57577 Go city,go city,city! (角川文庫)
- 角川書店 (2003年2月25日発売)
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感想 : 27件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784043594030
作品紹介・あらすじ
特殊歌人・枡野浩一が歌う青い春。二十代のあなたを支えつづけてくれるかもしれないし、そうじゃないかもしれない、そんな歌を見つけてください。
感想・レビュー・書評
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中学生のころ、何度も読んだ。
年齢を重ねるにつれ、読み返す頻度は少なくなったけれども、
十数年たった今も、いまだに私の手元にある。
きっとこれからもずっと手元にあるんだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
既出の歌に四コマの絵がついたもの。
本人としては、こう切って欲しかったのかとわかり面白かった。
この人の歌は、ぐるぐると濃縮したものが、救われずに蒸発した感じを受ける。
うーん、賢者タイムになったらどうなるのだろう。 -
2013/02/05
自宅 -
ますのの短歌はかなり好きだが、
これはそれに4コマ漫画が付いている。
有名な人々が描いているようだが、個人的にはあんまり。
漫画を見ても、ああ。と思うだけで特に心動かされるものはなかった。
折角の言葉の広がりを抑制しているような。
こういう企画としては面白いのかも。 -
マンガ方式じゃなくても良かったかなと個人的に思った。
短歌自体は魅力を感じました。 -
1999年に出版された短歌集の文庫版である。元の版の単行本は目を通したことがないのだが、この文庫版では枡野氏の短歌に23名のクリエイターたちが4コマ漫画(なかにはマンガじゃないのもあるけど)をつけているので、ビジュアル的にも面白い。短歌っていうとどうしても地味なイメージがあるのでこういう試みは楽しいと思う。
俳句やら短歌やらっていうと学校の国語の時間に習ったっきりという人も多いし、難解で退屈というイメージがつきまとうが、こういうのは純粋に面白いか面白くないかで判断してもいいものだと思う(その他の文学作品にしても然り)。解らなければ解らないでいい。敬遠する必要はない。
それにしても作者の枡野氏の描く短歌はとてもイメージ豊かだ。
『辞書をひきバレンタインが破廉恥の隣にあると気づいている日』
なんてのはドキッとさせられるがどことなく共感を呼ぶものだ。そんな男女の細やかな一面を始めとして人の心理の恥ずかしい部分をたった31文字でペロッと露わにしてみせる作品は、どこか照れくさく、どこか大切なもののような気がする。
参加クリエイターは業田良家、辛酸なめ子、しりあがり寿、魚喃キリコ、松尾スズキ、南Q太、やまだないと、リリー・フランキーと豪華…らしい(知らない人もいっぱいいた)。
ただ気になるのは、たくさんの作品が収められているのにたった23首にしか4コマが添えられていない事。なんか4コマがつけられている短歌とつけられていない短歌があって中途半端な感じがした。これだったら全部字だけでもよかったかな、という気はちょっとした。
『あの夏の数かぎりない君になら殺されたっていいと思った』
他にも一瞬ドキッとさせられる短歌がたくさん収められています。面白いです。 -
現代短歌集です。枡野さんはこの頃(2003年以前)糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞にて連載をもっておられました。そこで彼と彼の短歌を知ってこの本を購入したのです。短歌は古文を使う古いものじゃない、今の言葉でも十分に楽しめて表現できるんだということがわかる作品集でした。えっちな短歌も面白いです。
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「自分応援短歌」って印象。素敵なのは素敵なんだけど、どうしても自分を出したくなっちゃう俺ガンバレ短歌のような気がする。この本は四コマ漫画つきで、有名漫画家やイラストレーターとのコラボであるのだがコラボってないとこは空白の四コマで、その空白の四つの四角にうじゃうじゃと枡野が顔を覗かせているのである。弱気ぶる枡野や強がる枡野、甘酸っぱいぶる枡野から素敵ぶる枡野。ぶる枡野ぶる枡野ぶる枡野枡野枡野枡野枡野・・ぶる。その「ぶる」ってのが私には曲者。
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「家出したくて」に声を出して笑った。
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思い出したいものがあったので、本棚から発掘。
何年ぶりかなあ。
痛みも伴うことばのかずかず。私は好きです。 -
一時期ほんと狂ったように読みまくってた。
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手始めに読みやすい短歌集。
前に読んだ短歌交じりの小説『ショートソング』と同じ著者。同じ短歌もいくつか入っていた。
こういう言葉遊び的なのは好き。4コマ形式で、英語訳もある変り種。15分で読める。
このブクログもどうなることやら。
大丈夫 急ぐ旅では ないのだし 急いでないし 旅でもないし -
斬新!英訳がおもしろいことになっている。
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4コマ短歌。対英訳が全てのフレーズに付き、まれにまんがもつく。
まんがが面白いものと、すっかり元歌に食われているものとあり。
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短歌集。31字で切りとられた日常はこんなにもばかばかしく、理不尽で、でもいとおしい。しんとした静謐さを感じるもの、ボディブローのようにじわじわきいてくるもの、脳天に雷が落ちたようにはっとするもの等、作品によって受ける印象がまったくちがい、開くたびにいつも新たな発見を与えてくれる本。
「手荷物の重みを命綱にして通過電車を見送っている」
「好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君」等々。 -
あの夏の数かぎりない君になら殺されたっていいと思った。
素晴らしい…。タイトルの発想も素晴らしすぎる。 -
なんだこの 視点 は!
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「ますの。」(実業之日本社)収録作に、イラストレーターが4コマ漫画でコラボレーションした作品。
「わけもなく家出したくてたまらない 一人暮らしの家にいるのに」など、孤独な現代人の呟きが聞こえます、って言っては紋切り型ですが、ベタなところが好きなのです。
著者プロフィール
枡野浩一の作品
