世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 3753
感想 : 462
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043595044

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!!!主人公、妄想爆発しすぎ!でもその妄想が迫力があってすごい展開が気になっちゃう
    。この人のお話は面白いな〜。今回は叙述トリックだけじゃなく、ストーリーが特に面白かった。真相は明かされないけど、そんなことは気にならないような終わり方と濃密な物語だったな。

  • くりかえし、くりかえし進んでいくというか。
    どんでん返しもなく、
    ハラハラする展開は、実は…で、
    最後はそれで終わるのね…

  • 何度だって読む。一気読み。絶望しかないけど、魅力を感じてやまない作品。葉桜より前に書かれたんですね。

  • そっち行くか系サスペンスと思いきや、
    あっちに行きこっちに行き。
    でも確信犯的に書いてるんだろなと思われる。
    読んでる方からすれば消化不良な感じ。

  • で、実際やってたの?どうなの?
    こんな感じで終わらせるなんて…。

  • 少年犯罪もの。
    息子が連続誘拐殺人事件の犯人ではないかと疑う親視点の物語。
    最後ぼんやりと終わるので読者の想像に任せられる感じ。

  • 自分の息子が、連続児童誘拐殺人の犯人ではないかと疑う父親の、妄想と苦悩の日々、なお話。

    どこまでも、想像力たくましいお父さんの姿が、痛々しい。
    これだけの行動力があるなら、さっさと息子に確かめろよ!と思いつつも、実際、自分が彼の立場なら確かめるなんてできないかもしれない、とも考えたり。
    いろんなパターンのストーリーが展開されていくので、何本もの小説を読んだようなお得感あり。
    個人的にはハッピーエンドが好きなので、どうにかお父さんの勘違いというオチが望ましいが、状況証拠があれだけ揃っていると、それも難しいかな。
    爽やかながら、これからのこの家族の運命が示唆されるようなラストが印象的だった。

  • 結局なに?

  • 序盤は面白かったです。結局分からずじまいで終わってしまった…。のめりこみましたが、消化不足な気がします。避けきれないバッドエンド。父親だけでなく他の人の妄想とか入り混じったらもっと良かったかも(?)。先が気になって読むのを止められなかったのは事実でした。

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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