図を想像させる。あまりに高貴であると、死を描写することすら困難にんるのか。掉尾の宇治十帳は作風がかなり変わる印象。

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