古今和歌集 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

制作 : 中島 輝賢 
  • 角川学芸出版
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本棚登録 : 202
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043574186

感想・レビュー・書評

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  • 君が代の歌の由来を初めて知った

  • 『古今和歌集』読了。正月に飲んだり食べたり近所の氏神様に参ったり、その合間あいまにパラパラと読むのに、このビギナーズ・クラシック版のとっつきやすさって最高じゃないですか。手弱女ぶりの作風も、万葉集と新古今の間っていう程よさもいいですね。

  • なんとなく購入したものですが、買ってよかった。興味を掻き立て、「じゃあ、全集なり他の解説書なり、読んでみたい」と思わせてくれる。編者の解説も、生き生きとした文で、昔の人たちも今の人たち同様に笑ったり悩んだり、いろいろ思いながら生きていたんだなあと思いを馳せて、楽しく読み進めた。今度旅に行く時は、持って出ようと思う。

  • 1100首の中から70首を取り上げたビギナーのための本です。
    春夏秋冬、賀歌、離別歌、物名、恋歌、哀傷歌、雑歌、
    大歌所御歌、東歌とあります。
    やはり恋歌がいいですね。想像を掻き立てられます。
    他の歌もわかりやすく解説してくれているので
    ビギナーにはうってつけの本ですね。表紙もきれいです。

  • かな文字の練習教材として常に携帯中。

    読んでいて切に思うのが、

    ・・・・暗い。


    7、8割の和歌が、惚れた腫れたの千々に乱れる心と嫉妬。いつの世も恋とは身を焦がすものなのですね。歌を認めた当時、この歌人はおいくつだったのかしら、などと微笑ましく思を馳せつつ筆を走らせ書に勤しみ。残り2、3割の心温まる句を、お手紙にさらっと書き綴り、そこはかとなくあたたかい心が伝えられる様になれたら素敵だな、と思ふ毎日です。

  • 季節毎に読み返したい一冊。ビギナーズ・クラシックスはコラムや解説があり予備知識にも触れられるので、歴史や古典をそんなに勉強してこなかったひとでも楽しめます。

    毎年繰り返される自然の営みを、不思議に思い、喜び、悲しむ。昔のひとの繊細な感性や想像力に触れると、当たり前だと思っていた風景がすこし違って見えそうです。

  • 古今和歌集から一部抜粋したもの。
    やはり日本のものはしっくりくる。

  • (2014.04.15読了)(2014.04.04借入)
    【日本の古典】
    『万葉集』と柿本人麿、大伴家持などの関連する本を読んだので、次は、『古今和歌集』をと思い借りてきました。
    『古今和歌集』が完成したのは、905年4月18日、又は15日ということです。偶然完成したという日の前後に読んだことになります。
    撰者は、紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の四人です。ただし、友則は完成前に亡くなっています。約千百首の歌が二十巻にまとめられています。
    巻十九は、この本では省略されています。雑躰といわれる特殊なものが収められているためです。
    撰者四人の歌の他に、在原業平、小野小町、読み人知らずの歌が紹介されています。
    どこかで聞いた歌もあり、はじめて見たうたもあります。万葉集にくらべ、理知的、技巧的な歌が多いようです。
    仮名序が紹介されているのですが、柿本人麻呂を論ずる上で問題になる部分は省略されていました。論争になる部分は、避けて通ったということでしょう。残念です。

    【目次】
    はじめに
    仮名序
    巻第一 春歌上
    巻第二 春歌下
    巻第三 夏歌
    巻第四 秋歌上
    巻第五 秋歌下
    巻第六 冬歌
    巻第七 賀歌
    巻第八 離別歌
    巻第九 羇旅歌
    巻第十 物名
    巻十一 恋歌一
    巻十二 恋歌二
    巻十三 恋歌三
    巻十四 恋歌四
    巻十五 恋歌五
    巻十六 哀傷歌
    巻十七 雑歌上
    巻十八 雑歌下
    巻二十 大歌所御歌
    同   東歌
    解説
    付録 初句索引
       畿内図

    ●春(32頁)
    久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ  紀友則
    (光がのどかな春の一日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散っているのだろう。)
    ●秋(52頁)
    秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる  藤原敏行
    (秋が来たと目にははっきり見えないが、風の音によってハッと気づいたことだよ。)
    ●冬(77頁)
    冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ  清原深養父
    (冬なのに空から花びらが散ってくるのは、雲のあちら側は春だからだろうか。)
    ●後朝(123頁)
    しののめのほがらほがらと明けゆけばおのがきぬぎぬなるぞ悲しき  読み人知らず
    (明け方の空が、ほんのりと明るくなっていくと、自分の衣をそれぞれ身につける―そうして別れの後朝になる―のが悲しいことだなあ。)
    ●待つ(133頁)
    月夜よし夜よしと人に告げやらば来てふに似たり待たずしもあらず  読み人知らず
    (「月がきれいですね。いい夜ですね」とあの人に告げてやったら、「おいでなさいな」というのに似ている。だから待たないわけではない。)
    ●飛鳥川(156頁)
    世の中は何か常なるあすか川昨日の淵ぞ今日は瀬になる  読み人知らず
    (世の中はいったい何がいつも変わらないだろうか。飛鳥川は、昨日は深い淵だったところが、今日は浅い瀬になることだよ。)

    ☆関連図書(既読)
    「土佐日記」紀貫之著、川瀬一馬訳、講談社文庫、1989.04.15
    「私の百人一首」白洲正子著、新潮文庫、2005.01.01
    (2014年4月16日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    四季の移ろいに心をふるわせ、恋におののく。現代人と変わらない痛切な想いを、千百年以上の昔の平安時代の男女は和歌という五・七・五・七・七の三十一文字に込めて歌い上げた。本書では、古今和歌集二十巻、約千百首の中から精選した歌を七十首余取り上げて丁寧に解説。「倭歌は、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」と冒頭の仮名序に記す古今和歌集の魅力を存分に味わえる一冊。総ルビ付きで朗読にも最適。

  • ビギナー用とのことでとても分かりやすい本でした。
    解説は歌についてのみではなく、歌人の背景や当時の事情などにも及んでいて、最後まで歌の世界に入り込めました。
    次はすべての歌が収録されている本を読みたいです。

  • 「山里は秋こそことにわびしけれ鹿のなく音に目を覚ましつつ」壬生忠岑
    「花の色は雪にまじりて見えずとも香をだに匂へ人のしるべく」小野篁

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