古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2002年8月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (306ページ) / ISBN・EAN: 9784043574100

作品紹介・あらすじ

天地創造から推古天皇に至る、神々につながる天皇家の系譜と王権の由来を、起源から記した我が国最古の歴史書。イザナキ・イザナミの国生み神話や倭建命の英雄譚や歌謡など、魅力的で文学性に富んだ著名なシーンを、古文でも現代語訳(通釈)でも味わうことができる本。古文も現代語訳もふりがな付きで、朗読にも便利。また「古事記」を理解するための図版やコラム、参考情報満載の、古典を初めて読む人のために最適な1冊。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

日本最古の歴史書が描く神話や天皇家の系譜は、古代の生と死、神々の物語を通じて独特の魅力を放っています。天地創造から始まり、イザナキ・イザナミの国生み神話や英雄・ヤマトタケルの冒険まで、多彩なエピソード...

感想・レビュー・書評

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  • 物語の中の「生と死」『古事記』オンデマンド聴講前基礎知識として

    日本最古の書物 712年(和銅5年)成立 奈良時代
    撰録者 太安万侶 元明天皇の命 
    舎人(天皇の秘書) 稗田阿礼の読み習っていたものを文字化
    原文も少し掲載ありますが、まだ仮名文字がなく、やまと言葉を中国産の漢字でどうすれば正確に表現できるか苦心したようです。序文に 表記方針を掲載している。それでもわかりにくい場合は、注釈も加える。稗田阿礼の記憶力と太安万侶の編集力の賜物です。しかし、まだまだわからない事が多いそうです。

    構成は、
    上巻 天地の開闢 神話 神の話
    中巻 神武天皇から応神天皇 初代天皇
    下巻 仁徳天皇から推古天皇

    上巻の神話は、生の起源となる神々の誕生、日本国土の誕生、初めての男女イザナキ・イザナミ、黄泉の国、八岐大蛇、因幡の白兎、海幸山幸と、多少聞き覚えのある神話が続きます。
    下巻からの、いよいよ天皇の政治のほうが、馴染みがない感じでした。

    古事記は、天地創造から始まる神話、神々の攻防、天皇家に繋がる経緯まで、ビギナーズで基礎知識いただきました。

    以下は、個人的に気になったところ

    日本国の誕生の序文で、初期の混沌から森羅万象発祥の様子があるのですが、原文では、“乾と坤とに初めて分かれて、陰と陽と斯に開けて”とあり、乾は天、坤は地の八卦の正象の表現です。漢字だけでなく、易経、陰陽説も影響を受けていたのかなと思います。
    日本はラッキー8。八百万、大八島、八咫烏等々、八に溢れます。偶数を重視、八は最高の神聖数だったとのこと。あとは、末広の形状でしょうか。
    でも偶数は陰陽で言えば、陰。八卦の八は八方や世界を表しているのですが、ここからきているってことは、ないのかな。

    記紀には富士山が出てこない説。出てきません。
    そして、知らなかったのですが、中巻でヤマトタケルが東征した時、叔母から預かった剣と火打石で戦うのですが、静岡県の草薙と焼津も該当地。富士山近いです。視界に入ってしまいます。それでも全く触れないのだから大和の国の決意を感じる。で、その近くに住んでたことあるのですが、
    夏の富士山は、見えない日の方が多いんです。見えるとびっくりするくらいなんですよね。新説、夏場しかその辺りに行かなかった。は、どうでしょうか。

    • おびのりさん
      そうなの。途中で登録しちゃったあと、修正してたら、修正が消えちゃって。今日は、お時間かかりました。
      そうなの。途中で登録しちゃったあと、修正してたら、修正が消えちゃって。今日は、お時間かかりました。
      2023/06/17
    • ひまわりめろんさん
      古事記の神様たち(イコール日本の神様たち)ってさめちゃくちゃ人間なんだよね
      すごくデフォルメした人間
      あとめっちゃ結婚してめっちゃ子ども産む...
      古事記の神様たち(イコール日本の神様たち)ってさめちゃくちゃ人間なんだよね
      すごくデフォルメした人間
      あとめっちゃ結婚してめっちゃ子ども産む
      この辺もめっちゃ人間

      なんかこれって大和国の政治思想みたいなんが反映された結果なんかなと思ったり思わなかったり
      2023/06/18
    • おびのりさん
      生の起源としても、死の起源としても、先に神様達で表現してますよね。
      ビギナー読んだだけでは、ナーンもわからないけど、人の出現がよくわからない...
      生の起源としても、死の起源としても、先に神様達で表現してますよね。
      ビギナー読んだだけでは、ナーンもわからないけど、人の出現がよくわからないでしょ。うつくしきあおひとぐさ、がそれらしいのだけど、突然生えてくる感じ?1,000人殺されたら、1,500人産む、って少子化問題は起こらないね。
      古事記って、神々の話だけど、救済の話でないから人間っぽいのかなと思う。人間っぽい神様達だしね。
      2023/06/18
  • 子供の頃、古事記の絵本を持っていて、それには有名な部分(国造りや天の岩戸や因幡の白兎)しか書かれていなかったけれど、子供ながらに面白いな~と思っていた。大人になってから改めて読んだが、他の部分も結構面白い。登場人物(登場神?)結構みんな無茶するよね(笑)短気過ぎて笑えたり…
    先日、ビギナーズ・クラシックシリーズを読んで、そういえば古事記持っていたなと出してきて読んだが、何度読んでも面白いな、古事記は。

    • taaaさん
      まっき~♪さん☆

      コメントありがとうございます(^-^)

      なかなかゆっくりと古典読む事ないですよね~
      先月まで『コヤブ歴史堂』...
      まっき~♪さん☆

      コメントありがとうございます(^-^)

      なかなかゆっくりと古典読む事ないですよね~
      先月まで『コヤブ歴史堂』という番組やってて
      (見たことありますか?)
      古典を面白おかしく紹介していて、
      また古典も色々読んでみたいな~と思いました。
      昔から無茶する人いるな!って感じで( ´艸`)

      面白おかしく紹介してくれる本があったらな~
      2014/11/02
  • 因幡の白兎を絵本で読んだことがあり、八俣の大蛇とか草薙の剣は名前を知っている程度の知識だが会社の方からお借りしたので読んでみた。

    あれあれ?因幡の白兎を助けたのってヤマトタケルではなかったの!?子供の頃の絵本にはヤマトタケルって書いてあった気がするのに(^_^;)

    これを読むとヤマトタケルは想像していた人格と乖離があった(^_^;)

    一つ一つのお話のハチャメチャ振りがなかなかに興味をそそり面白かった。

    しかし人物名がなかなか頭に入ってこない。

    先日熊野古道を歩いたが、このヤタガラスの話を読んでいたら少しだけ旅行の楽しさも割り増しされていたかもしれない。
    出雲に出かける際は是非とも再読してから旅行してみたいところ。

  • 上巻は国生み、神生みから始まる神話の世界。神武東征の物語から神代を終えて人代に入る中巻。仁徳天皇から始まる下巻。神道的天皇から儒教的天皇に変化したこの境界で中、下巻に分かれたよう。何だか政情的なものがあったらしい。
    古事記で圧倒的に面白いのは、上巻だと思った。さまざまな神が生まれ騒動を起こす。父親に反抗し成人になっても泣き喚き続けたり、か弱い兎を騙したり、任務を全うせず逃げ帰ったり媚びたり、敵方の娘と恋仲になったり。これが神かぁ。ちょびっと残念なような気もするけど、でも愛らしい。
    アマテラスを主とした天上界である高天の原系の天神。オオクニヌシや天上界から追放されたスサノオなどの地上界である葦原の中つ国の国つ神。この神々の抗争、和睦のドラマが古事記上巻では繰り広げられる。
    わたしの中では、天界、地上界、地底界を神々が暴れまくり破壊と再生を繰り返しているような、宇宙規模のエネルギーを感じて心踊る。
    神々の中で今、気になるのは軍神タケミカズチ。チラッとしか出てこなかったので、この神についてもう少し踏み込みたいなと思った。
    最大のロマンを感じたのは、古代の出雲大社。その復元図は荘厳。雲を衝く巨大神殿、想像するだけで神々しくて目が眩む。

  • 寺田寅彦の「神話と地球物理学」で古事記の内容が登場していたので、まずは初心者向けのこの本を読んでみました。再度「神話と地球物理学」と照らし合わせながら読んでみようと思います。

  • 安定のビギナーズクラシックス。

    古事記は元々全て漢字で書かれていて、文章化した太安万侶自身、やまと言葉を外来語である漢字で記載し伝達することの難しさを語る。
    和歌の原文を読むとわかるが、本当に意味がわからない部分やまったく読めない部分がありすぎて、古事記を現代語訳した人たちの苦労を感じる。おそらく万葉集の原文ともまた違う読み方になっていて、他の書の例を参考にすることが出来たのか疑問に思う。

    内容としては、神が天上と地上、海や地下をも制覇し、だんだんと人間が国を治めていく話に変わっていく。こういう神話ものは大抵すぐに人を殺すし狂気に満ち溢れている。
    やはりヤマトタケルの話がなんとも切ない。

  • この前、島根県に旅行に行ったのだが、そこでたくさんの神社などを見た。
    出雲大社は「縁結びの神様」という程度の認識しかなくて、もちろん神話も、有名なのを触りだけ知ってる程度。
    そんなんじゃ100%楽しめないと思って、かの有名な「古事記」を読むことを決意(もう遅いけど)。

    いきなりむつかしいのは手に余るということで初心者向けのこの本を手にとる。

    実際読んでみると、神様は個性的な面々ばかり。イザナギとイザナミや、ヤマトタケルなど一度は聞いたことがあった神様がまるで実体をもって動き出すようである。

    正直、読む前と読んだあとでは観光地に対する見方が変わるし、何気なく過ぎ去っていた地元の神社にも神様の痕跡があるではないか!

    やはり読んでから行けばよかったとしみじみ思う。

  • 今昔秀歌百撰と、平成百人一首などの和歌の出典、背景を調べるために、日本の古典を調べ始めました。
    「角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス」
    は古典を学ぶのにちょうどよい難易度,価格,装丁の三拍子が揃っています。

    古事記,日本書紀,続日本紀を読破すれば、日本の原点が見えて来るかもしれないと思い読み進んでいます。

    読みながら,ひょっとしたら日本の中央部の支配層が見えて来るだけで、辺境は見えないかもと感じています。歴史的に辺境に文化が溜まるという現象があることを思えば,古事記,日本書紀,続日本紀だけではだめかもしれないと思い始めています。
    アイヌと琉球の文化を遡ってみます。

  • 現代語訳(要約?)と原文と解説が交互に読めるように編集されていて、読んでて楽しい。むかし歴史の授業で、記憶力抜群の稗田阿礼の「ものがたり」を舎人親王が漢字をあてて文字化したという話を聞いた覚えがあるが、あらためて考えてみるとびっくりする。なんせ、当時はひらがなもカタカナもなかったのだから。ひょっとすると、古事記は現在の解釈とはまったく違った内容なのかもしれない。むしょうに稗田阿礼に会いたくなった。

  • 解説、翻訳、原文付きで読める。やはり、難しい表現は多い。

  • 気軽に読め、古事記の全体の話がよくわかりました。解説もあり良いです。

  • ★★★★☆母校の高校が神道を採用していました。毎月参拝があったり、伊勢神宮の川で禊をしたりというイベントがありました。高校生の頃は、あまり神道に興味がありませんでしたが古事記を読んで思い出しました。関係する本も買ってしまいました。他の古典もよく読んでみたくなりました。

  • 神々の誕生 イザナキとイザナミの結婚 姉アマテラスと弟スサノウ 岩屋戸にこもったアマテラスを誘うウズメ・カムヤマイワレビコを八咫烏が先導 ヤマトタケル帰郷の途中に病に倒れれ、原因はミヤズヒメのところに忘れた神剣
    神剣が守っていたのだ
    神武 安寧 崇神 仲哀 仁徳 雄略 欽明 推古

  • 古事記とい名前しか知らなかったので、編纂目的、内容共に大変勉強になりました。日本書紀も読みたくなりました。

  • 【ブログで紹介】(2024.5.30)
    昨年後半から、神社にお参りすることが多くなり、
    祭神の名前が分からないことから「古事記」に興味を持ちました。

    初めにマンガを読みました。
    概要が分かってとても良かったです。
    「マンガ 面白いほどよくわかる!古事記」
     かみゆ歴史編集部

    次に本書を読みました。
    通釈と書き下し文で書かれています。
    神々の時代と天皇のはじめの時代について書かれています。
    「古事記」の抜粋本だったのは、半分以上読んで分かりました。。。
    それでも、私のような初心者には分かりやすかったです。

    想像と違っていて驚きました。
    ・神々は誤りやねたみが多い。
    ・多妻制?
     ギリシャ神話のゼウスのよう。。。
    ・天皇はだまして政敵を倒す。
     しかも政敵は親戚である。
    ただ、神々の時代から、
    人間くさい・泥くさい
    ということで、親しみがわきました。

    先日NHKのスペシャル番組で、
    雄略天皇などが朝鮮半島に攻めていったと考えられると言われてましたが、
    そのような気配は何も書かれていませんでした。

    私は神々の時代の方が、天皇のはじめの時代よりも好きです。
    特にアマテラスが魅力的に思えました。
    女神、雄姿、引きこもりなどの逸話がたくさん出てきます。
    先月、天照大御神が御祭神の伊勢神宮にお参りに行ったのはうれしかったです。

    本書には注釈や資料が多く掲載されているのですが、
    神々についてのまとめがないため以下も読もうと思います。
    「古事記の神々 付古事記神名辞典」 (角川ソフィア文庫)
     三浦 佑之(著)
    (2024.11.10)

    ※2024.1.27購入@丸善お茶の水店
     2024.2.24読書開始、3.29読了
     2024.9.15再読開始、11.9読了(2回目)

  • 日本神話で知ってる逸話もあっだから読んでみようと思ったのがきっかけ。
    書き下し文は漢字だらけで読めなかったので意訳だけ読んだ。
    知ってる逸話とかも何個かあったけど、結構とんでもない話もあってこれが当時の価値観なんかなぁ。
    解説によると政治的な展開もあるらしい。
    同じ人でも日本書紀と設定違うかったりあるみたいなので、次はそっちを読みたい。

  • 昔の文章を音読したくなったので買ってきた
    思惑通り書き下し文が大量にあり、全てにふりがなが降ってあるのでとても音読しやすかった
    解説はただ訳すだけではなく所々に考察も含まれるので別の視点から古事記を楽しむことが出来た

  • 奈良で橿原神宮と仁徳天皇陵を見たことがこの本を手に取ったきっかけでした。
    分かりやすく現代語訳、解説されており良く理解できました。
    解説もかなり砕けた解説で読んでて楽しかったです。

    個性的な神様がたくさん出てきますね。

  • オオクニヌシはヤカミヒメとの結婚について兄弟に反感買って殺されかけて地底の国まで逃げたのに結局そこでスセリビメと結ばれてその前の騒動はなんやったんや

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