今夜は眠れない (角川文庫 み 28-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611010

作品紹介・あらすじ

母さんと父さんは今年で結婚十五年目、僕は中学一年生でサッカー部員。そんなごく普通の平和な我が家に、ある日突然、暗雲がたちこめた。"放浪の相場師"とよばれた人物が母さんに五億円もの財産を遺贈したのだ。お隣さんや同級生は態度がかわり、見ず知らずのおかしな人たちからは脅迫電話があり、おまけに母さんの過去を疑う父さんは家出をし…。相場師はなぜ母さんに大金を遺したのか?こわれかけた家族の絆を取り戻すため、僕は親友で将棋部のエースの島崎と真相究明の調査にのりだした。

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすい。
    最近は重めのミステリーとか色々と考えさせられる作品を読んでいたので、この作品は疲れずスッキリ読めました。
    終盤までは、話の落ちがあるのかという感じだったけど、最後は良い感じでした。

  • 突然、5億の遺産を手にする事になってしまったちょっと家庭不和気味の普通の家庭。そこから始まる難事件に中学生の息子が友人と共に奔走する。
    ホームズ・ワトソンコンビの系統ですね。軽快なお話ですが、ラストに一工夫。
    小学生から中学生がミステリーに興味を持ってくれそうな導入本。
    宮部さんってホント何でも書ける。

  • 素直に面白かった!
    ありふれた家族に起こったありえない事件。
    家族が1つの絆で固く結ばれていると思うのは、思い上がりかもしれませんね。家族だからって、みんなが同じ方向を見ているわけじゃなくて、お互いのことを何でも知っているわけでもなく。だけどそんなことに気づかない振りをして日常を過ごしている内に、それが幸せな家族という幻想にすり替わっている……と、そんなことを言ってしまうと、家族って何だかつまらなく味気ないものになってしまいますね。でも、だからこそ何かの拍子に、自分にとって何が大切で何が幸せなのか気づくことも出来る可能性も秘めているのだと思います。そうなれば、家族は強い。ちょっとやそっとでは解けない絆が今度こそ結ばれるのではないでしょうか。
    今回の事件は、中学一年生の雅男くんを幼い子どもから、きりっとした大人の表情を垣間見せるような少年へと成長させました。
    宮部みゆきさんの少年が主人公の作品は、ほんの数冊しかまだ読んでいませんが、彼らは過酷な運命や試練、絶望感をいつだって背負わされます。更に子どもという立場はいつだって大人の都合によって振り回されます。今回の雅男くんもその内の1人だと思います。けれど彼はちゃんと自分の力で立ち上がります。そして信頼できる仲間とともに頭で考え行動に移し、現実を打破していきます。
    宮部さんは、少年たちの持つ可能性を信じている人なんだと思いました。雅男くんが真実に辿り着くのを優しく温かい眼差しで見守っている、まるでマダム・アクアリウムのようです。
    雅男くんをはじめ島崎くん、マダム・アクアリウムとその息子、彼らがとっても大好きな登場人物となりました。また会いたいです。

    • hs19501112さん
      突然のコメント、失礼いたします。

      レビュー率100%って・・・素敵です。

      思わずフォローさせていただきました。
      突然のコメント、失礼いたします。

      レビュー率100%って・・・素敵です。

      思わずフォローさせていただきました。
      2018/12/19
    • 地球っこさん
      hs19501112さん、コメントありがとう
      ございます(*^^*)
      これからよろしくお願いします。
      レビューは、最初の頃よりはまだマ...
      hs19501112さん、コメントありがとう
      ございます(*^^*)
      これからよろしくお願いします。
      レビューは、最初の頃よりはまだマシな
      (字数が増えた 笑)文章になってきたかな
      と自分では思ってるのですが……^^;
      と言っても、内容は読書日記とか感想な
      ので、難しいことは何にも書けてません……。
      語彙力とか増えたら良いんですけどねぇ。
      2018/12/19
  • 母親に突然謎の5億円の遺産が舞い込み、色々な騒動が始まる中、中学生の息子と友人が謎を解明すべく調べ始めます

    再読。なのに話に思い切りびっくり(パラパラ漫画だけはしっかり覚えていたけれど)そしてこのブクログに433人もの人たちが感想を書いていること、一般にもこの本が読書感想文の対象になっていること、にも驚きました。嬉しい驚き。大好きな宮部みゆきさんの25年前の作品

  • 中学生の自分が読書いいなって思うきっかけかも。

  • 中学の男子が「かしら」って言うかな?
    いや、何度も出てきたのでちょっと気になってしまいました
    ストーリーは楽しめました
    にしてもアクティブな中学生たちだなと

  • サラッと読める、小さくて大きな家族ドラマ。
    ドロドロしてないけれど全くのハッピーエンドは期待していない、最後は胸のすく思いをするようで、良い読了感だった。

    大人には一つくらい、秘密がある。大人になったら一つ、秘密ができる。なんだかロマンがあっていいなぁ。

  • 最後のあざやかな、どんでん返し。
    これがたまんない。

  • サクッと読める、まぁミステリー?かな。主人公目線ですすむ展開で、親しみやすく読みやすい作品だった。さすがです3.3

  • 初期の宮部みゆき作品。この頃の作品は全体に優しさが漂っていて読みやすい。父親が娘に勧めるには悩ましいところ。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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