文藝百物語

  • 角川書店 (2001年9月1日発売)
3.57
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043598014

文藝百物語の感想・レビュー・書評

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  • 久々の再読。
    好みの話は霜島ケイ「三角屋敷の怪」、竹内義和「鬼伝説の山で」。
    こうゆうなんで?という場所についての話はゾクゾクする。
    いつかは謎に対しての答えをどこかで読んでみたい。
    この百物語の会を映像で見てみたい、もちろん終了後の菊地秀行さんが原稿を広げる所まで収録して欲しい。

  • リアル百物語の完全収録本。
    怪を語れば
    怪を呼ぶ
    (Airportさん)

  •  時は1997年3月17日夕刻。東京根津の路地裏にひっそりとたたずむ古旅館の一室にて、伝奇&ホラー小説の第一線で活躍中の作家八名と製作スタッフによる「百物語」が催された。
     古式ゆかしい儀式に則って「結界」を張り、外界との「通路」となりそうなものは全て排除し、それでも不安を抱く者は各々「お守り」の類を携行し、夜会の幕は開かれた。
     この本は、その「百物語」怪談会の模様をなるべく忠実に再現した、記録物語である――。

     いやー、面白かったです。有名度「AAA+」級の怪談から初めて目にする世にも奇妙な話まで、バラエティに富んでいて最後まで飽きさせませんでした。
     特に各章の扉に書かれている、夜会の最中に起きた様々な出来事は、軽はずみに「百物語」をしてはいけない、と思わせるほどです。

     これを読んでますます、「百物語」を開きたい、と思う人は、なかなかの猛者ですな。
     私は誘われても絶対参加しないぞ。

  • 話者8人で百物語を行う。その聞き語り本。
    百物語による怪異を抑えるために、話者がいる部屋に結界を張る様子に気合を感じます。部屋の四方に塩を置き、絶えずお香を炊くという、念の入れよう。

    話者の中で加門七海さんは話題が豊富で印象に残りました。
    彼女のネタだけで百物語できるのでは?

  • 【目次】
    第一限
    死での身支度/間に合わない!/電話の声/死神の絵/チャルメラの音が/笑い声がついてくる/清滝で日が暮れて/お坊さんが車内を/一つ目の坊主,河童の写真/カマイタチ
    第二限
    追いかけられて/神社の傀儡師/殺された男の霊が/ハッと思うと窓際に/露天風呂の先客/明かりを貸してください/夜中に「おい」/仏像徘徊/嫉妬するマネキン
    第三限
    お婆ちゃんの人形/人形と少女/三角屋敷の怪/踊り廻る犬/鬼伝説の山で/猫を焼く/薔薇のさざめき/ガーベラの精/誕生日の薔薇/お見舞いの薔薇
    第四限
    たんころりん/うばたま/丑の刻参りの女/無駄だよ/看護婦さん,いたいよぉ/よくあることやから/出入りの激しい病室/不思議な子供/ゾッとする病室/三人目
    第五限
    霊安室に呼ばれて/誰かがエレベーターに/エレベータの隅に/オフィスの怪談/放送局の怪談/ああ,やっぱりいた/クローゼットの中に/ベトナム心霊ツアー/起きろ! ガチャッ/軍人の夢
    第六限
    Kは恐怖のK/続・Kは恐怖のK/深夜のホテルで/穿鑿好きな紐/加賀の化銀杏/海辺の宿で/宿坊の一夜/ちょうだい/取り憑かれて/のっぺらぼう
    第七限
    テレビ画面を横切る影/白い胎児の影/心霊写真と少女/全校生徒が合掌して/幽霊トンネルの写真/壁に,顔が/壁の顔をなぞる/現実が小説を模倣する話/窓の割れ目から・奈良のオシラサマの話
    第八限
    追ってくるもの/お稲荷さんの霊威/取り憑かれた姉/悪い家/次の番/足首に蛇が/繰り返す『四谷怪談』/近づく速度/私にも聞かせて/百物語のテープ
    第九限釣りの怪談/夜の奥の院/落とした話/ベッドの下でパタパタパタ/目を開けると/先輩の鳩/鳩の来る窓/証拠を見せてくれ/自分と違う影が/自分の顔最終限見知らぬ自分/心霊写真の私/宮城の蒲団の話/白蛇の化石/古墳で拾った石/浄瑠璃寺へ/原爆公園で/六本木の寂しさ/神棚の顔
    百話目に代えて
    百物語の霊たち/怪談好きと『百物語』/出るか出ないか,あるいは出たか/結界内の愉楽/冥界に遊ぶ夜/結局,何もおこらなかったのである……。/夜明けの女神たち/百一番目の恐怖
    特別寄稿
    何……か……(竹河聖)

    編者付記(東雅夫)
    文庫版あとがき(東雅夫)
    解説(小池荘彦)

  • 文芸家達が一堂に会し語る怪談話。
    最後のオチの恐怖が素晴らしい。

  • 三角屋敷その1

  • 短く怖い話。面白いな。

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