徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

制作 : 角川書店 
  • 角川書店 (2002年1月1日発売)
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  • レビュー :77
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043574087

作品紹介

日本の中世を代表する知の巨人、兼好が見つめる自然や世相。その底に潜む、無常観やたゆみない求道精神に貫かれた随想のエキスを、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。現代語訳・原文ともに総ルビ付きで朗読にも最適。

徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)の感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れた吉田兼好の随筆です。

    原文を一度訳してみてから訳文を読む、というルールを自分に課してしまったため何度かめんどくさくなり、休憩を挟んでしまったので読了まで長い時間かかってしまいましたが、本の中の訳文は非常に現代的で親しみやすいです。

    人間というものは今も昔も良くも悪くも変わらないな、と思わせてくれます。

    何世紀も読み継がれているだけあってさすが、と思わされる記述もちらほら見られ良かったです。また人生の岐路に立った時読み直してみたいと思います。原文を訳してみよう、と思うかは微妙ですが(笑)

  • やっぱ、古典の随筆のなかで一番好きだー

  • 現代語訳、原文、軽い解説という構成。 教科書に載るような古典だし普通だったらあえて手を出そうと思えないけど、内容は「うらべかねよしのエッセー」といった感じで今読んでも古さは感じない。 700年前のものとは思えない。 なかなかおもしろい。

  • 偽りても賢を学ばむを賢といふべし

    この言葉がすごく心に残ったお話

  • 読書録「ビギナーズ・クラシックス徒然草」4

    編・出版 角川書店

    p210より引用
    “ 何事も、自分の外に向かってあれこれ求
    めてはならない。自分に目を向けて、自分が
    やるべきことに全力を注げばよいのだ。”

    目次から抜粋引用
    “自己発見の道へ
     旅は心のシャワー
     独善の悲哀
     利に群がる蟻人間
     鏡に映る醜い顔”

     日本の古典文学をわかりやすく記した作品
    集の、徒然草を解説した一冊。
     現代語訳・原文・解説と、作品に登場する
    寺社仏閣や図や絵を交えて書かれています。

     上記の引用は、灯台下暗しを戒めた話での
    一節。自分の足場をしっかりと固め、少しず
    つその範囲を広げることで、最終的に大きな
    事が出来るようになるとのことです。
    いろんな事をしたいと思っても、自分の足場
    をしっかりと固めるのも、なかなか上手く行
    かないものです。
     昔々の人々についての話ですが、どんなに
    時代が変わっても、人のしていることの大き
    な部分はあまり変わっていないのだなと思わ
    ざるをえません。

    ーーーーー

  • こういった…昭和以前の文芸作品みたいなのには苦手意識があったんですけれども、読んでみると割かし現代に通ずる部分もあり…なかなか楽しめましたね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    早い頃から世捨て人になってしまった兼好さんですけれども…独身のまま生涯を終えられたんでしょうか? 解説を読む限り、そのように感ずるのですが…

    こういう世の中から一歩引いた目で世間を見渡してみると…実に様々なことが分かる! ということが分かる書物でしたねぇ…まあ、この人はおそらく結婚には向かなかったのでしょう…。

    ↑なんか女人に性的な誘いを受けてうまく躱す方法みたいなのを文章にしてしたためていましたしねぇ…女子が苦手だったのかもしれません!

    ↑みたいな憶測が個人的には飛び交いますけれどもまあ、読んで損はない書物だと思いますよ!

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 兼好さんの考える生き方考え方振舞い方指南本。今に通じる話ばかりでなかなか刺さるものがあります。ちょっとひとと話すときに気をつけねばと考えさせられました。

  • 方丈記に引き続いて読了。徒然草の方が人物観察の洞察力が遺憾なく発揮されている。今も昔も人の考えや本質は同じなんだなと感じた。

  • 古文への最初の出会いとその後の一般的な付き合い方が、日本人を古典から決定的に引き離していると思います。
    「ビギナーズ・クラシックス」シリーズは、原文の直訳だけではなく、訳文の中に解説的な補足と文意をより理解しやくする表現を加筆してくれています。

    例えば有名な序段の一文。訳文の括弧内は、訳者の配慮で加筆されたと思われる表現です。

    原文
    つれづれなるままに、日暮し硯に向かひて、心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書き付くれば、あやしうこそもの狂ほしけれ。

    訳文
    (今日はこれといった用事もない。のんびりと独りくつろいで、)一日中机に向かって、心をよぎる気まぐれなことを、なんのあてもなく書きつけてみる。すると、(しだいに現実感覚がなくなって、)なんだか不思議の世界に引き込まれていくような気分になる。

    括弧内の有無で理解が全然違います。

    鎌倉時代に書かれたエッセイが、こんなに自由な主張をしていたとは全然知りませんでした。無常観を底にした随筆ですから、これを特に高校生のような時期――散漫で、傷つきやすく、知識も浅いとき――に、「高尚な」文学として紹介してしまえば、古典との修復不可能な関係と、致命的な眠気に導くこと簡単です。

    しかし実際には、くだらない話や自慢話も収められた、フランクに触れられる内容です。
    なんだか、おじさんのFacebookへの投稿みたいな感じですよ。

  • 20150720読了
    蔵書。現代語訳のあとに原文、そして寸評。●古文の響きもたまにはいいが、せっかちなのか意味を知りたくてまどろっこしくなってしまい、やっぱり現代語訳で読み通してしまう。まぁ、今さら古文の勉強じゃないんだし、好きに読むのもアリだよねーと思う。現代語訳で通読すると、700年前のエッセイとして楽しめる。現代にも通じるもの、当時の習慣を下敷きにした独特のもの、どちらもおもしろい。

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