散りしかたみに (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 268
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043585014

作品紹介・あらすじ

歌舞伎座での公演中、芝居とは無関係の部分で必ず桜の花びらが散る。誰が、何のために、どうやってこの花びらを降らせているのか? 一枚の花びらから、梨園の中で隠されてきた哀しい事実が明らかになる――。

感想・レビュー・書評

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  • この人の歌舞伎シリーズ嫌いじゃないんだけど これはちょっと難しかった。
    切ない結末には泣けたケド。
    厳しい世界だ。

  • 歌舞伎界ミステリと言うことで興味津々に読み始めたら、なんとシリーズの何冊めかだったみたい。
    「以前の事件」が気になる。

    華やかな歌舞伎の裏舞台を覗けるところが楽しい。
    番頭さんがご贔屓さんを案内とか、廊下が狭いとか。早変わりの吹替えとか。
    けど、暗いー!ドロドロだし、痛い!
    どことなく横溝臭が漂う。
    型破りな着付けでも粋な美女、虹子。
    それに魅入られる、市川伊織。
    探偵の今泉の直感がやや強引で、謎解きは2ドラみたいなのが残念だけど、
    犯人のやるせない最後の言葉には余韻が残る。

  • 歌舞伎シリーズ。歌舞伎の公演中に毎日花びらが散る。上には誰もいないのに誰がやっているのか?最後にまさかこう来るとは!とどんでん返しに全く気づかなかった。

  • 作者の歌舞伎愛が感じられる作品。歌舞伎を全く知らないので、ピンと来ない箇所が多く、読み進め難い。歌舞伎って面白そうと思わせてくれる。

  • 歌舞伎シリーズ

  • 2016/03/26ブックオフ購入
    2016/04/12読了

  • 今泉文吾と小菊シリーズ、二作目。
    難しいなあ~と思いつつ読み進むと、序破急…
    種明かしの場面で、そうだったのか!
    と、悲劇に打たれる…
    けれど、自分がもっとちゃんと、劇中で演じられている歌舞伎の作品を理解していれば、途中から推理できて、もっと楽しく読めたのになあ、と思う。
    近藤史恵の伝統芸能シリーズは、演目の内容に要注意だ。
    難しくても、よ~く吟味すべし。
    もう結末は分かってしまったけれど、後でまた読みたい。

  • 2014.9.20読了虹子には嫌悪感。それにしても、どうして今泉には最初から真相が見えていてのかが不可解。いくらなんでも勘がよすぎないだろうか?

  • 歌舞伎の知識ゼロの人間には、この文章からその様子を伺うのは、ちょいと難しかったなぁ。人間模様のドロドロを描くか歌舞伎の魅力を語るかどっちかに傾けた方が良かったんじゃないかな。薄い本だからどっちも中途半端な気がした。

  • 歌舞伎の筋書きのところとかはちょっと難しくて
    読むの大変だったけどそれがあっても
    すらすら読み進められちゃう

    でも、哀しい。
    真実を知ることが全てじゃないって
    この間なんかドラマとかでやってたけど
    これはまさにそれだった。

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著者プロフィール

1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年自転車ロードレースを描いた『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞、本屋大賞第2位に輝く。〈ビストロ・パ・マル〉〈猿若町捕物帳〉〈清掃人探偵・キリコ〉シリーズをはじめ、長く愛読されている作品が多い。旅をテーマにした著書に、第13回エキナカ書店大賞受賞作『スーツケースの半分は』がある。近著に『歌舞伎座の怪紳士』『夜の向こうの蛹たち』。

「2021年 『たまごの旅人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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