冷静と情熱のあいだ Blu (角川文庫)

  • 角川書店 (2001年9月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784043599011

作品紹介・あらすじ

かつて恋人同士だった男女。恋人時代に交わしたたわいもない約束。本当に、その日、その場所に相手は来るのだろうか……男の視点を辻仁成、女の視点を江國香織が描く、究極の恋愛小説。

みんなの感想まとめ

恋愛の切なさと未練を描いた物語は、過去の約束が未来にどのように影響するのかを探求しています。十年前に別れた男女が、彼女の誕生日にフィレンツェの大聖堂で再会する約束を思い出し、その思いを胸に生きる様子が...

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛モノです。十年前に別れることになってしまった二人。別れる前に、彼女・あおいの30歳の誕生日にフィレンツェの大聖堂で会う約束をしていた。その約束を頼りに生きている彼・順正。果たして二人は会えるのだろうか?

  • 刊行されたばかりの頃に初読
    四半世紀を経ての再読だったが
    びっくりするくらい何も覚えておらず
    新鮮な気持ちで読了

    順正の心の動きや周りの人達
    フィレンツェや東京の景色が
    手に取るように分かる素敵な物語だった

    またフィレンツェを訪れてみたいと思う

  • 江國香織版のRossoだけ読むつもりだったんだけど、結局辻仁成版のBLUも読んじゃいました。だって結末が気になるんだもん。

    江國香織版に比べて「ネタバレが早すぎる」「順正が幼すぎる」と言うのが素直な感想です。

    江國さんは意図的に阿形順正についての描写を控えてた面もあると思うのですが、順正はもう少しミステリアスな大人の男だと勝手に思い込んでました。

    辻版の順正は幼い分、愛情の吐露も熱烈でした。
    『あおい、あおい、あおい、ぼくのたった一人のあおい……』
    なかなか書けるものではありません。

    気になっていた結末もやはり、江國版の大人な結末の後にもう一展開ありました。

    でも読み比べてみると、江國版のあおいの思いと辻版の順正の想いには結構大きめなズレがあるような……

    このズレこそが作家二人が同じ物語を描くこの企画の面白さなんでしょうけど、残念ながら二人の明るい未来が思い描けなかったなぁ。また同じ10年が繰り返される気がします。

  • 元カノへの未練。ただ、ただ未練。舞台がイタリアだから、景色とか雰囲気で、おしゃれな感じになってるけど、、これが日本で、仕事が売れない芸人で「通天閣で会おう!」だったら、また下町風のストーリーになっていたかも。そうならないのが、辻さんと江國さんのコラボレーションのいいところ。読書後、すぐROSSOの方へ。

  •  阿形順正目線。
    あおいと別れた後、フィレンツェに渡り修復士の修行をしていた順正。新しい恋人•芽みは自由奔放で溌剌としていて全てがあおいとは正反対。あおいを忘れられないからこそ真逆な子を選んだのかな。忘れさせて欲しいって気持ちも混ざってたんじゃ。

     男性の持つ繊細さが丁寧に描かれていて、身勝手で余裕がなくて苦手だけどかわいくも思えるのは辻さんが描く男の子だからか、私が年取ったからなのか。でもやっぱりマーヴ推し。

     フィレンツェの街並みの描写とか素敵で、イタリアに行きたくなる。

  • 赤本からの青本でした。この順番のほうが
    感動が大きいかと思います。
    両方読んで、お互いの気持ちの揺れだったり
    迷いだったり、苦しみだったり、辛さだったりが
    波のように、引いたり戻ったり、心を揺さぶった。
    お互いにはっきりと自分の気持が言えないというのはこんなにもどかしいものなのか。

    特に青本の文章は、季節だったり、天気だったり
    風景だったりの描写に潤いがあり、美しかった。
    赤本の最後を読んだとき、映画と内容が違ったのでとてもがっかりしたのだが、青本でしっかりと回収してくれてすっきりした。(それでも映画とは違うが)

    こうなると、赤本と青本が合体した 愛蔵版も読むべきか。

  • 「冷静と情熱のあいだ」ロッソとブルーを読んで、それは何の間なのか?考えてみた。
    よくよく考えると、何をもって冷静と呼ぶのか?なにをもって情熱と呼ぶのか?よくわからない。

    多分、相手の気持ちを尊重すること/自分の気持ちを衝動的にせず見つめ続けること/ずっと一定の気持ちを保つこと と、変わらない愛を持ち続けること/相手への熱量を自分の意思とは関係なく持ち続けることの間なのかもしれない。それが冷静で、それが情熱なのかもしれない。そこをジュンセイとアオイは行き来しているのかもしれない。と思った。

    そう考えると、冷静と情熱は相反するものでありつつ、同じラインにあるんだとも思えるようになった。
    変わらない愛を持ち続けることは、冷静でもいて情熱的でもある。それってすごく不思議なことだと思うな。

  • こちらは男目線の物語

    やはり同性であるからか、
    感情移入しやすい。

    男は名前をつけて保存
    女は上書き保存

    だから男は過去の恋愛を思い出しは浸り、引きずり、未練に溺れる。そういうもんなんですかね。

    そしてこちらはRosso(赤)より
    気持ちのいい、希望の見いだせる結末でした。


    男性と女性とで
    それぞれ青と赤、どっちが良かったかとか
    どっちがどうのこうのとワイン飲みながら議論したいと思いました。以上!

  • 絵の修復士として過去を大切にする主人公の順正

    だからこそ元恋人のあおいを想い続けてるのか、それとも想い続けてるからその仕事を選んだのか…って考えながら読んでました

    そんな順正に想いを寄せる芽実もまた切なくて、なんとも言えない気持ちになります

    ラストは、8年のブランクが数日で埋まるわけないよなって納得しかけたところで、もう一展開

    ふたりがその後どうなるかは描かれてなくて、その余白がまたよかったなと思います

  • 江國さんの方から読んだけど、男側がこんなに未練たらたらだったなんて。
    改めて江國さんのあとがきに記されていたように、彼女からみた順正とは随分違っていたし逆もまた然り。
    ただ大恋愛の末結ばれるという典型的な物語ではなく、会わなかった長い時間の中で思い描き神格化してきたかつて彼が愛したあおいは変わってしまったと結論づけたところが切なくて心に響いた。
    余韻を持たせた終わり方も非常に良かった。

    あとは何よりフィレンツェという過去に閉じ込められた街と修復士という視点が大変興味深かった!
    時代は移り変っても、絵画は修復を繰り返し現在を生き続けていくというのが素晴らしいなと思った。芸術はいいなあ。素敵な街、素敵な考え方。
    フィレンツェの良さを感じさせる美しい文章だった。

  • 赤も青も読み終わった!
    青は、順正の思いがたっぷり書かれてる。過去への思いが重い。愛する人への

    『人はみな未来を向いて生きなければならないのだろうか。
    過去しかない人生もある。忘れられない時間だけを大切に持って生きることが情けないことだとは思わない。もう戻ることのできない過去を追いかける人生をくだらないとは思わない。みんな未来ばかりを語りたがるが、ぼくは過去をおろそかにすることができない。
    あの日に帰りたい、とリフレインする日本のポップスを時々くちずさんでしまう自分を切り捨てられないでいる。』

    こういう言葉って、こういう状況にならないと出てこない気がする。
    歌とか小説の世界みたいな、
    だからジーンときた。

    文学的にも?話し言葉じゃ使わないようなビビッとくる表現たくさんあった。辻仁成さんの本初めて読んだけど、すごい

    比喩とか描写が好き。

    崇が僕の知らないあおいのことを語り始めた時
    『風の中で昔日の出来事が風鈴のように揺れては乾いた音を響かせた。氷と氷がグラスの中でぶつかり合うような冷ややかな音色であった。』

    『初夏の爽やかな夜風が川から吹き上げてきて、ぼくのシャツの中で膨らんだ。汗が少し抑えられて、ぼくはそこで初めて深々と呼吸をすることができた。』

    この辺好き

    Rossoより、"冷静"と"情熱"ってワードが格段に多く出てくる。
    例えば、あおいの描写で
    冷静の中に情熱を押し隠して歩いているような
    って言ったり

    会えたことの勢いが二人の熱情に火をつけ、冷静に水を注いだ。
    とか

    情熱が冷静に駆逐されようとしていた。それは世界中で毎夜明け、夜が朝に駆逐されるのに似ていた。
    とか

    幸せなんだ。そうだよな、あおいは幸せなんだ・・・アメリカ人の恋人がいて、彼女を待っている街があって、働く場所があって、肉親のようなフェデリカがいて、優しい友人たちがいるのだ。そこからあおいを奪う自などなかった。そんな情熱は正しくない。

    ここ苦しい

    あの時はまだ情熱があった。いつかきっとここであおいと再会する。

    きっと順正にとって"再会"が生き甲斐で、情熱を現すものだったのだろう
    その後が冷静なのか

    この街の役目は終わったのだ。そう思うと、何もかもが違って見えた。見慣れた街並みも人々も。すべて、そこら辺で売られているポストカードの中のフィレンツェみたい。
    ここも好き。

    あとがきも心に残った!

    冷静と情熱のあいだには何があるのだろう。愛と孤独のあいだには何が横たわっているのだろう。読者の皆さんがこの作品を通してそれぞれの感情のあいだに流れる小さいが決して途絶えることのない川を発見して下さることを希望しています。

    あいだ、か。読めてよかった

  • 一歩間違えるとストーカー気質な話なのですが、映画みたいなラブストーリーですね。
    これはBlueなんですが、 redってもしかしてあおい目線の話なんでしょうか。

  • ※両作感想共通

    主人公たちにはまじで共感ができなかったけど、
    作品としてとても面白かった。

    過去に囚われて(この小説でこの言い方は野暮かもしれんけど)目の前の人を無責任に傷つけてるくせに、
    自分たちの事は美化している感じは結構しんどくて、
    「冷静になれよ…」とツッコミを入れてしまった笑

    でも、愛はそうした強烈なエゴを含んでいて、
    2人にしか見えない世界を持っていて、最初に抱いていたこのもどかしさが後々、
    余計にタイトルに思いを馳せることに繋がった様な気もする。

    RossoもBluも、どちらも葛藤の中で出てくるフレーズにはとても心を動かされたし、登場人物それぞれがとても人間らしい。
    どちらも読むことで、最終的にタイトルがじんわりと心に沁みてくる。お見事だと思う。

    ふたつを読んで互いの物語に深みが出てくるのも楽しさのひとつ…

    最初は(江國さん好きだし、名作だし読んでみるか〜)って気持ちで読み始めたけど、
    初めましての辻さんのラストはかなり痺れるものがあって、まさに「冷静と情熱のあいだ」の揺らぎの描き方が凄かった…

    結局は2人が「冷静と情熱のあいだ」を埋められると良いなってほんのり思っちゃうんだからすごい。
    ほんと、突き動かすような物語で、
    とんでもない激情を覗いてしまったような読後感。

    あと、街並みや絵画の描写もかなり面白くて、
    お二人の表現の幅がものすごい…!
    当時の時代背景とかも窺えて、そこも楽しみポイント◎

    がっつり恋愛小説って少し苦手意識あって
    あんまり読んでこなかったけど、
    新鮮でいい読書体験になったな〜。

    やっぱり本を読む時は
    食わず嫌いせず読みたい所存。

  • 『Rosso』の感想では、ド定番な展開のメロドラマと書いたけど。
    こっちは、さらに、イモくさいメロドラマって感じ(^^ゞ
    たぶん、主人公がつき合っている(三枚目役である)芽実が、子供っぽさのある純な性格で体つきがふくよかに対して、ヒロインのあおいは正直すぎて辛気臭さく体型は細身という、男のド定番願望の対極のキャラ設定に、ダッサーって思っちゃうんだと思うw
    ていうか。
    小説でもドラマでも、コメディでない恋愛物でヒロインが太めという話って、はたしてあるんだろうか?

    あと、二人が再会してから、あおいの性格や言葉づかいが急に幼くなっちゃうのも、まさにありがちな男の願望そのままで、ドッチラケだったかな?w
    ま、つき合っていたのが20歳の頃だから、どうしても話し方が戻っちゃうっていうのはあるのかもしれないけどさ。
    幸か不幸か自分にはそういう経験がないからw、その辺はよくわからないな(爆)

    まぁ、自分が男だからかな?
    つい、こっちに辛口の評価をしてしまうっていうのはあるのかもしれないけど、まだ「Rosso」の方が読めるかな?と思った。


    そういえば、かつて決めた日にちと場所にそこで男女が逢うといったら、映画の『ビフォア・サンライズ』シリーズだけど(もっとも、あっちは逢わなかったんだけどさ)。
    あれと比べちゃうと、こっちは二人がパッツンパッツンすぎちゃうんだよね。
    恋って、もちろん頭の中がパッツンパッツンだから恋なんだけどさ。
    でも、これって、冷静と情熱の「あいだ」なわけじゃん(^^ゞ
    二人とも、ひたすらパッツンパッツンで、冷静なんて欠片もないじゃん(爆)

    無為な日常を淡々と描いて、そこから少しずつ少しずつ過去を記憶を入れていくことで盛り上げていって、クライマックスでバーン!とやるのはお決まりなんだろうけどさ。
    ていうか、読む(見る)方もそれを期待して読む(見る)んだろうけどね。
    自分は、『ビフォア・サンライズ』のあのシリーズにある、パッツンパッツンじゃない、一種の「引き(=茶化すユーモア)」がないと「アホくさ…」って思っちゃう方かな?
    だってさ。
    他人の恋愛なんて、どーでもいいことじゃんw

    いや、これ(恋のパッツンパッツンさw)を求めている人にとっては、二人がパッツンパッツンすぎるからこそ感涙に咽ぶことが出来るんだろうけどさ(^^ゞ
    それは求めずに、でもラブストーリー(パッツンパッツンの恋を過ぎた恋愛)を味わいたい人からすると、こういうのって、どうしてもイモくさい話になっちゃうんだよw
    それは、ミステリー小説もそうだし、特にSFなんかがそうだけど、コアのファンが「名作」と評価するものほど、コアのファンじゃない人にとってそれは「またこれ?」と感じるものだし。
    そのコアなファン向けの喜ばせ臭に、「クサ…」、「ダサ…」と思っちゃうものなのだw
    もっとも。
    それは、自分というユーザーが、たんに商品選択を間違えたってことなんだろうけどね。

  • 順正もまた、あおいのことを忘れられずにいた。
    忘れられないほど愛した人。もう二度と会えない、でももしかしたら会えるかもしれない約束が、元恋人の存在を心の中で膨れ上がらせ、過去の二人よりも高尚な場所へとどんどん向かってしまう。
    どんなにお互いを求めていても、その存在を過去にすがり求める限り、未来で共に生きていくことはできない。共に未来を生きるためには、現在を一緒に積み上げるしかないんだ。
    「過去に囚われ過ぎず、未来に夢を見すぎない。現在は点ではなく、永遠に続いているものだ、と悟った。ぼくは、過去を蘇らせるのではなく、未来に期待するだけではなく、現在を響かせなければならないのだ。」という文に心打たれた。
    Rossoは違った印象を受けたけれど、Blueを読んだ後は、どうか、二人が、二人で幸せになれますように、と思ってしまった。

  • Rosso Blu の順番で読んで良かった。逆だと全く違う読後感になるところでした。
    同性だから、ってのもあるんでしょうが、Blu の方がだいぶ読みやすく、感情移入もし易かったかな。
    Rossoのラストは、辻仁成の為に、敢えて江國香織さんが前振りに徹してあげたんだろうか、、と思うくらい、Bluのラストには、やられた〜感とともにホッと出来ました。
    映画は見てないけど、本を超えることは無いだろうと思える素晴らしい筆致でした。

    アルバイトのあおいがICに乗り、お坊っちゃんの順正がEurostarに乗る、というのは、中々生々しい描写か? ここぞというときにはお金より時間が大事。。

  • 江國さんの赤本があるからこの本も良いって感じかな。
    映画はチープ感がありましたが、本はおススメです。
    ミラノやフィレンツェは本で読むだけでなく実際に行ってもいいところです。

  • 江國香織さんのRoseを読んだのが確か11月。
    あの時の情熱が冷めないうちに辻仁成さんのBlueを手に取った。


    Roseのラストであおいは「ひきとめてくれない順正の正しさと誠実さを、考えてみれば私は愛したのだ」と考えていたようですがそれは勘違いだとわかりました。

    順正は再会してからお互いの事を話していく上で、あおいの変わらない冷静さと芯の強を再確認し、彼女が今回の再会を期に全てを清算しようと思っていると勘違いしていた。
    だから引き止めれなかった・・・

    本当に些細なすれ違いで人の人生は大きく変わってしまう。

    Roseではその一瞬だけ交わる情熱が美しく思える反面、愛する人と結ばれないことがやはり悲く感じたのを覚えています。

    てっきり2人はそのまま別れたのかと思っていました・・・

    でもBlueのラストには諦められない順正の走る姿がありました!

    そうこなくっちゃ!!(o^^o)

    その後どうなったかはわかりません。
    でもこのBlueを読んだ上で私は静かに祈る。
    順正の8年越しの想いが届きますようにと。

  • あまり内容に言及してなくていけないんですが、順正のやっている絵の修復というのは、とても重要な意味を持っているのだと改めて思いました。特に美術館とかに行くとそう感じます。

  • 図書館の『LOVE』特集に並んでいて「そういえばこれ、あんなに流行ったのに読んでない…」と手に取った本。
    …あああああ。
    なぜに『青』から読んじゃったんだ、私(>_<)。
    これは交互に読むべきだった(>_<)!
    読む順番を間違えたとはいえ、とても素敵なストーリーでした。
    風景の描写にイメージが湧きます。
    小田急沿線に住んでる私は感情移入もしやすくそこも良かった。
    冷静な順生の時折見せる激しさやくすぶった情熱。
    昔の恋人と今の恋人、そして師匠への愛情に揺れる心情。
    なかなかオトナなラブストーリーでしっとりしました。

    江國香織さんの方が早くラストを書き上げ、辻仁成さんに「このまま終わらせないで」と頼んだ…という経過をがあったそうで…。
    こういう手法の小説は楽しいね(^^)。
    交互に連載したのに、出版はそれぞれが…というところがまた良い。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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