ハッピーロンリーウォーリーソング (角川文庫)

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著者 : 枡野浩一
  • 角川書店 (2001年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043594016

ハッピーロンリーウォーリーソング (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 寂しい時、一緒に寂しくなってくれる歌集です。
    苦しい時、一緒に苦しくなってくれる歌集です。
    ウツになった時、一緒に鬱々してくれる歌集です。
    落ち込んだ時、一緒に落ち込んでくれる歌集です。
    イライラしてる時、一緒にイライラしてくれる歌集です。
    自暴自棄な時、一緒に自暴自棄になってくれる歌集です。

    あなたの ほんだなにも おひとつ いかがですか。

  • わたしはカーテンの横で寝っ転がっていて、風が吹くたびにカーテンが揺れてわたしの顔の上を通り過ぎていくような、

    そんな爽やかチクチクムズムズ感

  •  写真のすみに、全てカタカナ化された短歌が良かった。読みにくいし、どこで切れるのかも分かりにくい状態だったので、次のページをめくって、きちんと平仮名・漢字(もちろんカタカナも)で表現された本物(?)が載っているのを見て、「あぁ、そうか」と。カタカナを解読した時よりも、すんなり頭に入ってきて、なおかつ解読に時間をかけているので、普通に元の短歌を読むよりも面白みが増す気がしました。

  • 14/10/23

    写真の上に全部カタカナで書いてあるのすごくいいセンスしてるなあと。裏には漢字になってて読みやすい。親切。

    [殺したいやつがいるのでしばらくは目標のある人生である]
    [年齢を四捨五入で繰り上げて憂えるような馬鹿を死刑に]
    このふたつブラック~でなかなかすき。

    [肯定を必要とする君といて平気平気が口ぐせになる]
    [本当のことを話せと責められて君の都合で決まる本当]
    このふたつ彼女に振り回されてる感じがとてもかわいくてなかなかすき。

  • ぐさぐさ来ます。
    共感したいような、『安易に共感するな』と言われているような。

  • 短歌に対して勝手に築いてた敷居を下げた一冊。赤裸々な短歌というものが存在するのかと驚いたのとともに、作者が一層身近に感じられた。
    余裕があるから歌をよむのではないのだ。僕ら(と乱暴に括る)と同じように人間をやっていくだけで精一杯だけど、表現媒体が短歌しかなかったかのような、今の必死さや無力さが伝わってくる。

  • なんかグサっと刺さるものがある。

  • 『石川くん』に掲載された啄木の現代語訳が今一だったので、枡野浩一の本気がこのレベルなはずはない、と思って読んでみた枡野浩一処女歌集(実際には1997年の『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』を編み直して文庫にしたもので、2001年刊)。

    もとはコピー・ライターをしていたこともあるという著者だけあって、短歌もコピーと見紛うような歌が目立つ。俵万智の口語短歌からニューウェーブ短歌を経て、さらにポップで平易なマスノ短歌へと変遷した短歌は、近代短歌の迷走期(失礼)を脱っし、「日本の最も大衆的な詩型」という本来のポジションを完全に取り戻した感がある。

    私家五撰
    - 「複雑な気持ち」だなんてシンプルで陳腐でいいね 気持ちがいいね
    - 傷口をなめ合おうよと近づいて「なおったから」と拒まれている
    - だれからも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け
    - 笑わない母を見舞いに行くための終バスを待つ兄と妹
    - 書くことは呼吸だだからいつだってただただ呼吸困難だった

    『ショートソング』に引用されている歌が 3/5 を占めてしまったのは、ちょっと影響を受け過ぎか…。

  • これ、ほんとにそう思ってんだろうなあ、という感じがよかった。
    短歌はさらっと読めるのに頭に残るなあ。

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