- Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043600014
たのもしき日本語 (角川文庫)の感想・レビュー・書評
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これは傑作かもしらんよ。語源からニュアンスの妙までがぬかりなく語られるのさ。「どうも」が挨拶語の侵略者であると見抜くなど、この二人でなくては成し遂げられまいよ。楽しい雑学本と言ってもよさそうさ。
素晴らしくも多分に妄想的な吉田・川崎両者の言語感覚にレビューという拍手も惜しまない俺さ。なにブラボーには及ばないよ。(カズハ/★4)
我々は日本語に慣れ親しみ、そのたのもしさを当然のように享受するあまり、これを疑り検証するこころを忘れていたのかもしれないな。万人へ向けたお役立ち本ではないことは確かだが、この本を楽しめる輩となら一献交わす仲になれる……そんな気がするのさ。ランダムに挙げた日本語一覧表を作って、目隠ししてせーので指差した語についてあれやこれやと無責任に検証する飲み会を自分も開催してみたいものだ。もちろんカズハ君には必ず参加してもらわねばなるまいよ。予定は空けておいてくれ。(児島/★3.5)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本語って、たのもしい!
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完全に影響を受けた一冊さ。
語り口の妙だな。 -
日本語のたのもしさに関する本。
色々な言葉が対談形式で語られていて、その掛け合いが凄く面白い。
また、日本語のみならず、ロシア語やオランダ語、フランス語に至るまで幅広く取り扱っていて、それぞれに素朴な疑問が散りばめられています。
「アジト」ってロシア語が語源だったのか!
雑学も吸収できます。 -
にやにや読んでいるのをみられ、外国人に「翻訳シテクレ」と頼まれたら、相当困るであろう、一冊。国内向き。
ときどき出てくる吉田戦車さんのカットがGOOD。
続刊の「失敗、成功、中くらい」は文庫化されていない様子。 -
日本語の「たのもしさ」を延々語りつくす本。「たのもしい」という表現自体から何となくおかしさを感じてしまったが、思い込みとか偏見ばかりと思いきやたまに当たってたりするのがまた面白い。
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090228(a 090327)
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言葉の可能性。言葉の可塑性。変容性。あいまいにしているけど、本当はそこのところどうなの!黒しろをはっきりつけてみよう!という意気込みを示した本。言葉がもっている表現としての楽しさは、こうした感性のすりあわせの中から磨かれるのではないか。言葉なんてつまらないよ、と思っている人にぜひ。エコマッチ、ってどんな道具かこの本の中で探してみよう。吉田戦車の楽しいイラスト解説で笑うこと必定。
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吉田戦車が好きなので買ってみた本。博覧強記な二人が語の成り立ちから付随するイメージまで自由に語っていて面白い。これから真面目に言葉を研究する人にも良い入門書となるのではないか。研究の方向性を間違えそうだが。吉田戦車の言葉に対するこだわりが伺える。
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ニヤニヤ笑える
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