歯車―石ノ森章太郎プレミアムコレクション (角川ホラー文庫)

制作 : 石ノ森 章太郎 
  • 角川書店
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043610020

感想・レビュー・書評

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  • 名作「くだんのはは」「マタンゴ」が収録。くだんのはははいつ読み返しても怖い。くだん自体が怖いのではなく、物語の持つ雰囲気と流れの怖さ。

    私は手塚派だから、石ノ森は正直最初、手塚の亜流だとしかとらえて読んでいなかった。石ノ森の作品はたいがい読んだが、なぜ手塚が嫉妬したり「石ノ森になりたい」とまで言ったのか、子どもの私にはわからなかった。
    でも、この文庫を読み返して、石ノ森にあって手塚にない「洗練感」を強く感じた。絵も話も物語のマンガとしての流し方も、お洒落なのだ。
    手塚がキャラクターを「筋の語り手」としか描いていない短編も多い中で、石ノ森のキャラクターは細部まで活きている。色気がある。
    これからはもっと違う目線で石ノ森を読み返せると思うと楽しみ。

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著者プロフィール

『サイボーグ009』のほか、『人造人間キカイダー』『佐武と市捕物控』『HOTEL』『マンガ日本経済入門』『幻魔大戦(原作:平井和正)』など、あらゆるジャンルの膨大な作品を描き、「漫画の王様」と称された巨匠。その作品の多くがアニメ化・実写化された。『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』といった特撮シリーズの生みの親でもある。1998年死去。

「2016年 『サイボーグ009 VS デビルマン -BREAKDOWN-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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