十三番目の陪審員 (角川文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 角川書店 (2001年8月24日発売)
3.25
  • (1)
  • (6)
  • (15)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 76
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784043587018

作品紹介・あらすじ

殺人事件を捏造し、警察と報道がいかに冤罪を生み出すか暴こうと考えた男は、思いもよらぬ死体の出現で逮捕されてしまう。民主的司法をめざして復活した陪審制のもと、十二人の市民がこの事件に下す意外な評決とは。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

法廷ミステリの魅力を再確認させる作品で、登場人物の個性が光る中、特に弁護士ののんびりしたキャラクターが印象的です。物語は、人工冤罪やDNA改変、陪審員制度といったテーマを扱い、現実に根ざしたプロットが...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 法廷ミステリのおもしろさを再確認。弁護士とは思えない森江さんののんびりした感じに癒される。

  • 冤罪計画という無謀で大胆な計画。どうやるのか、成功するのかと、興味津津で読んでいったが、そこに至るまでがなんか判りづらく面倒くさい感じ。もちろん、冤罪計画という途方も無い計画には面倒くさいことしか無いのだろうが。弁護士の森江春策の活躍は見ものだが、何のための冤罪計画だったのかという点はイマイチ納得いかない。

  • 3+ 

    恣意的な書かれ方が目立つものの、法廷の場面でのやりとりは“裁判員”以前に書かれたものとしては意外なほど現実感があり生々しい。何より3.11を通過した我々にとって、本作のプロローグはありえないことでもSFでも何でもなくあまりにリアルである。そういったベースで本作を読むと、荒唐無稽なプロットなどむしろ脇役ぐらいに思えてくる。

  • うーむ、これは拾い物。傑作といってもいいだろう。 人工冤罪、DNA改変、そして陪審員制度という、 大ネタを惜しげもなく投入する贅沢さ。 またそれを有機的に組み合わせた手際の良さ。 ラストの仕掛けにも素直に感嘆した。 (もっとも、アンフェアと言えなくもないが)

  •  鷹見瞭一は表現者として世に出る夢を捨てかねていた――つまり、いまだ作家として生きて行くことを諦めきれずに無味乾燥な毎日を送っていた。そんな時、高校の先輩であり、唯一出版の世界のコネクションを持った人物である船井に、とんでもない計画をもちかけられる。DNA鑑定をも欺き通せる方法があるから、わざとやってもいない事件の容疑者となり、後で無実の罪を証明して、自分自身が冤罪事件の当事者となってその出来事を記事に書かないかというのだ。突拍子もない話だったが、容疑者といっても、被害者は架空の人物だし、何よりそれが作家としての最後のチャンスだと思った鷹見は、その計画にのることにする。だが、いざ捕まってみればなんと被害者は実在する人物で、容疑はレイプ殺人、DNA鑑定で鷹見以外犯人はありえないという事態に!

     この事件を担当することになったのが弁護士の森江春策。事件の真相と、法廷でのやりとりが主となるが、やはり他と違うのが、この裁判が陪審制であること。専門家たちだけでやる裁判とは違い、何気ない言葉が陪審員たちの心の動きに左右してしまうことに、森江は四苦八苦。ただでさえ、容疑はレイプ殺人、容疑者が訴えているのは冤罪計画という突拍子もない話なのだ。だが、読んでいる方にはそこがおもしろいところ。森江の攻め方に感心、最後まで楽しめた。

  • 陪審員…ってことで思わず手にとってみたけどあんまり陪審員の出番はなかったような・・・
    でも弁護士ってカッコいいな★って思いました。探偵みたいですね。。皆あんな感じだっけ弁護士…
    面白かったけど題はこじつけでしたね。。

  • 事件というかプロローグが長すぎる。森江が出てくるまでが長い長い。しかも、森江のキャラがパッとしないし。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

一九五八年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。
一九八六年、「異類五種」が第2回幻想文学新人賞に佳作入選。
一九九〇年、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞受賞。
代表的探偵「森江春策」シリーズを中心に、その作風はSF、歴史、法廷もの、冒険、幻想、パスティーシュなど非常に多岐にわたる。主な作品に『十三番目の陪審員』、『グラン・ギニョール城』、『紅楼夢の殺人』、『綺想宮殺人事件』など多数。近著に『大鞠家殺人事件』(第75回日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門、ならびに第22回本格ミステリ大賞・小説部門受賞)。

「2022年 『森江春策の災難』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芦辺拓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×