桜姫 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043585021

感想・レビュー・書評

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  • 今泉探偵シリーズ4冊目。今回も梨園が舞台。
    将来有望だが歌舞伎の家系ではない銀京と、誰からも愛されていないと思っている歌舞伎役者を父に持つ笙子。二人が惹かれ合ったのは偶然か必然か…。ハッと息を飲む真実と涙(感涙かな…)の結末だった。
    途中、子役の死亡事件なども挟みつつ、先が気になって読む手を止められず、今回も一気に読み終えた。このシリーズ、章ごとに語り手が交互に出てきて(この本では笙子と小菊)それぞれの展開が気になるので、どんどん読み進めてしまうが、結末が近付くにつれ、読み終わるのが勿体ないと思ってしまうシリーズだ。

    • 九月猫さん
      taaaさん、こんばんは♪

      この本、古いカバーのものを長らく積みっぱなしなのですが、
      シリーズなのですか?!
      知りませんでした(^^;)
      裏表紙のあらすじにはシリーズらしいことを書いていないので、
      てっきり単独のお話だと思っていました。一作目から買ってこなくちゃ!
      後ろのカバー袖の既刊本のところには、
      「散りしかたみに」と「桜姫」しか載っていないのですけれど、
      「桜姫」はシリーズ4作目なのですね。
      taaaさんのレビューのおかげで、シリーズと気付けてよかったです~!
      ありがとうございます。
      2014/03/24
    • taaaさん
      九月猫さん☆

      こんばんは(^-^)
      私も一番最初に2冊目の「ガーデン」を読んで
      シリーズを知ったんですよ~
      「ガーデン」だけ少し舞台が違いますが、
      後の4冊は全て梨園が舞台です(〃'▽'〃)
      続きもの~ってわけではありませんが、
      順番に読んだ方が関係性は見えてくるかもです♪
      ちなみに、「ねむりねずみ」「ガーデン」「散りしかたみに」
      「桜姫」「二人道成寺」の順番です(*^^*)

      私はかなり好きなシリーズ♡
      九月猫さんにも気に入っていただけたら嬉しいです。
      2014/03/25
    • 九月猫さん
      taaaさん、こんばんは♪

      おおおっ、いろいろとありがとうございます!
      ぜひ順番に読みます!
      taaaさんのレビューを読んで、
      「近藤さん、梨園が舞台って設定が好きなんだなぁ。うちにあるのも確かそうだよなぁ」と
      思っていたら、まさかその「うちにあるの」もシリーズの一冊だったとは、です(^^;)
      文楽好きなので、同じ演目が多い歌舞伎の世界が舞台で興味津々です。
      taaaさんがかなりお気に入りとお聞きして、ますます楽しみになりました♡
      2014/03/26
  • 近藤さんの物語を読むようになってから、歌舞伎にも興味を持つようになった。
    跡継ぎの重要性など、たぶん一般人が考えている以上に大きなことなのだろう。
    だからこそ、跡継ぎを必要とした父親は兄・音也にこだわり続けたのだと思う。
    幼くして亡くなってしまった兄。
    入れ替わるように実の父親のもとに引き取られた妹。
    二人に接点はないはずなのに妹・笙子は兄を殺した夢を見続ける。
    誰にも言えずにずっと悩んできた笙子の前に、兄の死の真相を知りたいという銀京が現れる。
    兄と出会ったことが歌舞伎に興味を持つきっかけになったと言う銀京。
    才能もあり、華もある。
    「大部屋役者で終わる気はない」と言いきる銀京には、それ相応の野心もあったとは思う。
    芸に対する自信もあっただろうし、厳しい稽古にもついていく覚悟もあっただろう。
    銀京というキャラクターがもう少し魅力的だったら…と思ってしまった。
    どことなく上滑りしているような感じが残ってしまって、もっと掘り下げた描写があればと感じてしまった。
    兄の死の真相はあっけないほどあっさりと語られている。
    物語にとって真相は何だったのか?ということよりも、真相を知ってからの笙子の心理描写のほうが細微に語られている。
    歌舞伎という独特の世界での出来事。
    読んでいて引き込まれるところも多く、それだけに妙に浅く感じてしまったことが残念だった。

  • 歌舞伎、いいですよねー。というわけで(?)新作本が途切れた間に図書館で目についた文庫本を何冊か・・・の中の1冊。しまった!探偵今泉シリーズというやつだったのか!!面白かったので、他のも読まなくては~!という罠にまたもやハマるwww

  • 近藤史恵の桜姫を読みました。
    歌舞伎の世界を舞台にした恋愛ミステリーでした。

    歌舞伎役者を父に持つ笙子は精神的に不安定な女性です。
    幼くして兄の音也を亡くし、母親も亡くしてしまった笙子は、なぜか兄を殺す夢を見るようになります。

    笙子の前に音也の死の真相を突き止めたいという音也の友人だった銀京という青年が現れます。
    笙子と銀京は調査を始めるのですが...

  • やっぱり、歌舞伎に興味が出てくるように作られてるのかなぁ。歌舞伎を知って読めばもっと面白いんだろうなぁ。

  • 2017/3/16
    今回はちょっぴり救いがあった。
    このシリーズいつも救われない気がしてたから。
    しかし芸事というのは業が深い。
    芸のためならすべてを捨ててもいいという人たちが集まると常識が常識じゃなくなるのがいい。
    本を読む醍醐味って気もする。

  • 面白かった。このひとの歌舞伎もの初めて読んだけど もっと読みたいと思った

  • よく知ってるはずの演目でしたが、今回も色々学ぶことが多かったです。

    誰の桜姫で、また観たいだろうか。

    凄惨な事件かと思わせておいて、血は流さず。
    哀しい展開の先に希望が感じられる。
    歌舞伎のようなお話、ですかね。

  • 今泉探偵シリーズ。

  • 小菊さんシリーズの3冊目です。
    このキャラクター、いいです。
    登場人物の「役者」って、人間である前に役者、みたいな設定の人が圧倒的に多い中、この人は「まず人間」なのがとても好感持てます。

    またこの話、最後の最後があああっと思わせます。
    これがなくても十分ミステリなのに、まだやるか。
    世の母親って。。。。頭があがりません。

    近藤史恵の文体が好きですー
    薄い本が多いのに中身がみっちりあるのは密度が高いのかな。

    さほど豪華絢爛な言葉を並べ立てるわけでもないのに
    濃度があるところ、ちょこっと皆川博子に近いかな。

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