C.H.E. (角川文庫)

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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043582020

感想・レビュー・書評

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  • 話がゴミゴミしている。
    ハチャメチャな感じはするのだけれども
    話がよく見えません。
    もうちょっとシンプルな話だと良かったのにな。

  • チェ・ゲバラとリベルタの偉大なる歌手シルビオ。怪しい老女マリーナ。日本人の大友と日系人のヤザワが経営する旅行会社から物語が始まる。
    スピーディな話で、最後まで一気に読めた。チェ・ゲバラは名前と顔は知っていたけど、彼の逸話も実に興味深かった。でも物語として純粋に楽しめる。面白かった。

  •  軍が利権を掌握し、民衆は抑圧されているリベルタは架空の国家だが、80年代〜90年代の南米各国で見られた軍政の縮図そのものだ。事実、少しでも正義の声を挙げようものなら殺された(消された)し、今もってどれだけの人が南米各地で犠牲になったのか正確な数はわからない。
     
     そんな国家の中で民衆の希望となったのが、ゲバラの詩にサルサのリズムをつけたシルビオの歌だ。死んだと思われていた国民的歌手のシルビオの歌が、なぜかカセットテープとして出回り始めた。一体誰が何のために広めているのか…
     そして謎の老女・マリーナの持っている頭蓋骨はいったい誰なのか…

     読み進めるうちに、大体のことは予想できてしまうので、なにか物足りなかった。でもそれは南米の歴史を学んだものだからかもしれないので、全然知らない人が読むと予想できない面白さがあるかもしれない。

  •  主人公・大友が雇われていた旅行会社に、ある日、訪れた謎の老女マリーナ。彼女は隣国までガイドを依頼、高額の報酬を提示するのだった。その額につられて、大友は日系人の社長ヤザワとともにその仕事を引き受けることにする。そんな彼らを待ち受けるのは行く手を遮る警察軍の攻撃であった…。読み出したら止まらない壮大なエンタテイメント、タイトルはもちろん、革命家エルネスト・チェ・ゲバラのことをさす。年老いた「フィデル」が、亡き友「エルネスト」に語りかけるプロローグからはじまるところが、なんとも期待させるではないか。物語の舞台になっている南米の小国リベルタは架空の国であるが、読むうちにアルゼンチン、ペルー、ボリビアといったゲバラゆかりの国々へ行ってみたくなることだろう。

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  • ハードボイルドで楽しかった。チェ・ゲバラってTシャツとかでしか知らなかったからかも。井上尚登ってエンターテイメントとしていいと思うよ。

  • <内容>
    南米の小国リベルタ。大友彰が雇われていた旅行会社に、一人の老女が訪れた時から、そのリズムは静かに、そして激しく流れ始めた―。老女・マリーナから提示された高額の報酬につられ、隣国までのガイドを引き受けた社長のヤザワと大友。しかし彼らを待っていたのは、行く手をさえぎるリベルタ警察軍の執拗な攻撃だった。いったいマリーナは何者なのか。そして、何を求めて戦うのか…。やがてあのリズムがリベルタを包み込んだ時、誰もが戦うことの意味を知る。祖国か死か、ただそれだけだということを。圧倒的ノンストップエンタテインメント。

  • キューバが舞台!で、読みやすいですし、展開がひっくり返り、もう爽快です!

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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