伊勢物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

制作 : 坂口 由美子 
  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043574230

感想・レビュー・書評

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  • 昔男は在原業平がモデルではないかと言われるように、前半部分は女性との恋愛など雅やかでそう感じました。
    後半を読んでいくにつれ、老いていく昔男が哀れに感じだいぶ違う印象を持ちました。

  • 大した長さではないのだから全文欲しかったな。
    ああ知ってる!ってなる話ばかりで、これが原典だったのか、と感慨深い。
    訳や解説が丁寧で、原文だけではあっさり過ぎて読み過ごしてしまう機敏をよく理解できた。
    業平さんすごい笑

    恋しくは来ても見よかしちはやぶる神のいさむる道ならなくに
    が歌では気に入りました。世の中に絶えて桜のなかりせば、も好き

  • 王朝の理想像「昔男(むかしおとこ)」の人生を追った
    連作歌集物語です。
    美男で心優しく情熱的な色男。
    そんな彼に高貴な人も市井の人も惹かれていくさまが
    歌と共につづられています。
    王朝の人間模様もわかるとてもわかりやすい一冊です。

  • 何かあると取り敢えず死んでオチをつけてくるので、段々笑ってしまうようになった。
    それはそうとして、一体何人女がいるんだ

  • 昔の日本の風流に触れ、いまの自分にはまったく無い趣ある詩に感服した。
    あえて多くを語らないことで余韻を持たせ読者の想像力を掻き立てる。
    逆に全てを語りすぎてしまうと、それは「無粋」というものになってしまい、味わいがなくなる。
    粋な心を持った登場人物達による贈答歌には大変興味を惹かれ楽しく読むことができた。

  • 一年で最も夜の長い日に、本書を読むという粋な会があると聞き、買って読みました。

    私が気になったのは、初段の以下の箇所です。

    「この男、かいま見てけり。思ほえず、古里に、いとはしたなくてありければ、心地まどひにけり。男の着たりける狩衣の裾を切りて、歌を書きてやる。その男、信夫摺の狩衣をなむ、着たりける。

    春日野の若紫の摺衣しのぶの乱れかぎり知られず

    となむ、おいづきて言ひやりける。」(p.13)

    これは!
    現代でいうと、
    一目惚れしちゃった女の子に、メールアドレス書いた名刺渡しちゃう、ってことですよね?
    昔の人は燃え上がる恋心を行動に移したものですよ、とか言ってるけど、現代人も同んなじようなことしてますよ?

  • 面白かったけど、やっぱりあんまり共感しないなあ。雅がわからん。

  • ヤリ珍道中

  • 表紙がポップですね〜。綺麗です。昔男さんのたらしぶりが楽しいです。字も大きくて初心者には最適。楽しかった〜。最後はしんみり。

  • 前々から興味を持っていた伊勢物語。本書は原文と現代語訳の両方と平安時代の豆知識(一部絵もあり)がついていてわかりやすい印象をうけた。個人的には現代語訳を原文より後に持ってきてもらった方が読みやすいと思ったのが残念な部分だった。しかし平安時代の人の恋愛観念がよくわかり面白かった。それは現代人には理解しにくいものだったり、共感できるものだったり。古典に興味のある人や昔の人の恋愛観に興味のある人にはオススメ。

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