ハッピーエンドにさよならを (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.49
  • (31)
  • (95)
  • (113)
  • (23)
  • (2)
本棚登録 : 741
レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043595075

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 面白かった。私は好きです。
    絶対にハッピーエンドにならないと分かってるのに読んで暗い気持ちになる。でもただ暗い気持ちなだけでなく、落ちがあって、軽くえぇーってなります。

  • 11編、全て不幸な結末

    読み始めは何も問題ない一見して幸せな物語が続きますがラストで一転して落とします。タイトルの通り「ハッピーエンドにさよならを」です。
    こういう短編集は好きなので一気読みでした。
    たった5ページで終わる簡単な不幸な物語から怒りが出る不幸な物語、哀しくなる不幸な物語。全てなんかゾワゾワします。

  • 悲しい話や救いのない話が好きな私はとても楽しめました。短編集ということで、サクサク読める一冊です。もちろん歌野さんですから、叙述トリックというかひっかけみたいなものは散りばめられていますが、物語として面白いので何度も読んでしまいます。
    タイトルを裏切らない作品ばかりですから、興味を持った方にはぜひ手にとっていただきたいです。

  • 物凄いひきこまれた!!
    基本、短編は好みではないけれど短い中にギュギューっといろんなものが詰まってた。そして、あれだけの数がある作品にはずれがなし。
    素晴らしい。

  • 毒注意。
    看病中読んだが、ほんの10数ページのいやーな話が満載。
    たとえば「おねえちゃん」姉の移植のために生まれてきた家族から微妙に差別を受けてきたという少女。
    この微妙さがなんともやりきれない。結末はもっとやりきれない。タイトルの意味もかなりいや。
    末娘のデスマスク作ってしまっている家とか、受験戦争の話とかもうもうもう勘弁みたいな、アンハッピーエンドてんこもり。
    ただ、短い分だけ薄いので消化不良にはならないかな。

  • 久々にヒットしました!
    話は不幸な感じなんだけど、意外な終わり方してみたり、なんでこんなこと思いつくかなってエピソードばっかりで面白いです。

  • タイトル通りハッピーエンド無し。

    あぁ…と溜息が出てしまう結末
    はぁ…と深く息を吐いてしまう結末

    アンハッピーだけれど、そこまで後味が悪くなく。非常に読みやすい。
    歌野晶午いいとこ取りを満喫出来ると思う。

  • ハッピーエンドじゃないどころか、かなり後味の悪い物語ばかりが集まった短編集。だけどその後味の悪さが突き抜けていて、逆に爽快。すごく面白かったです。

  • ミステリー好きにはたまらない!(と思う)
    想像をいい意味で裏切られ 「へー」となる。
    短編集だけども、どれも面白い。
    再読ですが 1度読んで結末が分かっててもわくわくしてしまう。
    他には無いような話ばかりで 好きです。

  • やっぱり私、歌野晶午ファン!短編で読みやすいけど、ちゃんと一つ一つのストーリーに仕掛けがある。

    歌野さんの手口を私は何個も目撃してきたから、なんとなくこうくるかなと予想したりはするんだけど、毎回最後に、ほほう、となる。さすが。

著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」共に第1位、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞。10年には『密室殺人ゲーム2.0』で史上初、2度目となる第10回本格ミステリ大賞を受賞。その他の著書に、『世界の終わり、あるいは始まり』『家守』『ずっとあなたが好きでした』等がある。

「2019年 『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハッピーエンドにさよならを (角川文庫)のその他の作品

歌野晶午の作品

ツイートする