万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫 92 ビギナーズ・クラシックス)

著者 :
制作 : 角川書店 
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043574063

感想・レビュー・書評

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  • 恋の歌やべー萌えた
    家族愛やべー萌えた
    万葉集いいよ万葉集

  • 訳4500首ある『万葉集』から、名歌とされる140首を厳選した入門書。解説もわかりやすく、残りの歌にチャレンジする気にさせてくれる!?

  • 日本の思想史を学ぶなら必須の文献のひとつ。さらに古今集、新古今集を一読しておくと和歌、さらには近代の詩歌というものがかなり理解できるでしょう。(2010: 清水正之先生推薦)

  • 高校の古典は苦手だったけれど教養にと思い購入。

    どれだけ時代や生活様式が変わっても人間は変わらないのだなと思う。特に相聞は愛しい、恋しい、といういつの時代も変わらない誰もが持つ感情だからこそ、それを美しい言葉にして歌によむ感性の高さを感じる。
    愛しいあの人が行く道を手繰って燃やしてしまいたいなんて、こんなに強い感情を短い言葉の中におさめるなんて私にはできそうにない。

  •  「上代」という言葉を聞くだけで、上流階級のみに許された高尚な世界を想起してしまったが、そんなことはなかった。庶民の歌はもちろんのこと、上流階級の人々の歌も、今でも「分かるなァ」と感じられるようなテーマが多く、どんどんn感情移入してしまう。胸が熱くなることもしばしば。
     相聞歌などはその典型と思う。額田王と大海人皇子のやりとり、磐姫皇后の嫉妬からは相手を想うストレートな心、大伯皇女と大津皇子や穂積皇子と但皇女からは、どうすることもできない別離の悲痛を。千年以上昔の、それも数十文字で構成された言葉がここまで現代に生きる私達の心に染みるのかと驚かされる。
     学ぶべきことだと思ったのは、季節に関する感性。式が持つそれぞれの顔を十分に理解し、感じ、楽しむための五感を自分は持っているだろうか?
     大学受験の頃、古文に対し「なんでこんなもん勉強するんだろう」という感情しか抱いていなかったが、少しだけその意味が分かった気がした。

  • P114 田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ

  • 誰かに想いを寄せたり、大切な人を失ったり。そのときの気持ち。
    昔も今も、人の感情は変わりません。共感できる歌がたくさんあります。

    また、万葉集の言葉はひとつひとつが宝石のようで、日本の言葉の豊かさと美しさを感じさせてくれます。ぜひお気に入りの一首を見つけてください。

    一首ずつ丁寧に解説されていますので、古典は苦手、という方にもおすすめです。

    九州大学スタッフ

  • 『万葉集』から選ばれた140首が丁寧に解説されています。巻末には、付録として初句索引や作者索引もついていて、読み返すのにとても便利です。歌枕地図で歌に詠まれた場所を確認できるのも素敵ですね。

  • 訳がすぐ見られるので、とても見やすいですし、解説も分かりやすいです。

  • いろいろ解説があってわかりやすかったです!
    勉強に役立ちました^^
    もとは遙か4がすきで読んでみましたw

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著者プロフィール



「2015年 『生きる 劉連仁の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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