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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784043596027
作品紹介・あらすじ
ベトナムで出会った青年の妖しい魅力に女は惑わされていく。名前も知らぬまま惹かれあう二人。デュラスの「ラ・マン」を思わせる、著者の新境地。魅惑の官能ホラー。
みんなの感想まとめ
官能と恐怖が交錯する独特の世界観が魅力的な作品で、南国の情熱的な雰囲気が漂う中、主人公たちの禁断の恋が描かれています。死の匂いに引き寄せられながらも、互いの本能に従って貪り合う様子は、艶やかでありなが...
感想・レビュー・書評
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余りに官能的で甘美で恐ろしい。
死の匂いに引き寄せられて訪れる、泡沫の恋。
本能のままに互いを貪る享楽的なその行為は実に艶めかしく、そして狂気を孕んでいる。じっとりと肌に纏わりつく温度感が夢現の境目を曖昧にさせていく。
私のどこかにも傷はつく。つけて欲しい、もっともっと。命を維持するために必要な血など、惜しくない。すべての血を、あなたに放出させてほしい。青ざめた私の死体はきっと、美しいだろうから─────。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
嫌いじゃない。ホラー小説というよりは詩に近い。エロくて俗な三島由紀夫みたいな質感。もうちょっとエグみがほしかった。
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この床惚れは天国か地獄か──。南国の果汁たっぷり官能ホラー。めくるめくベッドシーンもさることながら、数多のレトリックが散りばめられておりどこを読んでも味がする。霊による突然の耳舐めには少しフフッとなった。終始まとわりつく死の影、むせ返るような南国の匂いを堪能した。
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短くて読みやすかった。
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岩井先生らしい淫美で官能的ながらもしっかりとおぞましさを突きつけてくれる素敵な作品でした。
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夏になると、志麻子さんの本を読みたくなる。
なんとなく気だるくて、むっとしたにおいのするような雰囲気、さらに軽いホラー、怪談要素がまたいい。 -
まずいな、今のところただのエロ小説でクソつまらない…
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幽霊だっていいじゃない。気持ちいいんだったら。
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(朝読書)
岩井志麻子さんだけあって、やっぱりどこかホラーですね。 -
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官能ホラー、ってことだけど。……ううむ、いったい何が怖いんだろう。
ちらちら出てくる亡霊が怖い。生きた人間の情念も怖い。ラストのオチが怖くて、それをさらっと語ってしまう語り口がまためちゃめちゃ怖い。とにかく、全部怖いかも。薄っぺらい(物理的にね)一冊のわりには中身がとことん濃いなあ。
でも一番怖いのは、こういうものをすらっと書けちゃうこの人だね(笑)。「恋愛は、最初から地獄にあるのよ」だなんてさすがは志麻子さん。なんとも素敵な邪悪っぷりです。 -
ベトナムを舞台にした、官能ホラー。
新刊で出た時に買わなくて、今回古本屋でゲットしたんだけど、読み終わってなぜ新刊で買わなかったか思い出した…。
読了後、ふーん、で終わるって感じなのだ。
官能の部分もねぇ、たしかにやってばっかりいるんだけど…。なんつーか、私は古い人間なのか、やらないエロティシズムの方が感じるですよ。即物てきなのは、どうも…。
もっとも、岩井志麻子自身が、去年のこのミスに「多作だったけど、岡山に多作貧乏って言葉があるぐらいで…」って言ってたからな。へんに納得してみたりして。 -
セックス三昧inベトナム!with 死者の気配
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官能ホラー。ホラー?
う〜ん。不思議な雰囲気は出ていました。
どれが霊で、どれが霊でないのか・・。
見えているのか、見えていないのか・・。
めちゃくちゃ薄い本なので、1時間かそこらで読み終わります。
オチ・・読めちゃいました。 -
岩井さんのいやらしいのに暖かい言い回しとか小物のチョイスとか、後味の悪い幸福の描写が好き。
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ジャンルはホラーなんだけども、ぜーんぜん怖くもおもしろくもない。
またまた、ベトナムの男と寝るっつー話。 -
出発する飛行機の耳舐めのところがかっこよい。と思った。
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岩井志麻子の楽園(ラック・ヴィエン)を読みました。チャイ・コイと同じようなベトナムを舞台にした官能小説でした。最後にホラーの味付けがしてありますが、ほとんどは日本の女性とベトナムの若い男性が愛し合うという物語でした。ちょっと、食傷してしまいます。
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ホーチミンで出会った男と「私」のあれやこれやです。「私」ってぜったい志麻子さんだよなー。“かれの性器がいとしい”とかって、どこかのインタビューでも言ってたし。
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似たような話を読んだ覚えがと思えば、同じ作家の「チャイコイ」と言う作品と題材が同じなんですね。
でもこっちは角川ホラー文庫ということで、ホラーの要素が少々加わっております。
(2003.6.9)
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著者プロフィール
岩井志麻子の作品
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